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 増田 いずみ ~ OFFICIAL BLOG

ありがとう、ダルクローズ先生

2013年02月13日 | masudaizumi.com
ふわ~~

ついに、明日はリトミックの試験です。

●リズムステップを倍加半減にしていくテスト
●トランスフォーメーション
●ピアノの作曲とアレンジ

これが明日の試験科目。

倍加、っていうのは、手足が倍のリズムをしていくこと。

聞こえてきた2/4拍子のリズムを、「はい、スタート」といわれたら、手拍子で4/4に倍速にしていく。

手だけ、なら出来るはず。

でも足が聞こえてきたメロディをステップしつづけながら、倍にしていく、からややこしい。


た、た、た、た、のリズムが足で、手拍子は、倍にした、た~ん、た~ん、、、と、2倍になる、のですが。
シンコペーションのリズムや、付点のリズムとか、、、ミックスされてきたら、もうパニック。


皆様に、このすごい技術が伝わっているかしら?
脳は、右と左をつかって、手足を違う事して歩く。
全身リズム運動の脳トレ。

出来たときは、達成感でいっぱい。
子供の幼児教育にとりいれられているのは、ものすごい集中力が生まれるってとこですね。
出来た時は、へんなモヤモヤがとれるっていう精神安定的、層状効果があるのは、大人でも、おんなじ。

これは小学生用のカリキュラムなんですよ。

ダルクローズがこのテクニックを発明、開発、実践するのは1910年頃。
その、ちょっと前まで、指揮者というものが、世の中に存在していなかったんですって。

だから、リトミックが生まれた100年前くらいに、指揮者って存在がオーケストラのなかに、やっと確立して、すこしずつ、あの手の振りの動きが変わっていったそうな。


半減のテストは、聞こえてきた4/4拍子のリズムを足でステップ、「はい、スタート:といわれたら、手拍子で2/4にして、うっていく。

トランスは、3/4の曲を、同じテンポで、6/8や2/4に変えて指揮していく。
もちろん、メロディを歩きながらステップしながらね、指揮をするんですよ。

足でメロディを歩いていくと、全身でリズムが感じます。
ミュージカルでは、ダンスをするのですが、それは、ノリやかっこよさ、みたいなものが生まれますが、リトミックの場合、全身が音符になっちゃったみたいな、また違う感覚です。


来週はティーチングの試験

ピアノで指導者としての実演。

リズム聴取
新曲をぱっと見てすぐ歌う「視唱」
リトミックの歴史、理論のペーパーテスト、、、、



毎日ピアノ弾きすぎて、くらくらします。

このおかげで、だいぶ作曲、アレンジの技術がつきました。
ありがたい、ありがたい。

ありがとう、エミール ジャック ダルクローズ先生♡