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And This Is Not Elf Land

Frankie Valli & the Four Seasons: Tribute on Ice

おお~、何でも「お願い」してみるものですね~(笑)

遂に自宅のTVの大きな画面で見ることができました!(いや、「パソコンよりも」画面が大きい…という意味)

昨年10月にシカゴで行われたFrankie Valli & the Four Seasons: Tribute on Ice。これはその後アメリカNBCで全米に放送されたのですが…まぁ、私としては某youtubeで細々と観ているしかなかったのでした。

こちら

先日、2月にシカゴでJERSEY BOYSを観たときに…秋に来たときも最前列にいらっしゃった熱心なファンそうなオジサマが、また来ていらっしゃる。もっとも、その方、某顔本のJBシカゴのファンページでも顔を出していらっしゃるのをお見かけしたことがある~で、思い切って話しかけてみたのでありました。

その方は、もう30回以上観ていらっしゃるそうです。まぁ、私の「数字」も、日本在住者としてはsurprisingだと言ってらっしゃいましたが(汗)で、話の流れで、私は昨年末にアメリカで放送されたFrankie Valli & the Four Seasons: Tribute on Iceについて、「いつか日本でも放送してくれないか待っているのだけど、結局はマイナーなスポーツ関連チャンネルが部分だけ放送して終わったようで残念だった」というと、録画したものを送ってあげましょう…と言われたのでした!(もしかして、さりげなく「おねだり」しましたか?)

で、改めて観ると…


最高だ!!!

ああ、JBが無理なら、フランキー・ヴァリ氏&フォー・シーズンズが来日してくれないだろうか…私も「にわかファン」としてじゃなく(?)ちゃんとしたファン(ってどんなんや?)として観に行きますよ!!
でも、こちらはさらに難しいかもね、もうヴァリ氏はご高齢だし。

よく、JBってコンサートなの、ミュージカルなの?…なんて「質問」が(国内外問わず)ネットで見かけるんですが、私に言わせれば「愚問」もいいところですね(はいはい、始まりましたよ~…一応「注意報」を発令しときます)

だって、コンサートの音楽と舞台音楽とは、素材が同じでも、料理の仕方は全然違んじゃないでしょうか。とにかく、これもそうだけど、コンサートでは、細部のニュアンスにまで気を配った、精緻な音作りで貫かれている。これが舞台音楽になると、ピッチも上がり気味で、ビビッドでコントラストのはっきりしたアレンジで、非常にドラマチックな仕上がりになっている。

いい例が「悲しきラグドール」かな…。コンサートで叙情豊かに聴かせるこの曲も最高ですよ。昔の原曲とは違って、間奏にちょっとしたストリングス入れてリッチな音にしていますね。Who Loves Youでも、抑え気味のバックにコーラスもデリケートなハーモニーなっていて、非常に心地よく聴きごたえがある。

ワインでも飲みたい~

うちの同居人はこれを見て(彼は「1回だけ」付き合ってくれたのですが)バックコーラスの4人を見て、「(JBに出ていた)あの4人か?」なんて訊いてくるもんで…「はぁ~!?」(5列目のど真ん中で観たのに…顔覚えてないのか?)で、向こうは「普通は、そう思うやろ!?」と反撃してくるんですが…

「思わな~い!」


ヴァリ氏のヴォーカルは、やはり70代の声であり、「年齢よりも若く聞こえる」とかそういったものではありませんが、非常にストイックで妥協を許さない歌唱スタイルは感動ものです。いつまでも生き続ける音楽というものは、常にそういう努力の基に成立しているのでしょう。そして、私たちもこういう音楽と出会えるチャンスは多くはない…

明日から、これを一日中流しているでしょう。
(そして、また何も手につかなくなる…)
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