昨秋初めて種蒔きした花 白と青の2色咲き出してきた
花が終った所に 膨らんだ果実が出来てきた 見付けるのに時間が掛かった
ニゲラ(クロタネソウ) 引用
ニゲラの仲間はおよそ15種が地中海沿岸~西アジアに分布します。その中でもニゲラの名前で普及している
のはクロタネソウとも言われる、ニゲラ・ダマスケナ〔N. damascena〕です。
ダマスケナは主に南ヨーロッパに分布します。秋にタネをまいて翌春に花を楽しむ秋まき一年草として扱う
のが一般的です。草丈は60cm前後、葉は細かく裂けて細い糸状になります。茎は細かく枝分かれして、その先
端に一輪の花を咲かせます。花は直径3cm-5cm、色は白、青、ピンクなどがあります。花びらに見える部分はが
く片で、本来の花びらは退化して目立ちません。花は糸状の総ほう片に包まれます。
花後にぱんぱんにふくらんだ果実がでて来た 熟すと裂けて中から黒いタネが出てきます。タネには
カロイドや揮発性の油が含まれており、薬として利用されます。
日本には江戸時代末に入ってきたとされています。露地、鉢植え、切り花の他、ドライフラワーとして
も利用されます。花色の濃いものや八重咲きで草丈の低いもの、大輪種などの園芸品種があります