12月20日から22日の石巻は、こんなに雪が降るとは珍しいと言われる雪道を必死に運転し、
着いたのは夜でした。
あー無事に着いてよかったぁ・・・。ホッと一安心。
2日目。毎回訪れる一番谷地仮設住宅へ。
クリスマス会に参加。カレー作りを少し手伝いながら、景品(今回は食器、タオル、小物に加え、
手作りのストール、マフラー、ポーチ他も・・・)付きくじ引きに、大人も子供も盛り上がりました。
一番谷地では、参加できない方にも、カレー、ケーキ、景品をお配りしているのが印象的です。
暖かいまとまりのある雰囲気を感じます。
午後は箱庭タイム。
毎回参加の4才のAちゃん、医者、看護婦、タンカを運ぶ人、病院を置き、他の人形を砂に埋め、
「みんな死んじゃったね。どうしようね。」と言っては掘り起こします。
暫く何回かそれを繰り返していました。
充分に行ったのでしょうか、「おわった!」と終えました。
震災時は2才位だったでしょう。Aちゃんでも、この様に心に残っているのに驚き、
ではもっとと大きい子達は、もっと深く、傷として残っているのではないかと思いました。
もう一件は、小6のBちゃん。兄弟の中でも一番上、仮設の中でもしっかり者のお姉さんの箱庭。
全体に等間隔に整然と置かれていて、何となくパワーが少なく、疲れているのかな・・・と感じられました。
大人数の中で、物分りよく、気が付くお姉ちゃんでいるんだね。
子どもらしくどこかで発散できるといいなと思いました。
片付けが終わり、仮設の方と話す時間が今回は持て、現状をお聞きする事ができました。
学校での仮設の子どもと近隣に住んでる子ども間の摩擦、仮設を出る方が増え、
仮設が過疎化してきている、市はその様な仮設をまとめる案が出ているという。
そんなに簡単に人間関係はできない、現状に合わない公的な対策に、
どうにかならないのかと思いました。
3日目は、山崎前仮設住宅へ(2回目)。
災害で公園がなくなり、砂場で砂を触ったことのない3才位の男の子、
はじめは触れなかった子も、最後は止めても止められない程、楽しんでいました。
大人達は隣でお茶を飲みながら話をしていました。
さあ片付け、帰ろうとした時、仮設のお母さんお手製、
ここでとれた白菜で漬けた白菜漬けとミニトマトでもう1回お茶タイム。
この白菜があまくておいしかったなー。
帰りには一人一玉ずつの白菜と、山盛りパセリを頂き、とても感激しました。
まるで田舎に帰ったみたいです。
石巻の親戚宅に寄るため一人残ったスタッフもラーメンをご馳走になり、
親戚宅まで送って頂きました。
帰り際、この仮設の方から「見捨てないで下さいね。」という言葉をかけられました。
この言葉の重みを私達は深く受けとめています。
今回の石巻は、今までと少しずつ変わってきていました。
まだ震災の後は続いている。
壊れた物の山も建物も少なくなってきているし、海の近くの荒野は広がっている。
ここで暮らす人達はこの中で現状と向き合って生活をしている。
これがどんなに大変な事なのか、改めて考えます。
その事を忘れず、「また、来ました!」と何回も訪れ、
外の風を届け、少しでも寄り添っていきたいと思いました。
仮設の皆さん、お世話になりました、ありがとうございました。
着いたのは夜でした。
あー無事に着いてよかったぁ・・・。ホッと一安心。
2日目。毎回訪れる一番谷地仮設住宅へ。
クリスマス会に参加。カレー作りを少し手伝いながら、景品(今回は食器、タオル、小物に加え、
手作りのストール、マフラー、ポーチ他も・・・)付きくじ引きに、大人も子供も盛り上がりました。
一番谷地では、参加できない方にも、カレー、ケーキ、景品をお配りしているのが印象的です。
暖かいまとまりのある雰囲気を感じます。
午後は箱庭タイム。
毎回参加の4才のAちゃん、医者、看護婦、タンカを運ぶ人、病院を置き、他の人形を砂に埋め、
「みんな死んじゃったね。どうしようね。」と言っては掘り起こします。
暫く何回かそれを繰り返していました。
充分に行ったのでしょうか、「おわった!」と終えました。
震災時は2才位だったでしょう。Aちゃんでも、この様に心に残っているのに驚き、
ではもっとと大きい子達は、もっと深く、傷として残っているのではないかと思いました。
もう一件は、小6のBちゃん。兄弟の中でも一番上、仮設の中でもしっかり者のお姉さんの箱庭。
全体に等間隔に整然と置かれていて、何となくパワーが少なく、疲れているのかな・・・と感じられました。
大人数の中で、物分りよく、気が付くお姉ちゃんでいるんだね。
子どもらしくどこかで発散できるといいなと思いました。
片付けが終わり、仮設の方と話す時間が今回は持て、現状をお聞きする事ができました。
学校での仮設の子どもと近隣に住んでる子ども間の摩擦、仮設を出る方が増え、
仮設が過疎化してきている、市はその様な仮設をまとめる案が出ているという。
そんなに簡単に人間関係はできない、現状に合わない公的な対策に、
どうにかならないのかと思いました。
3日目は、山崎前仮設住宅へ(2回目)。
災害で公園がなくなり、砂場で砂を触ったことのない3才位の男の子、
はじめは触れなかった子も、最後は止めても止められない程、楽しんでいました。
大人達は隣でお茶を飲みながら話をしていました。
さあ片付け、帰ろうとした時、仮設のお母さんお手製、
ここでとれた白菜で漬けた白菜漬けとミニトマトでもう1回お茶タイム。
この白菜があまくておいしかったなー。
帰りには一人一玉ずつの白菜と、山盛りパセリを頂き、とても感激しました。
まるで田舎に帰ったみたいです。
石巻の親戚宅に寄るため一人残ったスタッフもラーメンをご馳走になり、
親戚宅まで送って頂きました。
帰り際、この仮設の方から「見捨てないで下さいね。」という言葉をかけられました。
この言葉の重みを私達は深く受けとめています。
今回の石巻は、今までと少しずつ変わってきていました。
まだ震災の後は続いている。
壊れた物の山も建物も少なくなってきているし、海の近くの荒野は広がっている。
ここで暮らす人達はこの中で現状と向き合って生活をしている。
これがどんなに大変な事なのか、改めて考えます。
その事を忘れず、「また、来ました!」と何回も訪れ、
外の風を届け、少しでも寄り添っていきたいと思いました。
仮設の皆さん、お世話になりました、ありがとうございました。