池やん!まいど!おおきに!ごきげんどぅ!

仕事・今までの人生
このごろ悩みが多くて困ります。
周りの多くの人に救われているのを
実感する今日この頃。

野菜マニアたる所以   4/4 +1+1 最後!

2009年09月07日 | 野菜の事
結局、公開できる事柄だけで相当量のものになっている。
その他色々興味を引いた資料を整理して、
このブログに記載しておこう!
私の手元では、かいつまんでも相当量のデータと種苗開発に
関わった方々との質疑応答がかなりのノウハウ蓄積に成り、
今後考えている、事業のあり方についての資料になっている。
自称、野菜マニアとしての自覚を得るにふさわしいと自賛している、
今日この頃である。


此の頃、何処の量販店の青果売り場でも見受けられるようになった
カラーピーマン《パプリカという名前で物流されているのが多いか?》で
あるが、栽培の基本である生育を促すための整枝の方法をこの資料では
詳しく説明されている。
以前、野菜栽培を実践として学んでいるときに、借りた園部の農場で
栽培したことがあるが、確か、苗は三種ほどで、
結実後徐々に果肉の色が変化したことを記憶しているが違ったであろうか?
緑→橙→赤→紫→黒
白→黄色→茶
もう一種は記憶にとどめていない。


↓下記URLクリックで拡大表示。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/eb/c525346edfb53c6d363e7872f188d59f.jpg


京野菜の代表といえる伏見甘とうがらしや、万願寺とうがらしのことにも
参考になると思う。
甘とうがらしは、夏野菜の代表格で、その草勢と最盛期の収穫期は一気大量に
収穫でき収量は目を見張るほどになる。
また、果を好むアブラムシ等の防虫作業も良い結実終えるためには重要であると
私は認識し結論を持っている。


↓下記URLをクリックで拡大表示されます。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/73/570a04f54d8897a5f750d5c39a34cde0.jpg


もうそろそろ、京野菜の枝豆《紫頭巾》が収穫出荷の便りが聞けるのではないで
あろうか?
わたしは、盛夏の盛りに食べる枝豆は、止まるを知らず目の前にあるものは
美味しく全て頂けるほど好きである。
唯一、品種でいうなれば、マルタネの《タンクロウ》が美味しいと思う。
先日、知人から《だだちゃまめ》を食す機会を得てこれも捨てがたいものと
納得できる味であった。


↓下記URLクリックで拡大表示されます。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/16/19f08ca2141238c9df9cccffe7cc982c.jpg

最後にオクラの花で締めくくることにしよう。



http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/e4/abbf2dbf10a22dc638d16a29daaaa488.jpg

野菜マニアたる所以    4/4 + 1?

2009年09月07日 | 野菜の事
前頁に続き、研修内容を整理することにしたのであるが、
あまりにも資料が多くて1ページでは・・・・・・。
で、
もう1部を追加して整理することにしました。
営農全般に関しての内容が濃く勉強です。


トマトを栽培する上での、品種の選定は重要であるということを
系統に分けて分かりやすく説明している。
家庭菜園用に作りやすい品種を選定しているところに好感が持てる。
品種選定の要は、菜園の環境と季節時期を間違えないことは
大前提であるが、何より生育の管理が自身の技術レベルを自覚しないと
満足の結果は得られないと感じる。


↓下記URLクリックで拡大表示されます。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/61/beb619b0f1aedbb291c15d896c55b4cc.jpg


この資料掲示は、栽培農家向けの経営上の品種選定であると考えてよいと思う。
品種のもつ性能が示されており、その性能を引き出せうるだけの営農技量が
必要である。夏季用品種を中心に述べているが、
後述するが、トマトの栽培に関してその栽培環境の変化に逆らわない
細やかな観察と、先手先手の病疫防虫作業が必要である。
もちろん天変に関しては最も気を使うところであるのだが・・・・・。
ここの説明では指標として捕らえるべきで、
天変に打ち勝つ対候性作物は、私の知る限り皆無である。


↓下記URLクリックで拡大表示されます。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/d2/fb169c05b87b53f44b4617b24d7bf570.jpg


トマトはアンデスの高地乾燥地帯が原産であることを知る人は多いと思う。
その祖先をたどり考えるとき、日本の高温多湿の夏の気候は果たして
好適地なのであろうかという疑問が沸いてくる。
よって、植物の生理として、遺伝子は生きているなれば日本の夏の機構は
必然的に勢いを阻害し、好まれざる結果を生んでしまうこと
は当たり前といえば当たり前であろう。


↓下記URLクリックで拡大表示
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/38/8ec46428d5050b5cdce229b18d576431.jpg


