母親から一緒にランチを食べよう!とのお誘いがきた。
母親と2人きりでの外食は人生2度目。
「いいよ。」と返事をした。
ワンピースとブーツに上着をはおった格好で待ち合わせ場所へ。
すごく良いお天気なんだけど、駅はビル風?が起こって思いの外肌寒い。
すると遅れて母が登場。
手には大荷物。
「何持ってきたの?」って聞いたら、
「ピーマンと....赤飯と....柿と....折りたたみ傘と....。」と真剣な顔で答える母。
いかにも、田舎から出てきた母親!って感じだ(笑)
悪気はない。
「今日は駅に隣接したショッピングセンターを見るのにこの荷物なの?」って持ってみるとかなり重い。
「本当はこれに5キロのお米も持って来ようかと....」って言う。
そんな事したら腕がもげるわ~~~~~!!ってツッコンだけど、
こういうのが母心なんだろう。
「わざわざ持って来なくても送ってくれれば。」って言ったら、
「あっ!そっか~~~~(^-^)」ときた。
早速、コインロッカーに入れに行ってひと段落。
「なんで赤飯?」「この前、あんたが赤飯を好きって言ってたから。」
「なんで折りたたみ傘が2本も?」「だって、あれ軽量で形が変わってて面白かったから。」
「なんでピーマン?」「ピーマンの肉詰めが出来るから。」
「....(?_?)なんでピーマンの肉詰め?」
「家で作ったピーマンだから食べて!」ならわかるのだが、
市販のピーマンを4袋も。
本当に悪気なし。
混む前、早々に食事を終わらせ買い物に。
服が見たいと言っていたので付き合うつもりで居たのだが.....
ある店の前を通りかかる。
20代の店員さん。
ショートパンツに膝上まであるヒールの高いニーハイブーツ。
それに合わせたセーターにはウエストに細いベルトをしてスゴク素敵。
その店員さんを見た母が、
「あなたの来てるセーター素敵ね(*^^*)」と言って、
そのセーターと同じ物を手に取り鏡の前に。
母:「似合わないかな?」って、
当然でしょう~~~~~~~!!
それは私でもキツイくらいなのに?(^^;)
母:「やっぱり、背が低くて太い私には似合わない?」と言う言葉に
店員さんは、「そんなこと無いですよ~(^-^)」だって。
イヤイヤイヤイヤ!!
嘘を付け!!嘘を!!です(笑)
店員:「私みたいにウエストでベルトをしてもらえれば....」
イヤイヤイヤイヤ!!
何を足しても、無理な物は無理なんです(^^;)
普通に考えて70歳近くの女性に自分(20代)と同じ格好は有り得ないでしょう?(笑)
母:「やっぱり私には無理ね。」と言ってやっと商品を返した。
え~?!今気づいたの?( ̄□ ̄;)!!
でも、なんかスゴくその光景が面白くて笑えてきた。
その後も同じように、似合わない服ばかりチョイスして笑わせてくれた。
って、本人は至って真剣だから余計に面白い。
多分、他の母と娘は2人寄り添って、
一緒に服を手に取りながら「あ~でもない!こ~でもない!」ってやるんだろうけど、
私は少し離れた所で様子を見てるだけ。
母に「欲しい服は無いのか?」と聞かれたが、
「ん~~~無いよ。」と素っ気ない返事。
一緒に買い物も行き甲斐のない娘なのだ。
昔の母はもう少し細くて、オシャレだったと思う。
が、すっかり.......そう!すっかりなのだ(笑)
服....買ってくれようとしてたみたい。
だけど、本当にすごく欲しい物が無かったんだ。
ゴメンね。
「子供達においしそうなパンでも買って帰るよ。」と私。
レジを終わり店を出ると、
紙袋いっぱいのパンを母が手渡してきた。
「はい!これを子供達にあげて(@^O^@)♪」
私も買ってあるが、満面の笑みで言われ、断れる訳がない。
「ありがとう(^-^)」と言いながら、
脳裏にコインロッカーに入れた大きい荷物を思い出した。
駅で別れる時、少し寂しそうだったから、
「次はもっと違う所に行こうよ。」と言ったら、
「うん、次!違う所ね(≧∀≦)」って、めちゃくちゃ嬉しそうに。
「ありがとう。」と言って別れた。
母を可愛いと思う日が来るなんて思わなかった。
次は......
次は彼女の好きな美術館や庭園関係に誘ってみよう。
そして、また次を作って......
