12月6日(火)
手術日当日。
手術着に着替えて、着圧ソックスを履いて(俗に言うエコノミー症候群予防のためです)、待機すること2時間余り。とてもながーく感じました。
歩いて手術室へ向かい、看護師さんたちに歓迎され、いざ手術台へ。
「marimariさーん、点滴に眠くなるお薬入れますねぇ」
私の記憶はここまで
~~~~~~~~~~ 約2時間経過 ~~~~~~~~~~
再び「marimariさーん」の声。
終わったようです。回復室に運ばれたものの、目を開けると天井が回っています。
でもそれも10数分で終わり、だんだん意識もはっきりしてきました。
「無事に終わりましたよ」と見せてくれたのがこれ。
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私の身体の中で、私を苦しめた胆石です。(さすがに胆嚢は見せてくれませんでした)
1つが大体5ミリぐらいですかね。これが全部体内にあったわけです。
でも激痛を引き起こし、死ぬ思いをしたのに、私の身体から生まれ出てきて、何だか出産した後のような、愛おしい気持ちになってしまいました お仕置きしようと思ったのに…
さてその後が大変。回復室に当日は寝たきりの状態でいなくてはなりませんでした。
11時過ぎに手術が終わり、ほぼ20時間あまりです。ずうーっと寝ていると、肩はガチガチになるし、腰は痛くなるし、どれだけの寝返りをうったことでしょう。点滴、導尿管、心電図、血圧計、サチュレーションを測る器械、足には自動的にふくらはぎを圧迫するフットポンプなどがつけられていて、自由には動けなく、それが一番のストレスだったかもしれません。
そして周りの病室から聞こえてくる、認知症のおじいちゃんの叫ぶ声や語っているおばあちゃんの声。これはなんか父も入院中はそうだったなぁなんて思い、ちょっと懐かしくもあり。
あとは食事のにおいがたまらなく辛かった。もうお腹グーグーでしたから
寝たきりを何とか乗り越え…
12月7日(水)
そんなこんなの当日が終わり、今朝6時、バイタル測定の後、まずフットポンプがとれ、心電図、サチュレーションがとれました。いよいよベッドを少しずつギャッジアップしていきました。急激に起きると血圧が下がってしまうんだそうです。
ほぼフラフラもなく、血圧も正常。いよいよ起き上がり、手術着からパジャマに着替えました。そして看護師さんがついてきてくれ、レントゲンを撮りに行き、歩行が可能かどうかを見て、ほぼ普通の状態で歩けたので、最後に導尿菅を抜いて、やっと身軽になりました。点滴だけは今日1日行っています。でもあと半分で終わります。
先生の回診の後に、いよいよ部屋に戻るときがやってきました。1日ぶりとはいえ、懐かしい。
手術に臨む前はこんなにお天気もどんよりしていたのに…
今日は快晴 まるで私の気持ちそのままですネ
レントゲンも採血も問題なく、傷がちょっと内出血しているものの、大きな問題はありませんでした。
今日のお昼から食事再開です。
考えてみたら、最後の食事は5日の夜。そこから飲食禁止で、何も食べたり飲んだりしていません。
断食状態。
いやー病院の食事がこんなに美味しいなんて初めてのことかも、です。5分粥でしたが、もう完食ですよ。
食べることがこんなに幸せなことだなんて…改めて感じました。
順調な経過ではあるものの、昨日は傷の痛み止めが点滴に入っていたので痛みは全く感じませんでしたが、今日は傷が痛いです。咳が思う存分できません。
腹腔鏡手術なので、おへその部分をちょっと切ってあります。ちょっとでも痛いものです。
今日からは内服で痛み止めを飲みます。
手術を受ける前はドキドキして、怖かったですが、終わってしまうと、今はホッとした気持ちです
これで激痛とさようならできればいいな~と思っています。年末年始は楽しい行事が目白押しです。それまでに間に合って良かった良かった
手術報告はこれでおしまいです。
明日とあさっては特に何の制限もないので、さあ、どのように過ごそうかしらん。ルンルン
おいおい、手術後だということを忘れるなよ…決して無理は禁物だからねっ!
最後まで読んでいただきありがとうございました
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