拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

セルリー

2023-02-12 12:57:48 | グルメ

今朝、うどんに入れたのは、セロリ、キャベツ、長ネギ、もやし、椎茸、キクラゲ、それに豚肉の細切れ。その日、冷蔵庫にある野菜をもれなく入れることができたかどうかが認知機能のチェックになっている。この日は完璧!……と思ったら、少し味が薄い。めんつゆを入れ忘れた。が、具から出る汁だけでこんだけの味付けになることに感動である。

それにしてもセロリは美味い。香ばしいし、熱を加えると甘みさえ漂ってくる。この旨さを知ったのは実は最近である。子供の頃、苦いというイメージがあって、オトナになって食材の選択権を得てからは決してセロリを選択しなかった。だが、環状人生を一回転した頃、セールの値段につられて買って食してみたら美味い!遅ればせながらセロリのファンになったワタクシである(アンチが転じてカラヤン・ファンになったのは、もちっと早かった)。

ところで、近所のスーパーではセロリを「セルリー」として売っている。まさか別物?だから甘いの?いや、セロリであった。英語やフランス語では「セルリー」と言うらしく、日本でも、なんとか法では「セルリー」と表記されているそうだ。ん?ドイツ語ではなって言うんだろう。そんなの習わなかった。辞書をひく。「Sellerie」(ゼレリー)だそうだ。

因みに、本日うどんに入れた豚肉は、久しぶりに100g88円セールで売ってたもの。オランダ産だった。このスーパーでオランダ産は初めてである。私のようなビンボーな消費者をつなぎとめようとスーパーも努力してくださってる。ありがたい。電力会社が値上げ申請をしているそうだが、スーパーのような経営努力をしたうえでの申請だろうか?例えば、ドイツでは、石油やガスの値段が上がると連動して電気代が上がる制度になっていて、電力会社は大もうけだそうで、さすがに制度改革が叫ばれている。日本ではどうなのだろう。ドイツのように「連動して」だったらボクちゃん怒るからね。

少しでも家計の足しに、とベランダのプランターに野菜を植えるのだが、バジルを収穫してからは冬だから「休耕地」にした。おかげで、毎朝の日課の一つ「水遣り」がなくなって楽になった……と思ってて、ふと、最近プランターを見たら、あらびっくり、この寒さの中、これだけ芽が出てる。

昨年、芽吹き損なったバジルがここに来て頑張り始めたようだ。おかげで、日課に再び「水遣り」が加わった。