そしてまた次、
そしてまた次と、
それを楽しみに元気で居られるように。
母親と2人きりでの外食は人生2度目。
「いいよ。」と返事をした。
ワンピースとブーツに上着をはおった格好で待ち合わせ場所へ。
すごく良いお天気なんだけど、駅はビル風?が起こって思いの外肌寒い。
すると遅れて母が登場。
手には大荷物。
「何持ってきたの?」って聞いたら、
「ピーマンと....赤飯と....柿と....折りたたみ傘と....。」と真剣な顔で答える母。
いかにも、田舎から出てきた母親!って感じだ(笑)
悪気はない。
「今日は駅に隣接したショッピングセンターを見るのにこの荷物なの?」って持ってみるとかなり重い。
「本当はこれに5キロのお米も持って来ようかと....」って言う。
そんな事したら腕がもげるわ~~~~~!!ってツッコンだけど、
こういうのが母心なんだろう。
「わざわざ持って来なくても送ってくれれば。」って言ったら、
「あっ!そっか~~~~(^-^)」ときた。
早速、コインロッカーに入れに行ってひと段落。
「なんで赤飯?」「この前、あんたが赤飯を好きって言ってたから。」
「なんで折りたたみ傘が2本も?」「だって、あれ軽量で形が変わってて面白かったから。」
「なんでピーマン?」「ピーマンの肉詰めが出来るから。」
「....(?_?)なんでピーマンの肉詰め?」
「家で作ったピーマンだから食べて!」ならわかるのだが、
市販のピーマンを4袋も。
本当に悪気なし。
混む前、早々に食事を終わらせ買い物に。
服が見たいと言っていたので付き合うつもりで居たのだが.....
ある店の前を通りかかる。
20代の店員さん。
ショートパンツに膝上まであるヒールの高いニーハイブーツ。
それに合わせたセーターにはウエストに細いベルトをしてスゴク素敵。
その店員さんを見た母が、
「あなたの来てるセーター素敵ね(*^^*)」と言って、
そのセーターと同じ物を手に取り鏡の前に。
母:「似合わないかな?」って、
当然でしょう~~~~~~~!!
それは私でもキツイくらいなのに?(^^;)
母:「やっぱり、背が低くて太い私には似合わない?」と言う言葉に
店員さんは、「そんなこと無いですよ~(^-^)」だって。
イヤイヤイヤイヤ!!
嘘を付け!!嘘を!!です(笑)
店員:「私みたいにウエストでベルトをしてもらえれば....」
イヤイヤイヤイヤ!!
何を足しても、無理な物は無理なんです(^^;)
普通に考えて70歳近くの女性に自分(20代)と同じ格好は有り得ないでしょう?(笑)
母:「やっぱり私には無理ね。」と言ってやっと商品を返した。
え~?!今気づいたの?( ̄□ ̄;)!!
でも、なんかスゴくその光景が面白くて笑えてきた。
その後も同じように、似合わない服ばかりチョイスして笑わせてくれた。
って、本人は至って真剣だから余計に面白い。
多分、他の母と娘は2人寄り添って、
一緒に服を手に取りながら「あ~でもない!こ~でもない!」ってやるんだろうけど、
私は少し離れた所で様子を見てるだけ。
母に「欲しい服は無いのか?」と聞かれたが、
「ん~~~無いよ。」と素っ気ない返事。
一緒に買い物も行き甲斐のない娘なのだ。
昔の母はもう少し細くて、オシャレだったと思う。
が、すっかり.......そう!すっかりなのだ(笑)
服....買ってくれようとしてたみたい。
だけど、本当にすごく欲しい物が無かったんだ。
ゴメンね。
「子供達においしそうなパンでも買って帰るよ。」と私。
レジを終わり店を出ると、
紙袋いっぱいのパンを母が手渡してきた。
「はい!これを子供達にあげて(@^O^@)♪」
私も買ってあるが、満面の笑みで言われ、断れる訳がない。
「ありがとう(^-^)」と言いながら、
脳裏にコインロッカーに入れた大きい荷物を思い出した。
駅で別れる時、少し寂しそうだったから、
「次はもっと違う所に行こうよ。」と言ったら、
「うん、次!違う所ね(≧∀≦)」って、めちゃくちゃ嬉しそうに。
「ありがとう。」と言って別れた。
母を可愛いと思う日が来るなんて思わなかった。
次は......
次は彼女の好きな美術館や庭園関係に誘ってみよう。
そして、また次を作って......
そしてまた次、
そしてまた次と、
それを楽しみに元気で居られるように。