Practice Makes Progress

~ナースえいや三十にして立つ~
アメリカでCNA→ICU RN→NP

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更新日:2022年01月19日

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現在のコンテンツはナースプラクティショナー(NP)としての勤務やアメリカ日常生活・子育てに関する事などが中心となっています。
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アメリカ USCISとの闘い(F1-EAD)~おまけ~

2008-10-16 11:42:20 | 【アメリカ】F1(OPT)のEAD
前回(アメリカ USCISとの闘い(F1-EAD)⑥)の続きです。

EAD取得奔走記にまつわるエピソードで紹介していないものをここで披露します

1.電話切られた事件
 2005年1月初旬にUSCISへ電話で問い合わせをした時のこと
 相変わらず担当者は

 「後日また連絡して

 と同じ対応でした。今までの経緯を説明し、何度連絡しても何も進展がないこと
 せめて上司に当たる人とでも話をしたいと食い下がりました。
 しかし担当者は

 「上司とは話せない
 「後日連絡するように

 と取り合って貰えませんでした
 それでもえいやは必死に食い下がり
 
 「私は何度も同じことを言われて何か月も待っています。
  何度も「後日連絡すれば回答出来ると思う」とそちらに言われ続けているのに
  情報を全くいただけないのはなぜでしょうか?
  約束をしっかり履行してください

 と何度も何度もしつこく迫ったところ、その担当者の取った行動は
 電話を一方的に切る
 という事でした。
 切られたえいやは呆然と同時に激怒
 電話を切られた怒りももちろんありますが
 それ以上に

 一方的に電話を切るのは人としてやってはいけないこと
 それが政府機関のコールセンター担当者であれば尚更でしょーーー

 というのが強かったですね。
 いやー、USCISコールセンターも担当者によっては恐ろしいです

2.H1b取得チャレンジ
 2005年1月に弁護士に会い、H1bビザ(就労ビザ)の取得に動き始めました
 H1bには様々な申請基準があるのですが
 当時のえいやがクリアしなければいけない基準は下記でした。

 A. 学士号を保有していること
 B. 学士号と職務内容が関連していること
 C. 同業同種の平均給与額より高い水準の給与を支払われていること
 D. 職種内容が専門的であること

 AとBは難なくクリア
 Cに関しては雇用関係機関等で平均額を割り出すという作業があった為
 その費用も含めた初期費用として弁護士さんに$500支払いました
 Dに関しては弁護士さんとは話さなかったのですが
 えいやの職種は高卒であれば就ける職であったため
 日本語を必要とする、などの特別な事情がない限り
 条件をクリアするのは難しいと感じていました
 
 最終的にCの調査には1-2か月ほど要し、
 弁護士さんから連絡があった頃には、えいやはすでに日本に帰国していました
 EADで戦闘意欲ゼロに陥っていたというのとその他諸々の理由により
 H1bの道は進まない旨を伝え、えいやのH1b取得チャレンジは終了しました

3.当時の日記
  OPTのEAD取得に関しては、サイドにあるカテゴリーの
  【アメリカ】過去の日記(留学時代)
  にも多少記述があるので参照してみてください。
  具体的には下記エントリーです

  ・2004年 6月11日 国葬>公共機関
  ・2004年 6月14日 仮労働許可




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アメリカ USCISとの闘い(F1-EAD)⑥

2008-10-15 08:43:49 | 【アメリカ】F1(OPT)のEAD
前回(USCISとの闘い(F1-EAD)⑤)の続きです。

【今までの経過】
 ・2004年 3月 6日 I-765書類一式送付
 ・2004年 3月12日 USCISがI-765を受取る
 ・2004年 3月18日 NOA発行
 ・2004年 4月中旬 就職先決定
 ・2004年 4月中旬 AR-11をUSCISへ送付
 ・2004年 5月中旬 大学卒業
 ・2004年 6月14日 Interim EAD取得
 ・2004年 6月21日 AR-11受取通知
 ・2004年 6月27日 「処理中」
 ・2005年 2月13日 Interim EAD失効

--------------------------------------------------------------------------

USCISからの手紙は下記のような内容でした

「USCISの記録によると、あなたのEADは2004年6月23日に発送され
 配達不能でこちらへ返送されました。あなたのEADの有効期限は
 2004年6月14日から2005年5月20日となっています。
 EADを受け取っていなければ手数料を支払って再発行手続きをしてください。」

