おはようございます!
ブログ管理人の高橋です。
台風が近づいているそうですが、空はよく晴れています。
今日も暑くなりそうですね。
さて今朝の話題は、ショパンコンクールをめざす少年の物語
マンガ『ピアノの森』についてです。
このマンガは一色まことさんの作品で、1998年から2015年という
長い時間をかけて、講談社の主として『モーニング』に連載されました。
コミックス全26巻なのにそんなに時間がかかっているのは、
ときどき休載されたからのようです。
確かに、あれだけのクラシックの知識や造詣をマンガに盛り込むには
ときどき休んでは大量のインプットをする必要があったでしょう。
主人公は、「森の端」に捨てられたピアノをおもちゃ代わりにして育った少年、一之瀬海。
小5のときに、転校してきた、父親をピアニストにもつ雨宮修平と
小学校の音楽教師をしている、かっての天才ピアニスト阿字野壮介と出会い、
ピアニストとしての才能を開花させていきます。
最終的にはポーランドのワルシャワで開かれるショパン・コンクールに挑戦し、
なんと……という素晴らしい快挙をなしとげる、胸が高鳴る感動モノの物語です。
マンガには音楽が流れないけれど、
まるで音楽の調べに包まれているような錯覚を覚えるほど、
音楽に満ち満ちた素敵なマンガです。
ハル文庫にも全巻がそろっており、子どもたちはもちろん、
年配の方々にも人気なんですよ。
『ピアノの森』はアニメ化されていて、2018年から2019年にかけて、
NHK総合テレビで放送されました。
こちらは全24話です。
マンガのほうがきちんと描かれていて読みごたえがあるのですが
アニメには実際にピアノの音が流れます。
モーツァルトだ、ショパンだと、音楽を楽しめるので、こちらもおすすめです。
ハル文庫を訪れる子どもたちには
「本当に楽しみたかったら、先にマンガを読んでから、アニメを見たらいいわ」
とすすめていますけれど。
そのアニメ『ピアノの森』は現在Netflixで見ることができます。
ショパンコンクールが開催される今年、お時間があれば、マンガとアニメを
お楽しみいただければ楽しいかなと思います。
ショパンコンクール予備予選が終わったばかりで
関連する? マンガとアニメのご紹介でした。
では、今日も素敵な1日をお過ごしください!!