春のような温かな日差しの11月17~18日、いちょう祭りに参加してきました。
長房市民センターの一室をお借りしての箱庭体験。コロナ以来4年ぶり。
感染対策の為、箱庭の台数を通常の3台から2台に減らしての開催、
皆さんに箱庭を楽しんでいただけるかなあ、ちょっと心配・・・。
会場に箱庭パーツを並べ、いざスタート!・・・でも、来ない・・人が来ない・・・。
あ!土曜日の午前中は学校の行事が多い時期なので、午後から来るかしら?
お昼近くになり、やっと1組いらっしゃいました。
浅川沿いは人の流れも少なく、会場全体がとても静か。
人の出入りもあまりなく、本当にゆっくりじっくり箱庭を体験していただく事が出来ました。
そして、1組目が終わるころ、次の方がいらっしゃり、またその方々の体験が終わるころ、
次の方がいらっしゃり・・と、ほとんど途切れることなく、でも、お待ちいただくこともなく、
体験していただく事が出来ました。
箱庭って何?とちょっと不安そうに入室された方も多かったのですが、
体験され、ご自身が作った箱庭をじっくり味わう事で笑顔になり、足取りも軽く、
そして、心なしか背中がしゃんと伸びたように部屋を出て行かれる姿がとっても印象的でした。
二日目。
この日も長房市民センター近くの人の流れは従来より少ない気がしました。
それでも、昨日と同様、途切れることなく体験していただく事が出来ました。
お子さんが友達と一緒に作ったり、きょうだいで相談しながら(時に言い争いをしながら)仕上げたり、
大人の方がじっくりご自身の大切なものを確認するように砂やパーツをいとおしそうに触れていたりと。
今年のいちょう祭りでも、様々な笑顔にお会いする事ができ、心がほわっと温かくなりました。
箱庭は、お子さんは勿論、大人の方も砂に触っているだけで、童心に戻り、心が緩み、癒されると言われています。
日常生活の中のちょっとした悩みも、解決はしないけれどちょっとほっとできる瞬間がある、
それだけでまた日常生活でもやっていける気がします。
専門家に頼るほどではないけれど、ちょっと苦しいな、誰かに聞いてほしいな・・・
そんな時って誰にでもあるから、私たちまてりあは、これからも活動を続けていきたいと思っています。
またどこかで皆さんにお会い出来たら嬉しいです。
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