この内容を100%信じた場合、USCISは2004年6月21日にAR-11(住所変更)を
受理したものの、すぐにシステムに入力・反映しなかったため
EADは旧住所に送付され返送されてしまったということになります。
(USCISからの郵便物は転送禁止なので、転居届を郵便局に出していても
 新住所に届けてもらうことは不可能です
ただ、USCISに返送されたのであれば
その事実を掴むのにどうして何ヶ月もかかったのでしょうか?
不思議です

もう1点不思議なのが、2004年6月21日にAR-11がUSCISに受理されて
2004年6月23日に「あなたのAR-11を確かに受け取りましたよ~」通知が
えいやの元に届いたんだけど、その通知はちゃんと新住所に届いたんだよね

基本的にえいやはUSCISからの結果報告を全く信じていません
システムではEADの処理に入ったのが2004年6月27日となっています。
手紙に書かれている2004年6月23日に発送したというのには矛盾しています。
また、手紙では、正規のEADは2004年6月14日から有効とありますが
これはえいやがInterim EADのを取得した日でもあります。
疑いの目を持ってしかUSCISを見れないえいやには、USCISは
「書面上正規EADの有効期間をInterim EADの取得日に合わせた」
としか考えられませんでしたもちろん、もしかしたら本当に
正規EADの有効期間は2004年6月14日からかもしれません。
ただ、何度問い合わせても

「2004年6月27日に最後に書類が確認されている」

と言われ続けてきたのに、いきなり

「実は2004年6月23日に送っていました」

なんて言われても到底信じることは出来ません
それだったら2004年6月27日にあなた達は一体何を見たの
というのがえいやの本音です。

最終的にEADを受け取ることが出来なかったのは引越しが原因でしょう。
I-751を送付後に引越したので、もちろん住所変更も適切に行いました。
ただ、残念ながらえいやのケースでは上手く反映されず
結局EADが旧住所に送付されてしまい
その後誰も把握出来ない状態になってしまったのです。

代償は大きいものでしたが色々な意味で良い社会勉強になりました。
アメリカのビザや労働許可等に関して知識が深くなったこと
電話でのやり取り(交渉含む)術が上手くなったこと
自分から行動を起こさなければ何も変わらないと改めて身を以て感じたこと
(有事の際には)USCISは恐ろしく手強いこと
などなど、まだまだ幼かったえいやが成長出来たという点では
とても有意義な出来事だったと思います。


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次回(アメリカ USCISとの闘い(F1-EAD)~おまけ~)へ続く

アメリカ USCISとの闘い(F1-EAD)⑤

2008-10-14 08:51:22 | 【アメリカ】F1(OPT)のEAD
前回(アメリカ USCISとの闘い(F1-EAD)④)の続きです。

【今までの経過】
 ・2004年 3月 6日 I-765書類一式送付
 ・2004年 3月12日 USCISがI-765を受取る
 ・2004年 3月18日 NOA発行
 ・2004年 4月中旬 就職先決定
 ・2004年 4月中旬 AR-11をUSCISへ送付
 ・2004年 5月中旬 大学卒業
 ・2004年 6月14日 Interim EAD取得
 ・2004年 6月21日 AR-11受取通知
 ・2004年 6月27日 「処理中」

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FAXはしたものの、やはり音沙汰は全くありません
2005年2月4日に2回目のリクエストをFAXしてみましたが
Interim EADはあと9日で失効してしまいます

アメリカでは2 week noticeと言って
退職する場合には最低でも2週間前に事業主へ通告しなければいけません。
2004年10月辺りには職場にEADの取得が困難を極めている旨、
最悪の場合2005年2月に退職しなければいけない旨は伝えてあったし
退職の現実味が帯びてきた2005年1月中旬には
泣く泣く正式に退職の旨を伝えました

この後はUSCISからの連絡を貰うことなく退職し
身辺整理をしてアメリカから日本へ帰国しました
アメリカでの生活はとても好きだったし
仕事も天職だと感じていたので、それはそれは名残惜しかったです
ただ、USCISとの闘いにはとても疲れていました
実はアメリカに滞在するために他の方法も模索していたのですが
またUSCISと闘う元気はありませんでした。全て諦めていました。
完全なる戦意喪失です

日本に帰国してからはすぐに就職して
心機一転、社会人生活を始めていました。
すると、ある日突然USCISから手紙が届いたのです


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次回(アメリカ USCISとの闘い(F1-EAD)⑥)へ続く

