拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

キャベツで精をつける

2019-11-04 11:52:44 | グルメ

粉と水の分量は本に書いてあるものが自分に合うとは限らない。試行錯誤の結果、お好み焼きのときは粉100gに水150cc、ピザ生地を作ると時は粉100gに水70ccがよいことが分かった。ぬか床作りも、ものの本にはぬかと水を同量とか書いてあるが、それだと水が多すぎてカビる原因となる。ぬか1kgに水800mlくらいがよいようだ。それでも漬けてるうちに水が出る。すると過剰発酵となって、今朝などはかきまぜようとフタを開けたらヨーグルトの匂いがした(逆に、外でヴァイツェンビール(小麦を使った上面発酵ビール)を飲んだとき、ウチのぬか床の香りがした)。だからここんとこぬかを足している。以下、連想ゲームである。お好み焼きはキャベツをたくさん使う。キャベツをたくさん使うのはぎょうざ。家計が苦しいときに餃子を作って夫に精を付けさせたのはゲゲゲの女房である。「ゲゲゲの女房」はそうでなくても超貧乏時代を描いた期間が長いうえに、夕方の再放送ではやれ国会だ、やれ相撲だでしょっちゅう中断したから、その超貧乏期間は果てしなく長かったが、ここにきてようやく明かりが射してきた。これまで書いても書いてもまったく売れなかった水木漫画がいよいよブレークすることは史実であるから分かっていたが、ようやくって感じである。それに対し、私の人生は現在進行形、これからどうなっていくのだろう。とりあえず、ゲゲゲの女房を見習って、キャベツで増幅した餃子を作って精をつけ、まだ見ぬ「良い事」に備えることとしよう。