富士山でカメラが滑落! 2016年12月7日水曜日
本格的な厳冬期が来る前に、雪山の練習をしたいと思い!! 八ヶ岳か谷川岳か富士山かに早く登りたいです。
谷川岳は登ったばっかりだし、急登で鎖場がある八ヶ岳は、初心者にはちょっとキツイかなぁ!山の天気を見ると、標高3000mだと風速20mとなっている富士山!そして山頂は更に風が強く、登山指数がCランクになっていてかなり危険です!
過去に2回登った事がある比較的傾斜が緩く、下地が砂利なら踏み抜く事がないから安心で、強風対策に集中出来る御殿場コースに決定します!
今回は、自撮りに失敗し、カメラを滑落させてしまいましたので、写真は電池が残りわずかのアイホンで、なんとか3枚撮った写真のみなので淋しいです。
まぁ!カメラが猛烈なスピードで滑落して行くのを目の当たりに見てしまうと、私が滑落しなくて良かったなと思いましたよ! 標高3000mの7合目の日の出館辺りからは、雪山ではなく氷山になっていましたからかなり危険でした!
副業の朝刊を配達し、水曜日のライオン餃子の定休日に入ります。御殿場登山口に到着し、準備が出来!7時30分に出発します。目標は勿論山頂到達ですが、私の体力技量と天候で無理なく行けるところまでとします。
本日は、私を入れて四人の方々が御殿場コースでアタックします!私が最後に出発したみたいです。
登り始めてから30分ぐらいで、前方に2人の登山者が見えて来ました。 標高1900mの次郎坊で進行方向左側の下山道、大砂走りを敢えて登る法政大学登山部でした方と、正攻法の登山道で登る、富士山に700数十回登頂に成功しているSさんが頑張っています!
私は、登山道を選択してあっという間にSさんに追いつきご挨拶します!Sさんは、百戦錬磨で経験豊富な登山家ですから目利きが鋭く、私に優しく雪山の基本をしっかりアドバイスしてくれました。命の恩人ですよ!Sさんにアドバイスして頂き、私の体力自慢の登山は、基本的な技量がなく危険だという事がまざまざと実感出来、反省し、今後の登山に! この富士雪山登山の経験を役立て行きたいと思います!
標高2600mの6合目を通過し、旧6合目小屋跡で、防寒具と12本爪アイゼンとピッケルを着用します!雪は締まっていて歩きやすいので、7合目の日の出館まで直登で行きます。一歩一歩めり込む砂利より遥かに歩きやすく楽しいです!
調子に乗って更に、7合目の日の出館から8合目手前の赤岩8合館まで、直登で目指します!
さすがに!標高3000mを超えて来ると、山の天気予報通り、度々、新雪を巻き上げた強烈な風が襲って来ます! その度に、Sさんのアドバイス通りにピッケルを凍り付いた斜面に思いっきり刺し、姿勢を低くして吹き飛ばされないようにじっと耐えます。
そして、締まっていた歩きやすい雪がアイスバーンになって、ここから先は、私の実力では無理な状態になりました。
赤岩8合館手前の標高3200m辺りの登山道に、なんとか滑落しないで辿り着きホットします!
只今の時刻は12時4分、そして、山頂の気象条件は最悪の予報で、季節柄日が短いので安全を考えて下山します!
先ほどの法政大学登山部でした方が、私が苦戦して直登した斜面を、軽く下って行くのが目に入ります。さすがですね!山頂まで行って、もう下山して来るなんて凄いと思います。ですが!下山後、車を駐車した場所で、さり気なくSさんさが待っていてくれて反省会をした所! 法政大学登山部でした方は、8合目で下山したそうです。もう2人の方は一緒に来たみたいで、標高2700m宝永山で下山したそうです。ですから今日は、山頂まで登った方はいないみたい!
私が駐車上に辿り着いた時!ホットした顔をしたのは私ではなくSさんでしたよ!なんとなく心配掛けた感じかなぁ?!ホント色々ありがとうございました!また、必ず御殿場コースでお会いすると思いますので、ご指導ご鞭撻宜しくお願いします!
ホットコーヒー、”美味しい”