遍路46話
【悟りを開くとは】
【悟りを開くとは】
「悟り」とは・・・調べたところ「煩悩を断じた境地が悟りである」とありました。
では、「煩悩」とは・・・「衆生の心身を煩わし悩ませる一切の妄念・欲望」とありました。
さらに、「欲望」とは・・・仏教では欲そのものは人間に本能的に具わっているものとして、
諸悪の根源とは捉えないが、無欲を善として推奨し、修行や諸活動を通じて無欲に近づくことを求めており、
自制ではなく欲からの解放を求めている。
要するに、「悟りを開く」とは無欲を善とし、修行を通じて無欲になること、ということのようです。
空海はこの修行の究極として、高野山に入定(にゅうじょう)したのでしょうか。