郷土のお盆その2 わが郷土では最近ではあまり見られなくなったお盆の風景がある。私が記憶がある昭和40年頃からの昭和50年代頃のお盆には垣内近くを流れる川(特に西側)の橋の両端に小芋(さといも)の葉になすびやキュウリ、スイカ、少数ではあるがもちやはくせんこう(白雪糕 )なども載せていくつも供えられていた。。よく世間で聞くなすびやキュウリを使って馬や牛を造ったものではなく、そのままで供えられていた。私の垣内は大体真宗、大念仏宗、浄土宗を信仰しているのだが宗派にかかわらずされていた。この行事は施餓鬼(川施餓鬼)と家の西側の川の橋(屋敷堀の西側)に供えることから先祖を迎えるという行事が習合したのではないだろうか。令和になって今夏もお盆に帰っても、もうその風景は見られなくなった。道中、他地区で少数見かけたがもう風前の灯火である。村々の習俗や習慣が消えていくのも寂しいかぎりである。
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