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引き渡し、この着物で行きました。
『穐山(アキヤマ)たけし』さんというローケツ染の作家ものの付け下げです。
18くらいの時に初めて「これ、買ってほしい!」って思った着物です。
18か19のお正月に大人になってはじめてきた着物です。
大好きで何度も何度も着ました。
でも、これ、呉服屋さんに「35歳まで、ですね。」って言われてたのでさすがに35歳超えてからは眠っていたんです。
けど、春だし、お祝いだし、どうしてもこれが着たくて、無理やり着ました!(笑)
やっぱり、好きなものはずっと好きです。
私の性格、私のこだわり、ずっと変わっていない。
これ、親は高いと買うの渋ったんです。
でも、大事にするからって買ってもらった。
今回の家づくりもそうだったけど、私は自分がこうと思ったら絶対こうです。
これだけでなく、自分で選んだ着物は今でも大好きです。
自分で買ったものもあります。
それも、着物だけじゃなくて、下に着る長襦袢から、帯から帯揚げ帯締めまでトータルコーディネイトこだわります。
着物の八掛(=袖口や裾からちょっとだけ見える重ねの部分)までこだわります。
今みたいに柄物や刺繍の半襟が巷に氾濫してない頃から使ってました。
袴も今は定番ですが、私の頃はまだ宝塚ぐらいしか着てなかったので、謝恩会に着て行ったら一番地味なのに目立ちました。
今みたいにきれいな色やかわいい刺繍の入ったものでなく、紺のサージの袴なのに。
その着物に合う帯を探すために、展示会に行っては全部の帯を吟味したりします。
昔っからそんなヤツです私って。
ま、常識で考えたら、オカシイでしょうね。
キチガイ扱いされても仕方ありませんね。
私はそういう人間です。
でも、変わらない。変わりたくない。
それが、私だから…。
誰に嫌われても、どんなに敵を作っても、私は変わりません。
私は私です。
そしてこれからも、変わらない。
私のままで生きていきます。
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