まいごのイケてないブログ

なんだかなぁ~。と思うようなことを書いてみたい。

家、売りました!

2013-12-18 15:56:43 | お家造り
前の家。
18坪チョイ。東向き。地域人気なしにつき、お値段購入時の4分の1!
たたき売り!!
持ってけドロボ~!

こっちの土地を買う時から、もっと真剣に考えなきゃならなかったんだ。
それに、大金払っても、引っ越し時に全部片づけて掃除してもらうべきだった。
こんなん、自分でやったら、終わらへん。
しかも、疲れる。
この4月に引っ越してから8か月かかったやん。
しかも、まだ、終わってへん。
持ってきた荷物の片付けは…年内には終わらんな…。
だって、モノ>収納場所という最悪の構図なんだから、どうしようもない。
ホンマ、この家は設計が最低です。
収納力がほとんどゼロ。
収納場所は、和室の押し入れと小屋裏収納のみ。
押し入れは、当然布団の収納場所だし、家具ないから、箪笥を兼ねてる。
たいして入らん。
小屋裏は、不便だ。
あんな場所。年に2回くらい出し入れするもんくらいしか仕舞えない。
かくして、段ボールyに入ったまんまの荷物が足の踏み場もないほどその辺に置かれている。
地獄だ…。
この状態が嫌でデカい家に住みたいって私は家さがしてたんじゃなかったか?
お洒落な家に住みたかったんじゃない。
デカい家に住みたかったんだ…。
どうしてこんなことに?
勿論、『三井ホーム』で家を建てたからですね~。
坪単価が高いので、38坪の敷地を全く生かせない設計になっていますね。
無駄の宝庫です。
無駄しかないと言ってもいいくらいの設計です。
前の家は建売だけあって、コンパクトに収まっていたよね。
隙間も見逃さないくらいの勢いで無駄のない設計になってたね。
でも、多分、解体されるんだろうな。
今のはやりの間取りじゃないから。
でも、ひょっとしたらリフォームするかも?
と言われて私は、この会社に売った。
最初に売却頼んだ不動産屋より80万安い値段で売った!
80万、大きいよ。
でも、私は、
「こんな家住みたい人いないんです。壊して3階建て建てるプランで土地として売りましょう。」
と言われたのがショックだったんです。
こないだまで住んでた家だもん。
そんな言われ方、気悪い。
でも、いくつかの不動産屋に査定してもらっても、だいたいそんな感じだったのであきらめた。
そしたら、三井のリハウスのNさんが、紹介してくれた業者さんが、
「雨漏り、していないんだったら、外もサイディング貼ってあるし、リフォームもありかなぁ」
って言ってくれたんだね。
嬉しかったんだ~。
あの家、無くならないかも?
リフォームしてきれいになって、誰かが住んでくれるかも?
って言うのは、売る相手としては一番なわけです。
ま、プロが見て、土台にガタが来てたら解体→新築で販売の可能性も高いけど。
それはそれで仕方がない。
けど、初めから「こんな家無理!」って言われるより、いくら気持ちが動いたか…。
ウチはお金が今すぐ必要なわけではないので、持っていてもいいか?とも思っていたんだけど、
「付け火が怖いんです。」
って脅されてん…。
でも、それはそうやな、とも思ったし、いつまでもそのままにしておいても
ウチの人間はあそこに住みたくないんやから、仕方ない。
まだ火災保険も残っていましたが、手放すことにしました。
でも、売ることにした後も夫ともめたり、ゴタゴタあって、夏には全く話が動かなくなっていたからね。
でも、結局、いつまでもズルズルこのままって訳にもいかないので、決心して、
WEBの簡単査定に申し込んだのがご縁でした。

これも、面白くて、実はこの三井のリハウス、私一度行っています。
家探し始めたばかりの時、初めて相手してくれた三井ホームの若い営業さんに
「土地の勉強しますか?」「するする!」って、連れられて行ったのがそこだったんだね。
でも、その時の営業Mさんには、色々と『土地の買い方』や『土地の見極め』の話など
聞いたんだけど、そのあとご縁がなくてそれきりになっていた。
なのに、同じ営業所の違う営業マンと出会って、契約に至ったんです。
こんどの営業マンNさんは私の好きなタイプだったからかな?
私の好きな、マニアックなタイプ。
もう、不動産の仕事が好きでたまらん。と言うタイプ。
お金じゃなくて、自分のポリシーで動くタイプ。
この土地買った違う不動産屋のNさんも私の天敵三井の営業Nさんもそのタイプ。
利害で動かない。ハートで動くタイプ。
私自身が、そうなので同じタイプの人間が好きだ。
今日も不動産屋さんはお休みの日なのに
「構いません。」
って言ってくださった。
それに、色々話してて、私の気持ちを理解してくれて、色々心遣いも見えたので
本当に信頼できる人だって思ったから。
こないだの契約の時、買主さんが遅れてきたうえに愛想なく、おまけに次の仕事があると
そっけなくそそくさと帰ってしまい、私は聞いてた感じと違うな…と少々凹んでた。
いや、裏切られたくらいのガッカリ感があった。
今更言っても仕方ないので、その場は大人の対応して帰ったつもりだったが、
顔に出てたのか、Nさんは、謝りの電話を入れて下さった。
「お気を悪くされたのでは?」
あはは~、バレてた?
でも、Nさんがそう言ってくれたので気はすんだよ。
わかってくれればイイ。
私は『ご縁』だと思っていたから、イイ買主さんに出会えてよかったな、と思ってたのが
あれ?ってなったから、相当ショックだった。
でも、
「売り主さんに失礼ですよ、って言っておきました。」
って、嘘でもいいからそんな風に言ってくれると私みたいな単純でバカな奴はコロッとだまされるよ。
それでいいんだよ。
ウソも方便。
相手の気持ちが救われるなら、それでいいんだと思う。
ウソか本当かわからなくても、それで私の気は済むよ。

書類のやり取りと、金銭のやり取り、家族4人分のカギを渡して、取引終了。
取引の1時間前まで、私はあの家に行って、最後の掃除をしてきました。
本当はもっときれいにして渡したかった。
でも、時間が足りなかった。
キッチンはドロドロのままだ。
そこまでは手が回らなかった。
電気がとまってるので、掃除機も使えない。
水も止まってるので、洗い物もできない。
箒と塵取りで地道に掃き掃除。
濡らして持って行った雑巾で、その後拭き掃除。
油汚れは水拭きじゃ取れない。
もともと、掃除は好きじゃない。
その上、3年前に手湿疹を発症してからは、全く掃除ができなかった。
手は、荒れるだけでなく、腫れあがるので、何を触るのも痛いので、
自分のこともできない状態だったから、3年分の汚れがこびりついている。
家具の裏側なんかはそれこそ27年分の汚れがついてて落ちない。
ま、どうせ、壊されるか、リフォームにしてもここは剥がすんだろうけど、
そういうことじゃない。
自分の中で、27年間住んだ家への感謝の気持ちとけじめ。
時間ぎりぎりまで掃除してきました。
鍵を渡して、お金を受け取ったので、もう、あの家は私の家じゃありません。
ジャスミンの咲く庭も、自然薯が採れる庭も私のものじゃなくなりました。
もう、あそこへ行くこともありません。
仲良くしてもらったご近所の人たちにも、もう会うこともないかもね。
引っ越しって、そういうことだよね。
なんか無性にさびしいです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 毎日、イケてないゴハン | トップ | 記念に写真 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

お家造り」カテゴリの最新記事