Maskalのランチ日記

MASKALはお昼ご飯に何を食べてきたか

田植

2008年05月25日 | 
昨日、雨の間をぬって田植をしました。
品種はコシヒカリとヒノヒカリの2種類、それぞれ1反半づつ植えつけます。
田植え機で植えるのは兄が行い、自分は苗箱を運び、息子二人が空になった苗箱を洗ってくれました。
機械がスムーズに動いてくれたので、作業に取りかかってから片づけまで4時間で完了。機械のもんですね。

今日は朝から晴れて、植え接ぎの作業です。
田植え機で植えられないコーナーとか、苗の植え付けがとんでいたり、植えられていても一本だけのところに、植えていきます。
こればかりは、田んぼの中を歩いて人手で行わなければなりません。
昨夜の雨が予想以上に多かったので、苗が水に浸かってしまい見えない場所もあり、いろいろ苦労もあります。

すべて植えたら、最後に顆粒の肥料と椿油粕を撒いて作業修了です。
顆粒の肥料は一発肥えといって夏ごろに必要な成分がカプセルに入っていてじわじわと効きだすようになっています。椿油粕は、対ジャンボタニシ用でこれを撒くと即効タニシがのた打ち回ります。

とにかく今年も稲を植えることができました。植えてしまえば、あとはどうにかなるでしょう。

<こぼれ話>
家のそばの川(幅2m)でスッポン発見。30cm近くある大物でした。こちらの気配に気づいてすぐに水の中に入ってしまった。去年も目撃情報があったので、今年の夏は狙ってみます。

よその田んぼも代掻きがはじまり、水を張った田にアマサギの群れが来てました。夏羽の亜麻色の頭がきれいです。

代掻き

2008年05月18日 | 
昨日、今日と田んぼの代掻きをしました。
田植の前に水を入れてトラクターでかき回して、土を細かく砕きとろとろ状態の泥にする作業です。

朝一番の準備は、田に水をあてるため、用水路をせき止める板を作るところから始まります。田が3枚ありそれぞれに用水路の幅、高さが違うので、去年まで使っていた腐りかけた板を元に型を取って、杉板を何枚か合わせて作ります。
次に、川に堰をして用水路に水を引き込まなければなりません。用水路は迷路のように流れていくので、他所への水路は堰き止めて自分の田へ導いてきます。今年は水量が多いので勢い良く流れています。最初のうちは枯れ草やごみが多いのでしばらく流しっぱなしにしてから、やっと田へ引き込みます。
ここまでで半日かかった。

水がたまるまで約3時間。田んぼがきれいにならされていく様子は、やった分だけ目に見えるので、気持ちいいものです。急に水を入れられてあわてふためいて畦に集まる虫を狙ってサギやカラスがやってきます。

トラクターで走り回ると、どうしてもコーナーに土が寄せられて高くなってしまうので、トンボを使って水平に整地しなければなりません。粘土状になった土を動かすのは、重くて大変ですが、雑草やジャンボタニシを防ぐためには必要な作業です。

田によって土の質が違うので、なかなかマニュアルどおりには行きません。2日かけて3反の田んぼの代掻き修了。

さて、来週はいよいよ田植です。よい天気でありますように。

<鳥の話>
今年初めてホトトギスの声が聞こえました。夏が近づいてます。