ゼロからのレコードレーベル

アメリカで日本人がゼロからスタートしたインディー・レーベル。純粋に音楽の楽しさを追求するレーベルの将来はいかに!?

春の日本伝統楽器シリーズ

2013-02-26 09:34:48 | 音楽
ここ数年、米国で活動する日本の伝統楽器奏者たちと交流を深め
イベント、コンサートで関わって来た。伝統楽器の可能性を感じるからだ。
海外に居住する日本人として、日本の伝統を大切にしたいと言う気持ちも強い。

来る3月に弊社で「春の日本伝統楽器シリーズ」を開催することになったが
できれば、このシリーズは毎月でもやりたいくらいに思う。

さて、今回は昨年もイベントで何度かご一緒させて頂いた尺八奏者の小濱明人氏
そして、箏、三味線奏者の木村伶香能氏を迎えてのコンサートシリーズ。
昨年8月にも古典楽器のイベントをやったが、その時と同様、今回も
伝統楽器の生演奏をPAを通さずアコースティックで楽しんでもらうのがポイント。
これらの楽器は演奏者の気が感じられるくらいの小さな室内で聞くのが一番良いのだ。

ということでニューヨーク近郊にお住まいの方は是非この機会をお見逃しなく!

前売券を購入ご希望の方は、contact[at]marcreation.com までメールにてどうぞ。


マリオン・ロウジューダスのビデオ「Gravedigger」

2013-02-24 17:01:42 | 音楽
よみタイム「オンガク喫茶」(2013年1月11号)で紹介した
マリオン・ロウージューダス
ジョースパブで行われた彼女のソロコンサート(2013年1月26日)には
筆者も居合わせましたが、この時に収録されたカバー曲
「Gravedigger/Dave Matthews」のビデオがYouTubeで公開されました。
彼女のお気に入りの曲ということです。
ライブを見れなかった皆さん、ぜひご覧ください。

このビデオにも映っている女性コーラスのタビサ・フェアですが、
このコンサートで知り合った別のシンガーソングライター
シェリー・ミラーの先日行われたコンサートでも
出演していてステージ後に再会を果たしました。
相変わらずの美声で見事に脇役シンガーとして役目を果たしていて
次回は彼女のソロコンサートをキャッチしたいと思います。

エミリー・オータムのニューヨーク公演

2013-02-23 13:58:42 | 音楽
昨日(2月22日)、エミリー・オータム
ニューヨーク公演を見てきました。

音楽コンサートと言うより音楽シアターという内容で、
彼女が実際に目指しているブロードウェイの舞台を想定した
発展途上のステージという感じでした。
でも決して未完成という意味ではなく
可能性を大きく秘めたものということ。

生演奏はアンコールでの鍵盤演奏以外、
基本的に全くなくバイオリン演奏を期待していた筆者としては
弱冠、肩すかしだったのだけど
彼女のシンガーソングライターの資質を
知らしめるには充分なものだったし、
エロチシズムとバーレスクの間を行ったり来たりしながら
歌い、シャウトし、踊る彼女のパフォーマンスは充分に楽しめました。
そして、それを支えるヴェロニカ・ヴァーロウ
キャプテン・マゴット
とても刺激的に見せ場を作っていました。

今後はグラマシーシアターを埋め尽くした
熱狂的なゴス系ファンだけに留まらない
幅広い層へのアピールが
今後の更なる成功への鍵となりそう。

「Times Square」に掲載された
彼女の英文インタビューはこちらです。

オンガク喫茶:エミリー・オータム

2013-02-16 16:25:07 | よみタイム記事
今回は表紙にまでなってしまった
アメリカ人シンガーソングライター/バイオリニストの
エミリー・オータム

今回はツアー中でフロリダにいる彼女に電話インタビューしましたが
写真のイメージとは異なり、とても可愛らしい女性です。
興味のあるお茶が、同じ「木」からできるのに
国や文化によって作法も飲み方も違うのよ、って。

Jロックも大好きとか言ってたし、とにかく日本は大好きみたいです。

それはそうと、前回ソールドアウトでコンサートが見れなかった
トリクシー・ウィットリーの事務所から連絡があり
4月26日に行われるブルックリンでのコンサートに招待してもらえました。
ありがたき幸せ。

2013年4月26日(土)
Glasslands
289 Kent Avenue
Brooklyn, NY 11249

2月22日号に掲載の記事も書き終えています。
次回はインディーズロックバンドのマミーヘッズ!

では、その前にエミリーの記事をご覧頂き
ぜひぜひ2月22日のコンサートにお越しください♪

よみタイム Vol.199:2013年2月11日号 オンガク喫茶:エミリー・オータム

極寒地帯ニューヨーク

2013-02-02 08:36:53 | 音楽
昨晩は昨年から本格的にマネジメントを始めた
ポーラ・ヤーッコラのギグに行ってきた。
しかし、ニューヨークは暖かくなったり、極度に寒くなったりつむじ曲がりだな。

さて、会場は愉快なスティーブが経営する「Somethin' Jazz Club」。
日本人としてニューヨークで音楽クラブでがんばっている人がいて嬉しい。
「ひろし、最高級のバーボンをサービスするよ」と言って一杯呑ませてくれたり
そんな優しさが心に染みる。

ポーラはフィンランド人と言うこともあり
北欧の人が結構来てくれるが、アメリカ人もいるし
僕も含め、日本人の友達も来てくれて国際色は豊か。

ポーラが歌うフィンランド語の曲が好評だけど
彼女の良さはキャッチーなポップ感覚。
ポップなんだけど、北欧独特のメランコリックな感じや
曲の中でも陽と陰が共存する。

ファンランド人と日本人はウマが合う。
これからも一緒にステップアップしていけると嬉しい。

次回は4月5日に開催されるメトロポリタンルームのショーケースに出演予定。

最後に話は変るが、前回のオンガク喫茶で記事を書いた
トリクシー・ウィットリーのコンサートは完売となり
購入も間に合わず、プレスゲストでも入れなかった。
見れなかったのは残念だけど、取り上げたコンサートが売り切れになったのは嬉しい。