今年の初めに悪魔の様相というものを書きました。
悪魔は神になり代わりたい存在である、
人間にとって一番大切なのは目に見えない「信仰」、
大いなるものへの帰依の心と書きました。
悪魔は安易に全てが手に入ると思い、
そういう手段を使います。
その手段とは何でしょうか。
神が説く法を自分のものとすれば、神に成り代われる。
神が創造したように自分もこの世を支配する力を持てば
神に成り代われる、そう考えます。
根本神仏はその存在として、この宇宙では唯一のものです。
この世界に法を統べらせています。
根本神仏はこの世界で唯一であり、独りであるというところから
[ The Creator ]であるのです。
創造し多くのものを育んでいます。
神の下(もと)にあるものは喜びです。
悪魔はどうでしょうか。
神の法を自分のものとすれば、人々は自分を神とするだろう。
人々は自分を神と言い、自分の下にくるだろう。
この世を支配する力を自分のものとできたら、
自分は神と言われるだろう。
もはや神の存在はなく、神のように崇めるだろう。
悪魔は孤独を嫌います。
神の法を自分のものとし、神に成り代わり神の如く
振る舞い、人を集めます。
また、仲間を増やしていき、その力を増大させ、
この世を支配しようとします。
悪魔の下にあるものは破壊と恐怖です。
では神にとって悪魔の存在とはいったいどんなものか、
それはまた違う機会に書くことがあると思います。
悪霊と言われるものではなく、悪魔という存在、
悪魔の存在は精神世界からみて
普通の霊能者が見て悪魔が取り憑いていると言うくらいの
ものではありません。
こういうことを言う人は既に魔に翻弄されています。
大きな悪魔の手下か小さな悪魔に騙されています。
通常は悪霊であり、悪魔というものはその影響力も意識体も
大きくなります。非常に大きな影響力(支配力)をもつと
巨大な意識体となり、普通の霊能者には
見えるものでも認識できるものでもありません。
悪魔は孤独の中にいて人に愛されたいと思っている。
しかしそれは神の存在をを打ち消し、
誰かや何かを破壊してもこの世を自分のものとし、
人を自分の支配下に置き自分の自由にしたいと
思う存在であり、その孤独ゆえに自分の言うことを聞き、
思うとおりになる仲間を増やしたいという存在です。
仲間を増やしたいというところでは、何かきっかけや
弱みにつけこみ自分のほうに引き込みたいと考え、
自分の自分たちの仲間に引きずり込もうという存在でもあるのです。
そして悪魔は敵を作ったり、支配下にならないものを敵とし
決して独りで闘うことなく、
自らの支配下の者を使い攻撃し、そして共通の意識や
恐怖心で仲間を増やし、仲間で攻撃していきます。
信仰を持ち、その心を強くするということが
大切なのだと思います。
そして公的な幸福について語り、心を同じくする
仲間を持つということであると思います。
