ブログ100回超えましたし、新しい取り組みとして自分のレパートリには【My Repertoire】を付けて紹介することにしました。【My Favorite】は好きだけどまだレパートリになっていないものでしたが、【My Repertoire】はこれまで何回も実演してきたマジックです。ある程度ウケないと再び実演しようとは思わないので手ごたえがあったものとなります。カップ以外のものも紹介していきたいと思います。
今回はチョップカップルティーンの紹介です。チョップカップはいろいろなタイプを持っているものの、それらを実演することは実はあまりありません(もったいない…)。この手順を行う前に、チョップカップを単体として実演していたカップは以前紹介した「Dice Chop Cup by Stephane Bourgoin」です。私はマーチン・ルイス氏のカップから大量にサイコロが出てくるマジックが好きでしたので、このダイスカップのチョップカップ用にギミックを作り、最後にサイコロを大量に出すチョップカップの手順を実演していました。
そんなとき、マジックムーブメントさんで「YUSHI'S ULTIMATE CHIP & CHOP」という商品が出ました。残念ながら今は検索をしても出てきません。このマジックは未開封のプリングルス缶の中から観客のカードや携帯、時計などが出てくるというマジックでした。さらにチョップカップもできるということで「 CHIP & CHOP」」というタイトルがついていたと思われます。この商品を見たとき、カードマジックから自然にチョップカップの手順を行うことが出来るのでいいのでは!と思い、購入しました。
ですので、私がこのチョップカップの手順を行うとき、これ単体では行いません、前段としてカードマジックを行い、観客のサインカードが未開封のプリングルスの缶から出てきた後、せっかくなのでこの缶を使ってもう1つマジックをします…と缶の内側をポテチの塩が付いているのでちょっと拭いた後、ボールを取り出してチョップカップの手順を始めます。
チョップカップの手順では、先の大量サイコロの出現が好きだったので、この手順でもそれをしたいと考えました、、、でもサイコロを出してもあまりつながらないよなぁ…と考えて、じゃあ大量のちっちゃなジャガイモが出てきたら面白いんじゃないかな?と思うようになりました。しかしそんなものあるのか…?と思って探していたら「ドールハウス」用としてミニチュアの家具や食器、料理や野菜などが売られているのを知りました。そこでいろいろ探して「ドールハウス用」ミニチュアジャガイモを販売しているお店を見つけ、そこにお願いすることにしました。プリングルスの缶が結構大きいため、200個のジャガイモを注文しました。このジャガイモは作家さんが1つ1つ手作りで作っているため、2,3か月待ってくださいと言われましたが、とてもいい感じのものを作ってくれました。
手順は非常に一般的なチョップカップの手順です。まず赤いボールをポケットに入れるけど指を鳴らすとなぜか缶の下に戻っているというのを何回か行います。やってるうちに指の鳴らし方をちょっと変えるとなんとボールが戻るのではなく、ボールサイズくらいのジャガイモが出現する…今度は大きな音で指を鳴らすと、缶から大きなジャガイモが出現する…最後にみんなで指を鳴らしましょうと言ってみんなで指を鳴らす…「何が出てくると思いますか?」と聞き、缶を揺すりながら少しずつ上に上げていくとシャカシャカと音を立てながら大量のミニチュアジャガイモが出現する…ちょっと手に取ってもらったりしてジャガイモであることを確認してもらって終了。マットの上になだれ落ちたジャガイモはマットごと持ち上げて紙袋にザザザっと流し込む…という感じで終わってます。
あと、このプリングルスの缶ですが、現在は販売されていない長さのものです。今はもう少し長いものが販売されています。ですので、当時販売無くなったと知ったとき駄菓子屋さんに行って40個くらいプリングルスを買い占めたものを今でも少しずつ使っています。1年に1回か2回くらいしか実演しませんので、もう少し持ちそうです…
このようにカップからザザザっと固形のモノが出てくるのが気に入った方は、サイコロでもいいでが、ちょうど先日、コーヒーのタイプのモノが発売(厳密には予約)されましたので紹介します。3つのカップを使うもので大量のコーヒー豆やコーヒー(液体)が出てくるようです。ちょっと場所取りそうですけどね(;^ω^)


