栃木県栃木市藤岡町内野にある渡良瀬遊水地の緑道を歩いて野鳥観察しました

　栃木県栃木市藤岡町内野にある渡良瀬遊水地の緑道を散策し、アトリなどの冬鳥を探しました。

　広大な渡良瀬遊水地は不均等ですが、約３分の一ずつの池に分けるような感じで渡り道（緑道）が通っています。

　どの遊水地も広大です。対岸があまり見えません。



　今回は、北側にバルーンが上がっていました。ここでは広大な渡良瀬遊水地の上を、バルーンがよく上がるそうです。



　この３分の一の池に分けるような中心部には「中の島」があり、観鳥台があります。

　12月初めになり、ヨシが枯れて枯野になり、落葉樹が葉を落とし、アオギリやセンダンなどの木が実をたくさん付けています。

　渡良瀬遊水地の緑道に入るために、北側にある子供広場から歩き始めました。

　子供広場辺りは、背の高いメタセコイアの木が並木だったり、単独で立っていたりします。





　アオギリの木が葉を枯らして、実をたくさんつけています。

　主にアトリの群れが実を食べに来ています。



　アトリは、陽光が当たるいい場所の枝に留まってくれません。

　いくらか日が当たる枝先のアトリです。





　葉が枯れた大きな木の頂上に、モズが留まりました。残念ながら逆光です。





　緑道を5から6キロメートル歩く際に、またアトリを見かけました。





　スズメが一番多いです。シジュウカラにカワラヒワも群れでいます。

　今回、お目当てのベニマシコはヤブに逃げ込むところを見かけましたが、撮影はかないませんでした。

　ヤブの中に逃げるベニマシコを見送るだけでした。

　なお、この渡良瀬遊水地は、栃木県の南端に位置し、栃木県・群馬県・埼玉県・茨城県の4県にまたがる面積33平方キロメートルの、総貯水容量2億立方メートルの我が国最大の遊水地です。