学びスタジオ®︎ブログ

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褒め過ぎて、うぬぼれてもいい

2022-02-18 06:56:00 | 日記



こんにちは、学びスタジオ®︎東大阪瓢箪山教室の奧川えつひろです。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は、褒めることについて書きます。

❤︎“褒めて育てる”子育ての不安

「偉いね」
「立派だね」
「すごいね」
と子どもを褒めすぎると、

“天狗になる”
“いい気になる”
“うぬぼれる”
“思い上がる”
“調子に乗る”

どれもこれも響きの悪い言葉です。

将来、
なんだか嫌な人になってしまいそうですね。

❤︎うぬぼれる

"うぬぼれる”は、
“他人がどう思おうと、自分で自分をすばらしいと思う”ことです。

漢字では、
“自分に惚れる”と書きます。
良くない意味に使われる言葉です。

❤︎うぬぼれもいい

しかし、
良い結果を得られて褒められ、
"うぬぼれて"
“天狗になる”
“いい気になる”
気分がよくなると
自信がつきます。

反対に
ダメ出しばかりされていたら
「ああ、僕はやっぱりダメなんだ」
と気力をなくします。

❤︎思い上がる

“思い上がる”は
"自分の能力を実力以上だと過信する"ことです。

❤︎思い上がってもいい

でも、
人は過信することで
実力以上の力を発揮します。

「どうせ失敗するに違いない」
と思って行動すると
本当にうまくいかなかったりしますが、

「きっと成功する」と思うと
120%の力が出たりします。

だから、
思い上がって過信することは
悪いことではないのです。

❤︎褒めすぎてもいい、褒め方が問題

天狗になる、
いい気なる、
思い上がる、
うぬぼれることは、
決して悪いことではありません。

❤︎他人と比較して褒めると

けれども、
他人と比較して褒めると、
悪い意味で
うぬぼれる人、
思い上がる人に育つリスクが大きいです。

例えば…
「あなたは周りに比べて一番偉いね。」
「周りのお友達はお行儀が悪いけれど、あなたはいつもマナーが出来ていていい子ね。」

親が子どもを褒めるとき、
心の中で「周りと比べてうちの子は出来る」
と思うのは自然な感情ですが、
それを口に出して子どもに伝えていけません。

❤︎ダメ人間と思うようになる

周りと比較して褒めていると、
自分が二番手、三番手、また最下位になったとき
「自分は価値がないダメ人間だ」
と思うようになってしまいます。

人との比較は、
結局、
“もろく崩れやすい見せかけの自己肯定感"です。

❤︎自分一人でやったと考える

さらに幼いころに
「周りと比べて偉い」
という褒め方をして育つと、

"自分の成功は自分一人の力でやった"考えるようになり、
傲慢な人間に育ってしまう可能性があります。

大人になったとき
「あいつは自信過剰で不愉快だ」
と周りから疎まれてしまうかもしれません。

❤︎ 好かれる人になるかならないかは、褒め方次第

周りと比べて評価することなく、
その子自身のことを評価しましょう。

本人の過去と今を比べて褒めてあげましょう。

「一週間前は一人で出来なかったけれども、少しだけ出来るようになった」

「一ヶ月前は『おはよう』と言われてから挨拶をしていたけれども、今は自分から挨拶が出来るようになったね」……

❤︎自分は自分でいい

子ども自身にも、
自分の成長を感じることができる褒め方が大切です。

周りに関係なく、
「自分は自分でいい、価値がある」
と思えることは、
人生を切り開く上で大きな力になります。

また、
自分を必要以上に主張することなく、
「自分の成功はみんなのサポートがあったお陰だ」
と素直に考えることができるようになります。
そして、
周りから信頼を得ることが出来るようになります。

❤︎まとめ。褒めすぎて天狗になってもいい

人と比べて褒めていると
自信を失ったり、
傲慢になったり、
見せかけの自己肯定感になってしまいます。

子ども自身の成長を褒めると、
自分の成長を感じ、
自分は価値があると感じ、
他人の価値も認められることができるようになります。

そして、
褒めすぎて、
天狗になっても、
自己肯定感と他人からの信頼性を
高めることができます。



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