つれづれブログ

日常のちっちゃなことをつれづれなるままに・・・

今日は真面目に

2010-03-01 23:18:28 | Weblog
『ピアノが好きで習いたいと自ら言ったのに、まったく練習しない。でも先生は、レッスンに来てくれたらそれでいいから、とおっしゃる。こんな風でいいのでしょうか』
こんなご相談をよく受けます。
ピアノというものは、残念ながら練習なしに上達は望めません。でも、レッスンに通っていれば1週間に一度でもピアノに触るので、本当にわずかではありますが、まったく上達しないというわけでもない。

どんなにこちらが楽しい状態を作り出していても、
必ずどこかに壁があって、それを越えるときには練習が不可欠となる。
出来ないから練習するのに、「出来ないから練習しない」と言われる事の方が多い。
そこで考えた。
毎日教室に練習しに来ればいいじゃないかと・・・
学童保育や、塾の自習室、遡っては寺子屋みたいなピアノ教室があってもいいんじゃないだろうか?
例えば教室に何人か集まれば、みんなでソルフェージュしたり、上級生が下級生の練習見てあげたり、弾けるようになったら居合わせた生徒さんを前にプチお披露目会をしてみたり。
やれることはいっぱいありそう。
この方法なら自宅に楽器も必要ないし、楽譜だって持ち帰る必要も無い。
更にはお母様が練習に付き合わされることも無い。
もしこの方法で生徒が上達してくれたら、少しでも楽に壁が越えられたら。
そんなことをお風呂で考えていた。