3月吉日,スズキ用エギングタックル?を携えて,いつものメバルポイントへ立った。
とりあえずフッコクラスが釣れればいいな~くらいの気持ちで,一撃SWミノーを灯火の明暗境あたりにひょいっと投げてスロ~にスロ~に巻いていると,何投目かにコツッっと小さなアタリがあり,あっさりと50cmほどのフッコを釣ってしまった。
あれ?スズキ釣りってこんなに簡単じゃったかね?
まあ偶然ってこともあるので次を狙って同じように明暗境を狙ってルアーを通してみるものの,結局その日はその1尾だけでした。やはり偶然だったのか?
翌週,同じ潮位となる時刻に同じ場所を狙ってみましたが,全く反応なし。しかしその近くの別の灯火下へ移動してフラペンシャローを使って明暗境をゆっくりと引くと,先週と同じようにコツッ!。この時の魚が65cm。偶然が必然に変わり始めたました。
その10日後,平日だけれども夕食後の数時間が釣れそうな潮時だったので,早めに夕食をとってまた同じ場所へ出かけてみました。でも,これまで釣れた2か所はダメ。しかしあきらめて帰る道途中のちょっと薄暗い灯火下,一撃SWミノーにランカークラスがヒット。しかしこれはバレてしまった。ここで火が付き,少し粘ってみたところ,45cmをランディング~。
っで翌日もまた夕食後に出撃,昨年に暴力魚に打ちのめされた暴行ポイントでサスケ烈風を引っ張って50cmを1尾。
その翌日,またまた出撃。前日と同じ暴行ポイントでソルテックスを引っ張って40cm。帰りに前々日にランカークラスをバラしたポイントで再びランカーがヒットするも,足元まで寄せたものの痛恨のバラし。
その翌日,またまたまた出撃。3月下旬に最初に50cmを釣ったポイントでフラペンシャローで40cm。
クライマックスはその翌日(っというか翌々日未明)。これまで釣れた場所では全く反応がないので,下水処理場の排水口や,さらにその上流の橋桁周りといったいわゆる定番ポイントを3時間かけてじっくりと釣り歩いてみたものの全く反応なし。干潮潮どまりを迎え,そのまま帰ろうかと思いながらも最初のポイントへ戻ったところ,水面に飛沫が上がっていました。っで,釣り再開してわずか30分の間にフラペンシャローで70cm,60cm,50cm,40cmと4連発。
それから一週間は釣れるであろう時間帯に釣り場に立つことができず,夕食前にちょっと出かけてみたりはしたものの釣果なし。とはいえ釣果はなくとも釣れない条件を知るという意味では成果はありました。ついでに,まだランディングできていないランカーを想定してシーバスロッドなるものを手に入れ,リールもラインも新調したのであった。
そして日が暮れて灯火が効き始める時刻と釣り場に立てる潮位がうまくマッチした大型連休前の週末,1週間前に4連発したポイントで,狙い通りにフラペンシャローで65cmを引き出した。翌日の同時刻には同じ場所で一撃SWミノー使って30cmのチーバス。
一日あけて休前日には,暴行ポイントでいきなり暴行を受けて,何もさせてもらえないまま一撃SWミノーのセンターフックとリアフックが伸ばされてバレ~(フックアウトでなく伸ばされたってのがエギング竿とスズキ竿の違いか?)。その後ポイント移動してナブラワインダーのドリフトで75cm。魚が痩せていたこともあり,暴行犯に比べると余裕でやり取りできました。
もう止まりません。翌日は次の日の仕事のことも考えず深夜釣行し,スライスで45cmと30cmの2本。さらにその翌日,次の日の仕事を気にしながらも短時間釣行を仕掛け,暴行ポイントで仕返しにスライス投げたら一投で70cmのチンピラを逮捕。
ちょっと天狗になりかけているところではありますが,結局のところ,スズキ(に限らず,自分が釣ろうとしている魚)を理解することが釣果に結び付くんだなっということを実感しております。
っで,スズキについては以下の4項目を念頭に釣りを組み立てれば失敗ないのじゃろうと思いはじめています。書いてることはごく当たり前のことばかりなのじゃが,いざポイントに立つと過去の記憶に支配されて忘れてしまいがちなこと。
スズキは暗いところから明るいところを見ている。
スズキは深場から浅場を見ている。
スズキは下流から上流を見ている。
スズキは怠け者。←これ意外と重要
こうしてみるとなんとなくゴギに似とるね。わしがスズキ釣りにはまった理由はこれなのか?。
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