「仲良しじゃないってどうゆう意味?」
「まだ心と心がつながり合ってないってことさ、俺にとってきみは大勢いる人間の一人に過ぎない。俺もその辺のきつねの一匹に過ぎない。でも心が通じ合えば君は世界で一人だけの君になり、俺も世界で一匹だけの俺になる。そうすれば俺は君の足音を聞くだけでわくわくするようになる」
「じゃあ、どうすれば仲良しになれるの?」
「それには時間をかけなくちゃならない。人間はせっかちだから友達ができないんだ。これから毎日同じ時間にここで会うことにしよう、最初は遠くからお互いチラチラ見るだけ、次の日はちょこっとだけ近づく、3日目は挨拶をかわす。そうやって徐々に距離を縮めていくんだ。するとだんだん君に会うのがまちどうしくなる!」
そうやってふたりは仲良くなった。
しかし王子様はすぐに出発しなければならなかった。
「俺は寂しくなるよ」きつねは言った。
「仲良しにならない方がよかたのかな?」
「いや、これから小麦畑が君の髪の色にそまる季節の度に俺はうれしい気持ちになれるのさ、それからもう一度あのバラ園に行ってごらん、きっと違って見えるから」
王子様はバラ園に行ってみると、確かにきつねの言う通りだった。
そこに咲いていたには美しいだけで空っぽの花だった。
自分の星にいた、眺めたり、世話をしたり、喧嘩をしたあの花とは似ても似つかないものだった。
王子様はきつねのところに戻っていった。
「君の言いたい事がわかったよ、悲しむ必要なんかなかったんだ」
「目では何も見えない、心で見なくちゃ大切なものは見えないんだ」きつねは言った。
「もう一つ大事なことは、心を通わせたものに対しては責任がある。きみはその花に責任がある」
「まだ心と心がつながり合ってないってことさ、俺にとってきみは大勢いる人間の一人に過ぎない。俺もその辺のきつねの一匹に過ぎない。でも心が通じ合えば君は世界で一人だけの君になり、俺も世界で一匹だけの俺になる。そうすれば俺は君の足音を聞くだけでわくわくするようになる」
「じゃあ、どうすれば仲良しになれるの?」
「それには時間をかけなくちゃならない。人間はせっかちだから友達ができないんだ。これから毎日同じ時間にここで会うことにしよう、最初は遠くからお互いチラチラ見るだけ、次の日はちょこっとだけ近づく、3日目は挨拶をかわす。そうやって徐々に距離を縮めていくんだ。するとだんだん君に会うのがまちどうしくなる!」
そうやってふたりは仲良くなった。
しかし王子様はすぐに出発しなければならなかった。
「俺は寂しくなるよ」きつねは言った。
「仲良しにならない方がよかたのかな?」
「いや、これから小麦畑が君の髪の色にそまる季節の度に俺はうれしい気持ちになれるのさ、それからもう一度あのバラ園に行ってごらん、きっと違って見えるから」
王子様はバラ園に行ってみると、確かにきつねの言う通りだった。
そこに咲いていたには美しいだけで空っぽの花だった。
自分の星にいた、眺めたり、世話をしたり、喧嘩をしたあの花とは似ても似つかないものだった。
王子様はきつねのところに戻っていった。
「君の言いたい事がわかったよ、悲しむ必要なんかなかったんだ」
「目では何も見えない、心で見なくちゃ大切なものは見えないんだ」きつねは言った。
「もう一つ大事なことは、心を通わせたものに対しては責任がある。きみはその花に責任がある」
本を読んでいるようです
「こんなお話だったっけ!?」
と、発見もあったり
『星の王子様』。
とても難しい・・というのか何というのか・・本ですよね。
私も、改めて読みたいな、と思いました
今まで勝手に入れさせていただいていたのですが、許可を取ったほうがいいと気づき、この場をお借りしました。
「本のやまびこ」さん、私のブログのブックマークに入れさせて頂いても、良いでしょうか?