拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

I丸電気、あのねのね他(都知事選)

2024-07-08 16:27:26 | 日記

都知事選が終わったので、候補者何人かについての感想を書く。なお、文章が好意的でも支持しているとは限らないし、批判的でも不支持とは限らない点を申し添える。投票の秘密は憲法が保障した人権であり、私はその秘密をしっかり守る者である。

K池さんは、子育て世代の女性から圧倒的に支持されてるというが、それを実感したのは、ある日バスに乗ってたら近くに母娘と思しき二人連れがいて、娘は子育て中のようだったが、その二人の会話が聞こえてきたとき。
娘:「K池さんの子育て支援策が良い」
母:「……」(良く聞こえなかったが、学歴詐称疑惑についてしゃべったらしい。すると、娘が青筋を立てて)
娘:「だってカイロ大学が『卒業した』って言ってるんだからそれでいいじゃない。(これを3回繰り返した揚げ句)卒業してなくてもいいわ」
なんだ、結局何が何でも支持なんだ。こうした岩盤支持層にK池さんは支えられてるんだな、と思った(私はその層の中に入ってないけど)。

今回の候補者にI丸さんが2名いることに選挙当日に気付いた。間違って投票した人もいたに違いない。私は、I丸と聞くと、昔秋葉原にあったI丸電気とそのCMソングを思い出す。♪Iまるー(ドドミソー)、Iまるー(ファファラドー)って歌である。家電売り場のほか、CD売り場もあってたいそう充実していて、よく通ったものである。

R舫さんは、その昔「二位じゃだめなんですか」と言ってて、それに対する都民の答えは「だめ」だったようだ。三位だったから。

元自衛隊の偉い人だったT母神さんは、「災害に強い街づくり」だとか、子どもが生まれたら「一人目は100万円、二人目は200万円、三人目は400万円、四人目は800万円、五人目は1600万円支給する」といった政策が気に入ったが(後者は倍々ゲームで金額を覚えやすい)、「道徳復活」は困る。私は道徳は苦手である。この一点で票を入れるわけにはいかなかった。

その点、同じく「災害に強い街づくり」を掲げたS水さんは、道徳のことを言わないから気に入った。その昔「あのねのね」というコンビで「♪あかとんぼ……」という歌を歌っていた方だが、思いのほか、全然真面目である。因みに「♪あかとんぼ……」で始まる歌は「できちゃったのは、赤ちゃん!」で締めくくったと記憶している。

ドクターN松さんは96歳でご健在。いろいろなモノを発明された方だが、その代表作のフロッピーディスクは現在まったく見なくなった。あと、テレビでぴょんぴょん跳びはねる靴を自ら履いてぴょんぴょん飛んでおられた姿もよく覚えている。