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心肺蘇生法講習。

2013年06月21日 | 日記
子供の野球チームでは、毎年役員が消防署が行っている

心肺蘇生法講習に参加しなくてはいけない事になっている。

初参加の私はちょっと緊張。

口頭と実技で、うる覚えの3時間の講習。

一応記録として残しておこう。




流れは、

1、安全確認。(自分の安全は自分で守る。)
安全な場所か?危険はないか?

2、倒れてる人の意識の確認。(意識の状態)
声をかけて反応を見る。
返事があったり、嘔吐や大きな腕の動きなどがあれば大丈夫。
  反応や症状がある時はそれの処置。

3、人を呼ぶ。
119番より救急車の要請。(倒れた人の意識の有無等を伝える)
近くにAEDがあれば持ってきてもらう。

4、呼吸の確認。(呼吸がなければ心臓は止まっていると考える)
正常な呼吸があれば、お腹や胸が動く。
動きがなければ心肺蘇生を始める。


5、胸部圧迫。
  喉仏からみぞおちにつながる胸骨の胸の真ん中(みぞおちからだいたい5センチ上くらい)
  ここを手の平の下の部分に体重をかけ、肋骨に当たらないように指先を上げながら、
  大人なら5センチ、子供なら身体の3分の1、沈むくらいに、
  1分間に100回の速さで押す。(子供も大人も同じ。) 

6、人工呼吸。
  胸部圧迫を30回ほど繰り返した後、
  顎を指で上げ(鼻が上を向くくらい)、鼻をつまみ、送りこむ空気がもれないように、
  相手の口を自分の口でふさぎ、肺が膨らむのを確認しながら、
  空気を送り込む。
  2回ほど空気を送ったら、また胸部圧迫に戻る。

倒れた人の様子を見ながら5と6を繰り返す。

AEDがあれば機械の指示通りに装着する。

●心臓がしっかりと動いている。
●心臓が停止している。

上記の2つの時は「必要がありません。」と言う音声が流れる。

倒れてすぐなどの不整脈状態の時は「必要があります。」となるので、機械の指示に従う。


救急車が到着するまで(意識が回復するまで)は胸部圧迫、人工呼吸を繰り返す。

AEDは意識が回復しても、また失う可能性があるので、

救急隊が到着するまで装着したままにしておく。



講習の中で話されていた事。

☆人が倒れていたら、1歩、踏み出す勇気を持って欲しい。

☆ケガなどで出血があったとしても、脳に酸素を送る為の胸部圧迫を優先して欲しい。

☆倒れてる人を助ける時、周りの人から「触らない方がいい」「動かさない方がいい」など の声を聞くと思うが、一刻を争うのでためらわずにやって欲しい。

☆AEDを装着する時は素肌に付ける為、上半身を脱がせるが、周りを囲み隠すなどして配 慮して上げて欲しい。

今まで救急で駆け付けた中で思った事だそうです。



介護職の親友が今までに何度か職場で実際に胸部圧迫をやった話を聞いてるが、

かなりの体力を使うと言っていた。

今日、練習台は人形だったけど、(胸部圧迫(30回)+人工呼吸(2回))×3セットで、

息が上がってしまうくらいしんどかった。

住んでいる所の救急車の到着にかかる時間は、平均7分強。

その間、出来るだけ手を止めずに続けなければいけないんだけど、

かなりキツイ。

胸部圧迫の方法を知ってる人が1人でも多くいたら交代がきくのですごく助かる。




最後に講習の修了書をもらった。

取り合えず方法は教えてもらったけど、

もし、実際にこの教わった事を使う場面に来たら、

自分がいかに冷静に動けるか?

まずはそこからかな?(笑)