水の都合で田植えの時期が4~五日遅れて
6月半ば過ぎに田植えの時期となった。
僕たちは今日から田植え機の苗を運ぶのが
僕の仕事です。畑に行く途中、トラックターがエンストを起こして。
前に進まない!
後ろには車が混み始めた、早く進まないとまずい事になる。
トラクターが立ち往生して、にっちもさっちも進まず
「途方にくれてどうしよか」と考えていると。
甥子が、ギヤをカチャ・・カチャと動かした。
数回この調子で少しずつ前に進んでいく。
えー!
トラクターの進む速度は、徒歩で進むほうが早い。
犬がスッースッーと通り過ぎていく速さ?
わー?
やっと畑へと到着する。
「そっちじゃ、ぶつかって進めない」
ダメ!
ダメ?
ダメと分かっていても先に進もうとする。
あんたね!
あなたお尻から出なさいよ!?
そっちのほうが簡単だ。
田植え機で田植えの最中に、最後にA出口へと出ていく。
「そうしないと家に帰れない!」とそう考えていると。
薄曇りの景色の中で、カラスが大多数の数が群がり。
人なんて恐れない光景に?
でも憎たらしいカラス、それでもある一線から寄ってこない。
それ以内は、危険領域と知っているのだ!
カラスの前を通れば、電線の上へと飛んで、
僕たちを見下ろしている。
それを尻目に僕は苗を運ばないといけない。
・
・(休憩の間)
・
ピーポーパ~、ピーポーパ~!
ケータイがササやってくる。
う~ぬ?
水洗いのポンプが動かない!
ガソリンと差し水。
チィーミ!
差し水している間、水を抜かないでくれる?
あれ~バケッが川の中へ。
あ~、おたっしゃれ!
待ってくれ!
俺を置いてどこへいくのだ!