アメリカ USCISとの闘い(F1-EAD)④

2008-09-19 22:57:41 | 【アメリカ】F1(OPT)のEAD
前回(アメリカ USCISとの闘い(F1-EAD)③)の続きです。

【今までの経過】
 ・2004年 3月 6日 I-765書類一式送付
 ・2004年 3月12日 USCISがI-765を受取る
 ・2004年 3月18日 NOA発行
 ・2004年 4月中旬 就職先決定
 ・2004年 4月中旬 AR-11をUSCISへ送付
 ・2004年 5月中旬 大学卒業
 ・2004年 6月14日 Interim EAD取得
 ・2004年 6月21日 AR-11受取通知
 ・2004年 6月27日 「処理中」

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3日後に再度電話をして担当者と話すと

う~ん、確かに君のケースは6月27日から動きがなくておかしいね。
Fax Inquiry(FAX問合せ)を処理中のUSCISに送れば調査をしてくれるから
送って様子を見てみるといいよ、Good luck

と、問題解決にはならないけれど、まともな返事を貰うことが出来ました。
早速Fax Inquiryの用紙に必要事項を記入し
2004年3月6日に送った書類一式のコピー、
さらに別添として下記のような内容の文章をFAXしました。

「ケース・ナンバーXXXXXXXXXXXXXの進展状況調査をお願いします。
 管轄USCISでは2004年3月12日付けで受理され、USCISのHPでは
 2004年6月27日に処理に入ったと確認出来ますが、それ以降の進展がありません。
 National customer service centerには4度連絡していますが
 何の連絡もいただいていません。仮のEADを2004年6月14日に取得しましたが
 2005年2月13日に失効しますので早急に正式なEADを手に入れる必要があります。
 つきましては、調査結果を下記FAX番号にご送信お願いします。」

このFAXをしたのは2005年1月20日のことです。


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次回(アメリカ USCISとの闘い(F1-EAD)⑤)へ続く

アメリカ USCISとの闘い(F1-EAD)③

2008-09-06 14:45:45 | 【アメリカ】F1(OPT)のEAD
前回(アメリカ USCISとの闘い(F1-EAD)②)の続きです。

【今までの経過】
 ・2004年 3月 6日 I-765書類一式送付
 ・2004年 3月12日 USCISがI-765を受取る
 ・2004年 3月18日 NOA発行
 ・2004年 4月中旬 就職先決定
 ・2004年 4月中旬 AR-11をUSCISへ送付
 ・2004年 5月中旬 大学卒業
 ・2004年 6月14日 Interim EAD取得
 ・2004年 6月21日 AR-11受取通知

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正規のEADが1年間有効なのに対し、Interim EADは正規EADが届くまでの
仮カードなので、有効期限は発行日より8か月です。
えいやのInterim EADは2005年2月13日まで有効でした。

仮であれ、ようやくEADを手にしたえいやは仕事を開始。
その間もUSCISホームページでステータスをチェックし
6月27日には「処理中」という表示に変わりました

もうすぐ届くかも

という期待とは裏腹に7月になっても、8月になっても
ステータスは6月27日のまま、カードも届く事はなかったのですが
すでに仕事を開始し生活も順調だったので、そんなに気にかけてはいませんでした。
ただ、時はどんどん過ぎていく一方、9月になっても音沙汰なしなので
さすがに「何かがおかしい」と思ってUSCISへ電話をしてみることに
しかしこの電話の繋がらないこと...30分待ちなんてザラです。
ようやくオペレーターと話しても

OK!催促しておくから30日経っても音沙汰なかったらまた電話してね、バーイ

といった感じでどうもしっくり来ません。それでも言われた通り1ヶ月待ち
再度電話してもまた30日後に電話するよう指示されたため
仕方ない...とまた30日待ちました。
そしてまた電話しました。この時点ですでに12月
オペレーターと話しても、また同じ指示です

前々回も前回も同じ対応だったから違う対応方法はないのか

と少し強めに言ったところ、オペレーターの上司に繋いでくれました。
すると

じゃぁ、僕が詳細を調べておくから3日後に電話してね

との返事があり、上の役職の人に話したから進展が少しはあるだろうと思い、
再度3日後に電話をかけることになりました。


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次回(アメリカ USCISとの闘い(F1-EAD)④)へ続く。

