友人の誘いで、三井記念美術館で開催中の
『特別展 蔵王権現と修験の秘宝』を見に行きました。
恥ずかしながら、蔵王権現について、あまり知りませんでした。
メモとしてウィキペディアより引用したものをアップ。
〇蔵王権現とは?
「日本独自の混淆宗教である修験道の本尊である。正式名称は金剛蔵王権現(こんごうざおうごんげん)、または金剛蔵王菩薩(こんごうざおうぼさつ)[1]。インドに起源を持たない日本独自の仏で、奈良県吉野町の金峯山寺本堂(蔵王堂)の本尊として知られる。「金剛蔵王」とは究極不滅の真理を体現し、あらゆるものを司る王という意[2]。権現とは「権(かり)の姿で現れた神仏」の意。仏、菩薩、諸尊、諸天善神、天神地祇すべての力を包括しているという[3]。」。
〇修験道とは?
「山へ籠もって厳しい修行を行うことにより、悟りを得ることを目的とする日本古来の山岳信仰が仏教に取り入れられた日本独特の混淆宗教である。修験宗ともいう。修験道の実践者を修験者または山伏という。」
印象深いのは、「日本独自の宗教」で、「現(かり)の姿で現れた神仏」というキーワード。
この日本独自の宗教とはどういったものなのだろうか。
以下のサイトに参考になる記載を見つけた。
「人間が求めた怒れる仏」はやさしいだけじゃない、ただひたすらに厳しい
「仏は自然、自然は仏」であり、吉野の大自然を体現した御姿なのだという。
龍神にみられる人々の自然の恵みと脅威への畏敬の念といった
日本古来よりの精神世界の表れだと思うと、実に興味深い。
ほか平安時代の「投入堂」で知られる鳥取県三徳山三佛寺の蔵王権現像、
修験に関わる仏像、曼荼羅図など多数の展示があった。
私にとって未知の「蔵王権現」と「修験」の世界の学びとなったとともに
心がすっと落ち着いていくのを感じられる、充実した時間を過ごすことができた。
Fさん、ご案内ありがとう!吉野に行きたくなりました。
※出典目録のスキャン
⇒https://www.flickr.com/photos/edorune/albums/72157660437037322
〇その後、この日のランチはこちら
落ち着いてゆっくりいただくことが出来ました。おいしかったです♪