男はつらいよ 寅次郎物語 - goo 映画
昨日は、NHK-BS2で放送された「男はつらいよ」シリーズ第39作「寅次郎物語」を見た。
映画の話は、テキ屋仲間の遺児の母親を探しに一緒に旅に出た寅は、子供の病気に親身になる女性と出会う。
私がこの作品を見たのは、これで2度目、テレビで見たのか、渥美清の追悼上映会で見たのか記憶は定かではないが、映画を見始めて気がついた。
とにかくご存知のとうり「男はつらいよ」シリーズは全部で48本、全作品は見ていないが2/3くらいは見たはず、しかし、このシリーズはヒロインこそ違うけど、いい意味で殆どリメイク、なので頭の中で整理が大変。
さて今回の作品はかなり異質、オープニングから寅次郎の少年期の回想から始まる、しかも寅次郎役は子役の少年、たぶんシリーズの中で寅次郎を渥美清以外が演ずるのは、この作品だけではないか、寅次郎と妹さくらの別れの場面が再現される。
お馴染みのタイトルの後は、今回の主役のテキヤ仲間の遺児の登場、寅次郎にソックリな子供がとらやにやって来て話が動き出すのだが、この子役の子が渥美清そっくりで可笑しい、とらやの皆は寅の子と疑いだす、そして寅さんの登場、いつもだったらとらやで一服する寅さんだけど、今回はあっという間に子供の母親探しに出発。
しかし、この行動がマズカッタ、テキヤ仲間の情報を当てにして探しに行くものだから、行く先々で母親と入れ違いで中々母親と出会えない、だいたい電話とかで相手の所在を確認してから行けばいいのに、寅さんはそんな野暮な事をしない。
日本各地を子供と一緒に母親探しをする寅さん、ちょっと変わった趣向、今回は恋愛はそっちのけの展開。
ヒロインの秋吉久美子も化粧品を各地に売り歩くセールスレディー、寅の泊まる旅館で子供を看病した縁で、寅と子供と秋吉での擬似家族的な展開になる、しかし寅は素人の女性にはメッポウ弱い為、いい所で逃げてしまう。
その後、秋吉と別れ、やっと母親役の”かまきり夫人”こと五月みどりの登場、かなり若い、この当時の色っぽい役と違い病でやつれた役を好演。
寅と子供の別れのシーンは、山田洋次が脚本を書いた「砂の器」を思い出した。
作品の感想、シリーズの中でもかなり変わった作品、寅と子供のロードムービーと見るのが一番近い感じ、なので今回のヒロインはどこか影が薄い、寅が柴又のとらやに帰るシーンがほぼ無いので、とらやの皆の前での話芸が無かったのが、ちょっと寂しい。
最後に注目すべきは、タレントの出川哲郎が柴又の商店街の板さん役で初々しい勇姿を披露している、まだ痩せていて、ちょっとカッコいい出川哲郎が見れます、セリフもあります。
今回は「男はつらいよ 寅次郎物語」と「男はつらいよ 49巻セット」と、今回のキーワードの母親役を好演した、五月みどりの若かれし日の色っぽい映画「かまきり夫人の告白」のDVDを紹介。
男はつらいよ 寅次郎物語(期間限定) ※再発売 DA-539男はつらいよ 49巻セット+特典ディスク2枚付 DA-550
五月みどりのかまきり夫人の告白 DSTD-2467
ウルトラマンの腕時計が発売されました、詳しくはバーナーをクリック。
昨日は、NHK-BS2で放送された「男はつらいよ」シリーズ第39作「寅次郎物語」を見た。
映画の話は、テキ屋仲間の遺児の母親を探しに一緒に旅に出た寅は、子供の病気に親身になる女性と出会う。
私がこの作品を見たのは、これで2度目、テレビで見たのか、渥美清の追悼上映会で見たのか記憶は定かではないが、映画を見始めて気がついた。
とにかくご存知のとうり「男はつらいよ」シリーズは全部で48本、全作品は見ていないが2/3くらいは見たはず、しかし、このシリーズはヒロインこそ違うけど、いい意味で殆どリメイク、なので頭の中で整理が大変。
さて今回の作品はかなり異質、オープニングから寅次郎の少年期の回想から始まる、しかも寅次郎役は子役の少年、たぶんシリーズの中で寅次郎を渥美清以外が演ずるのは、この作品だけではないか、寅次郎と妹さくらの別れの場面が再現される。
お馴染みのタイトルの後は、今回の主役のテキヤ仲間の遺児の登場、寅次郎にソックリな子供がとらやにやって来て話が動き出すのだが、この子役の子が渥美清そっくりで可笑しい、とらやの皆は寅の子と疑いだす、そして寅さんの登場、いつもだったらとらやで一服する寅さんだけど、今回はあっという間に子供の母親探しに出発。
しかし、この行動がマズカッタ、テキヤ仲間の情報を当てにして探しに行くものだから、行く先々で母親と入れ違いで中々母親と出会えない、だいたい電話とかで相手の所在を確認してから行けばいいのに、寅さんはそんな野暮な事をしない。
日本各地を子供と一緒に母親探しをする寅さん、ちょっと変わった趣向、今回は恋愛はそっちのけの展開。
ヒロインの秋吉久美子も化粧品を各地に売り歩くセールスレディー、寅の泊まる旅館で子供を看病した縁で、寅と子供と秋吉での擬似家族的な展開になる、しかし寅は素人の女性にはメッポウ弱い為、いい所で逃げてしまう。
その後、秋吉と別れ、やっと母親役の”かまきり夫人”こと五月みどりの登場、かなり若い、この当時の色っぽい役と違い病でやつれた役を好演。
寅と子供の別れのシーンは、山田洋次が脚本を書いた「砂の器」を思い出した。
作品の感想、シリーズの中でもかなり変わった作品、寅と子供のロードムービーと見るのが一番近い感じ、なので今回のヒロインはどこか影が薄い、寅が柴又のとらやに帰るシーンがほぼ無いので、とらやの皆の前での話芸が無かったのが、ちょっと寂しい。
最後に注目すべきは、タレントの出川哲郎が柴又の商店街の板さん役で初々しい勇姿を披露している、まだ痩せていて、ちょっとカッコいい出川哲郎が見れます、セリフもあります。
今回は「男はつらいよ 寅次郎物語」と「男はつらいよ 49巻セット」と、今回のキーワードの母親役を好演した、五月みどりの若かれし日の色っぽい映画「かまきり夫人の告白」のDVDを紹介。
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