台風の雨も風もおさまった夕方、部屋に射し込む光に気がつきました。
しかも、得も言われぬ光の柔らかさ。
とくんとくんと心が騒ぎ始めました。
上がるテンションで、庭に出て夕陽を見ようとしましたが、
高いビルに隠れて見えません。
ガックリしつつも、どうしてもまばゆく輝く黄金の光が見たくて、
買い物がてらに、近くのスーパーマーケットに向かいました。
「沈む前の夕陽が見られるかも」「黄金の光をもっと見たい」と
西の空を見ながら、焦る気持ちで自転車を走らせました。
それにしても、台風一過のこの輝き…
大気中の汚れやゴミを大雨と大風で払いのけたためでしょうか。
いつごろからか、地球の営みに思いを馳せるようになりました。
例えば、海に投棄されたゴミ。
それが流れ流れて、海岸に打ち寄せられるのは、
波がゴミを一生懸命に押し出しているのではということを。
それは人間が、体内に入った菌を熱を出すことなどで、
押し出そうとすることと同じことなのだと思うようになりました。
地球は生命体ということ。
だからこそ、土に植物が育ち、海や川で育つ生き物がいるということ。
そのおかげで人類が生きていかれるということを。
この母なる地球なしでは、私たちは一瞬たりとも存在しえないのだと。
黄金の輝きを求めつつも、東に向くと(マーケットの方角)、虹!!!
だから、この明るさ、柔らかさだったんだ♪しかも濃くなってきました。
黄金の輝きも撮らなくては!と西の空を振り返ると、この神々しさ。
西も東も美しすぎて、どっちも見続けたいのに、夕焼けも虹も瞬く間。
で、消えたであろう虹を見ると、信じがたいことに濃くなっていました(泣)
切れていた虹が見事につながっていました。陽は一刻一刻と沈んでいるのに。
感動!!!
で、スーパーマーケットでお買い物中も、外が気になりますが…
「見られたからヨシとしなければ☆」と自分に納得させ、10〰15分ほど???
西の空は茜の空に変わっていました。黄金から、茜色に。
どんなに科学が発達しょうとも、神さまの領域(御業・ミワザ)ですよね。真似などできません。
さらに、すごいミラクルを見せてくださったのですよ!
虹が残っているのを期待したわけではありません。でも、何気なく東の空を見たら…
信じがたいことに虹が見られました!
感動して泣きたくなるような一瞬でした。実際に涙が出ましたが。
もう一度見上げたら、虹は消えていました。
これらから、私は何を学びとれるんだろうかと考えます。
それは、きっと人それぞれだと思います。
自然がもたらしてくれるメッセージを、できるだけ見逃さず、自分の成長につなげていけたらいいですよね。
だって『人は自然の一部』なのですから。