その好ましくない生育環境におかれたトマトはさまざまな生産者の思考により
本来の姿ではないトマトを消費者の評価によって手が加えられて管理され
生産されている、と、言えるかもしれない。
一度原種に近いものを食してみたく思うが、多分美味しくないであろうし、
そのような商品価値の低いトマトを生産する農家も無いのではないであろうか・


↓下記URLクリックで拡大表示されます。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/9c/89c889a4921066d170ad85c6dae2daec.jpg




http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/56/d0a18e288e65f806e045ca2f2878c0fa.jpg


台木の選定を重要視するこの説明版に私は強くひきつけられた。
ほとんどの生育条件に対する不利益に対応できうる台木を開発していると
いうことである。
先にも述べたが、本来の生育環境ではない場所に人為的に対応する品種を
作りうる技術はもはや科学的空想の分野へ進展を始めているのかもしれない。
水と光と気温と必須養分さえあれば、
場所を選ばず生育させることが出来る品種も可能であろうか?


↓下記URLで拡大表示されます。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/86/a2d663e4c4864492ad8a711c0c533e5e.jpg

野菜マニアたる所以   4/4

2009年09月07日 | 野菜の事
先回よりだいぶ時間が開いたのであるが、申し訳なく思います。
体調を少し崩し、仕事もそこそこ忙しく、と、言い訳言うより、
本音は邪魔くさくなっていて、忘れていたというのが適当です。
農場研修会で掲示されている説明文章パネルで興味深いものを
公開することにしました。
興味のある方は、クリックして拡大してみてください。
より、専門分野的技法や品種選別の方法が確認できるかと思います。


種の少ないスイカ品種の交配について述べているもので、自然の道理に
従ったことで安全性をアピールしている。
種が無いスイカにこそ、私は違和感を覚えるのであるが・・・・・。
種を口から吹き飛ばしながら食べるスイカこそ、
夏旬の食べ物と感じるのは私だけでないはずだ。
しかし、種がわずらわしく消費が減っているというなら
それは間違っていると思う。
スイカを切り売りすればいいのでは?冷蔵庫中でも邪魔になるまい。
何よりも、一気に大家族で丸々一個を消費できる家が少なくなってきている。


↓下記URLクリックで説明文拡大されます。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/86/ab615d625204380e23255b929310aef8.jpg



胡瓜の病気であるカッパン病に対抗できる性質を持った胡瓜品種である。


↓下記URLクリックで特性説明が拡大されます。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/d2/20a34eae4d207fa00d0fc08517fb795a.jpg


この品種も複合対病性の性質を持つ胡瓜品種である。
考えるに、毎年ではあるがこれらの病気に対しては各社とも研究が熱心である。
経営農家にとって収穫最盛期に病気により収穫が減ることは死活問題であり、
またその伝染は地域の同様生産者にも病被害を伝播させてしまう危険性がある。
やはり、温暖化と異常気象のなせる業か?
本年の収穫状況もあまり芳しいものではなかったようだ。


↓下記URLクリックで特性説明が拡大表示されます。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/85/4c18aa783c4d2f2d0401f4068e6021e9.jpg


胡瓜栽培の要点を的確に表示している説明文章で、
他多品種の胡瓜を栽培する上でも参考にしても良いと考える文面である。
特に、雌花の摘出は草勢を維持するために重要で、
尚且つ、その直後に執り行う追肥の作業は草勢を長く保つための
テクニックであるといえよう。追肥は液肥を潅水に混入することにより
手間が省けることも見逃せない。


↓下記URLクリックで栽培要点が拡大表示されます。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/2f/bec19fb4033f58d973fd99dadb0ec642.jpg


千両ナスの頭部ヘタにたまに指に刺さり難渋する《棘(とげ)》を取り去った
品種を説明する文章である。
輸送中に箱の中で隣り合わせの果や前後左右の果に傷をつけるのを防ぐ役目も
持つようである。
輸送耐久性が良いということは、収穫後の鮮度の保持も良いということ
で、消費者にとっては歓迎するところである。


↓下記URLクリックで説明文が拡大表示されます。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/09/9b6b6e2f8381518b1dc2da5bb374165c.jpg


メロンの生育に関して手入れ技術を解説した資料である。
分枝の方法と展開の方法が良く解説されていて、
初めて栽培を試みた方には心強い資料であると思う。
せっかく着いた果をあっさりと切り捨てることはもったいないと考えがちだか、
後の生育と結実果の品質を高める手法としては基本である。


↓下記URLクリックでメロンの分枝整理の方法が拡大されます。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/3a/1a497fbdbabfb7634917478d2bd90dcc.jpg

書ききれないので、追補し次ページにて話を続けます。
次ページは、トマトを中心に述べています。