長野県安曇野市豊科を流れている犀川の流域にある犀川白鳥湖に滞在しているコハクチョウを見に行った時に、その群れの中にマガンが1羽、混じっていることに気が付きました。
犀川白鳥湖は、豊科地域を流れている犀川(さいかわ)の途中にある人造湖です。水力発電用の取水ダムとしてに誕生した人造湖だそうです。
その人工のダム湖に、コハクチョウが越冬のため滞在しています。そのコハクチョウの群れの中に、マガンという埼玉県などではほとんど観察できない野鳥がいました。


このマガンは、カモ目カモ科マガン属で、身体の大きさは平均で72セントメートルとやや大き目の水鳥です。


この黄色いくちばしなどが特徴のマガンは「コハクチョウの先発隊と一緒に、ここにやって来て、そのまま居続けている」と、地元の野鳥観察愛好家の方に教えていただきました。

見た感じでは、自分はコハクチョウの一員という態度で、コハクチョウたちの中にいます。



マガンは関東地方から東北地方、あるいは日本海側の池や川で観察できる水鳥です。さいたま市の池などに、マガンが迷い込むと、かなり話題になるほどです。マガンは警戒心が強く、あまり近づいて観察できないようです。
マガンは、宮城県登米市と栗原市にまたがるラムサール条約湿地の伊豆沼などが観察地としては有名です。
マガンは、伊豆沼には数万羽がやって来て、早朝にいっせいに飛び上がります(聞いた話です)。
何年も見たことがないマガンを十分観察しました。マガンはオナガガモなどのカモたちとはあまり一緒にいませんでした。

閑話休題。安曇野市豊科の犀川の流域から豊科の市街地に戻ると、「新田市神社」のお祭りの現場近くを通りました。


後で、Webサイトで調べてみると、安曇野市には「新田神社」があります。真ん中の「市」は何かの謂れで挟んだようです。

宿泊したホテルの方によると「1月の11日から13日の3日間に安曇野市や松本市などでは地元のお祭りがいくつか開催されている」と伺いました。
実際に、安曇野市の田んぼでは、どんと祭のような木などを燃やすお祭りがあり、飾り餅を焼いていました。
(追記1)マガンは日本では狩猟の対象だったために、生息数が大幅に激減したために、1971年に国の天然記念物に指定されています。悲しい事実です。
(追記2)今回、安曇野市市街地で見かけた神社の行事は、この辺りでは「三九郎」と呼ばれていて、正月飾りやダルマ、書初めなどを焼いて無病息災を願う伝統行事だそうです。
全国的にも似たような行事がありますが、「三九郎」と呼ぶのは、長野県の中信地方だけのようです。
犀川白鳥湖では数多くの鳥の中にマガンもいたようですね。
数年ぶりにご覧になって感動されたことでしょう。
体はかなり大きいようですが、コハクチョウの中に入ると小さく見えますね。
「新田市神社」のお祭りの飾りもご覧になって良い旅をなさっているようです。
飾りつけも地域によって変わる、こちらは豪華ですね。
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長野県安曇野市豊科を流れている犀川の流域にある犀川白鳥湖で、偶然マガンに出会い、幸運でした。
コハクチョウを観察に来た方で、マガンに気がついた方は二人だけでした。
コハクチョウに比べるとマガンは小さいですが、カモたちに比べるとかなり大きいです。
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長野県安曇野市豊科を流れている犀川の流域にある犀川白鳥湖で、偶然マガンに出会い、幸運でした。
来たからやって来る旅は厳しいために、このマガンは本体からはぐれたようです。関東地方に姿を見せるマガンも数羽程度の群れです。すぐにどこかに飛んでいきます。
それだけ、北からの数千キロの旅は過酷なようです。
昨日でしたが暖かいので白鳥飛来地まで行ってきました
加茂が一杯でしたが~ハクチョウは今年は800羽あまり着ているそうですが、真昼に行ったのでどこかへ散歩に行っていて残っている白鳥は皆休んでいました
他のカモとマガンとの区別、なかなかいっぱいいると見分けが難しいでしょうね
私の方の白鳥飛来地でも迷い込んだ大きな鶴?が1羽いて7~8年ほど前でしょうか話題になり、多くのカメラマンがやってきたそうです
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長野県安曇野市豊科を流れている犀川の流域にある犀川白鳥湖で、偶然マガンに出会い、幸運でした。
千葉県もコハクチョウなどの飛来地があり、観察きますね。今は800羽も来ているのですね。
カモがたくさんいる場所では、トモエガモやミコアイサなどがいないか、よく探します。今回はマガンを偶然、見つけたということです。
私も自分で運転できる頃には良く参りました。
諏訪湖よりはるかに水鳥の種類が多く飛来数も圧倒的に多くて観察していて楽しい場所でした。
でもマガンは見たかもしれませんが覚えていません・・・
松本地方ではどんど焼きとは言わずサンクロウ焼きというお正月の行事があるようですネ
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長野県安曇野市豊科を流れている犀川の流域にある犀川白鳥湖で、偶然マガンを見つけられて、幸運でした。
安曇野市内には、神社が多数あり、その信仰の深さに驚きます。「サンクロウ焼き」については、調べてみます。
仲間からはぐれて、ここで春まで1羽で過ごすのですね。
春になって北に向かい、仲間と合流できるといいですね。
この様な沢山の水鳥を一度に見られ様な所は一度も行った事がありません
貴重なマガン拝見させて貰い良い勉強になりました!
一羽だけ何故飛んで来たのですかね!