誠のまこと 

~小さな建築屋さんの出来事~

「キッチン組付け」みてて、なぜか思った・・・。

2011-07-16 19:27:24 | リフォーム

T様邸リフォーム工事、先週より着手して2週間弱になりますが、大工さんによる造作工事はまもなく終了となります。

丸3週間以上は掛かるであろう改修のボリュームだったので、大工さん方の手際の良さ・段取りの良さを実感します。

今日は「システムキッチン」の組付け。

Cimg7346

詳細の確認をしたあと10分くらい大工さん二人の作業をみておりましたが、本当に手際が良く、「意思の疎通」が感じられました。

「キッチンの組付け」で大工さんの好評をするのはおかしいかも知れませんが、釘もまともに打てない私にとっては、大工さんがとても頼もしく、格好よく見えました。

そう、私は「釘もまともに打てない」。・・・おかしいですか?。

では聞きますが、例えば・・・

①「60×45の屋根タルキ」を留める際にはどんな釘を使いますか?。

②「野地板(厚12㎜)」を留める際にはどんな釘を使いますか?。

解らないでしょう?、一般の方には。

「釘も打てない」どころか「釘を選ぶ」事すら出来ないでしょう?。

例えが大袈裟かもしれませんが、釘を一本打つのも「プロ」技だと思っています。

なので自信を持って言います。「大工でなければまともに釘は打てない」。

逆に、釘が打てる程度で「大工」を名乗ってほしくはないですけどね。

本物の技能・段取り・気構え・・・・、どれをとっても生半可に習得出来る事ではないです。

私は日々、「本物の大工さん方」と一緒に仕事している。建築士として幸せな事です。

お客様の為、来週も大工さんと共に頑張ります!。

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ありがとうございます!。

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