アメリカ USCISとの闘い(F1-EAD)②

2008-08-22 10:59:36 | 【アメリカ】F1(OPT)のEAD
前回(アメリカ USCISとの闘い(F1-EAD))の続きです。

【今までの経過】
 ・2004年 3月 6日 I-765書類一式発送
 ・2004年 3月12日 USCISがI-765を受取る
 ・2004年 3月18日 NOA発行

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周りの留学生の話では、2か月でEADが届いたという人もいれば
4か月かかったという人もいました。
なので、そんなに焦りもせず学業に励んでいたある日
幸運にもインターンシップ先からジョブ・オファーをいただきました
4月中旬のことです
就職先にはEADが届くまで待って貰うことで合意。

また、ちょうどこの頃引っ越しをしたため
管轄USCISへChange of Address(AR-11)を郵送。
引っ越してすぐ郵送したのにも関わらず
「あなたのAR-11を確かに受け取りましたよ~」通知は
6月21日にUSCISから発行されたのが不思議なのですが
USCISは処理に時間がかかることで有名なのと
通知は新住所へきちんと届いていたので、時間がかかったことは
そんなに気にもしていませんでした。
(これが後で悲劇を呼ぶ事になる

それから通知にはケンタッキー州の
Department of Homeland Security(DHS)にもAR-11を送るように
指示があったので、これもすぐさま完了させました

また、5月には晴れて大学を卒業
卒業してからもEADを待ち続けること1か月。
ついに6月になってしまいました

NOAにはレシートナンバーが記載されており
その番号をUSCISのホームページに入力すると
自分のケースがどのような状態か確認する事が出来ます。
ちょくちょくチェックはしているのですが、中々処理される気配がありません

EADは申請より90日以内に届かない場合、最寄りのUSCISローカルオフィスで
Interim EAD(仮EAD)を発行して貰うことが出来ます。
6月の初旬に痺れを切らしてローカル・オフィスへ足を運んだのですが

まだ90日経ってません

と突き返されてしまいました
この頃になると、えいやよりも後にEADを申請した人が
すでにEADを受け取っていたりして、少し焦り始めた記憶があります

そして、申請(NOA)より90日以上経った6月14日に再度ローカル・オフィスへ趣き
無事Interim EAD(下記写真)をゲット
ようやく仕事を開始することが出来たのでした



が、しかし


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次回(アメリカ USCISとの闘い(F1-EAD)③)へ続く。

アメリカ USCISとの闘い(F1-EAD)

2008-08-19 22:44:44 | 【アメリカ】F1(OPT)のEAD
移民ビザ書類(控え)のファイリングをしていて、
USCIS絡みの書類は統一して同じファイルに入れようと思い立った
と言うのも、えいやにはF-1でアメリカに滞在していた過去があり
F-1取得自体は旅行代理店に頼んでしまったので資料が残っていないけど
アメリカ滞在時にUSCISへ申請した
EAD(Employment Authorization Document = 労働許可証)の書類を
全て取ってあるので、それも一緒にファイリングしてしまおうという訳
書類をガサゴソと取り出し眺めていると当時のムカ~つく思い出が蘇り
その経緯をここで書くのも悪くはないかな、と思ったので
取りあえず書いてみます

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初めに...

F-1ビザでアメリカに滞在している学生は
卒業後の1年間(※1)Optional Practical Training(OPT)という制度を使って
アメリカに滞在&就労することが出来ます。
ただ、就労するためにはEADをUSCISへ申請し取得しなければいけません。

※1 現在は法改正により必ずしも1年ではない場合があります
※2 また下記はえいやの個人的な体験記であり
   2004年当時の情報ですので、最新の情報については
   USCISのホームページにてご確認くださるようお願いいたします。


【当時の状況】
 ・ビ  ザ: F-1
 ・大学卒業: 2004年5月

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大学卒業を目前に控えた2004年2月。
卒業後もアメリカに滞在しようと決めていたえいやは
まず、大学の留学生オフィスに出向き、
OPTに必要な情報&書類を集め始め
EADを取得すべく、2004年3月6日に下記書類を管轄のUSCISへ郵送しました。
(※ EAD申請は、卒業の90日前から可能)

・I-765
・I-20
・I-94コピー
・写真2枚
・$120(小切手)

書類は無事に届き、2004年3月18日にはI-797C, Notice of Action(NOA)という
「あなたの申請を3月12日に確かに受け取りましたよ~」通知が発行され
あとは、ひたすら申請が認可されるのを待つのみでした。
(下記写真がNOA)




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