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『よし』・『ゆき』、我が家に住むペンギン?の「ペン太」の散策記です!

東北地方太平洋沖地震に際して

2011-03-12 05:59:26 | 徒然なるままに(雑記)

 大変大きな地震で、震源地が東北地方だというのに、私の職場(神奈川県)でも非常に大きな揺れでした。
現在の職場に10年以上居ますが、此処迄強くて長い揺れは初めての事。
私以上に長く居る先輩方も同様との事でした。
棚から次々に部品(商品)が落下し、蛍光灯が外れて床に落下して割れました。

 最初の地震が収まってから避難が開始され、私は構内を廻っての状況確認(避難指示と怪我人の有無、被害状況の確認)後、詰所に戻って消灯やガス給湯器を切ってからの避難となりました。

 幸い怪我人は居ませんでしたが、長い余震の為、2時間近く外で待機となり、その後は各自自分の所属部署の詰所で待機。
結局仕事にならず、翌日(今日)の棚卸しは中止(延期になると思いますが、期日は未定)、今日は皆で昨日の仕事の続きを行う事に。
とは言え、
 「完了した分の仕事をどうするのか?」
 「直ぐに完了する仕事はどうするのか?」
 「待っているトラックはどうするのか?」
 「帰る事が出来ない人達をどうするのか?」
 「帰宅時間が来たパートさんを帰して良いのか?」
 「就業時間中とは言え、『帰りたい』と言う人達をどうするのか?」
等、対応がなかなか決まらない上に右往左往。
避難後の問題としても
 「避難先が各自バラバラ(取り合えず外にと言う形)で、人数確認が出来ない」
 「一先ず外の広い場所に集まったが、その後どうしたら良いかの指示が出来ない」
 「情報を伝える部署への連絡や其処からの指令が伝わらず、動くに動けない上に、電話が使えない為、上司が他の部署への連絡で席を外した間に情報確認や連絡事項の指示が届く事が多々有った」
 「会社の合併前は、各会社の部署数が少ないので、『数人の職長⇒係長⇒部長(センター長)』で情報の収集が出来、其処から連絡をしたり、逆に指示が下されたが、合併後の現在は『数十人の職長(4~50人居るのかな?)⇒数十人の係長(20人位は居るのかな?)⇒課長⇒(安全主任や部長やら様々な上役達)』
と言う構図。
「様々な上役達」が居る事務等と各部署の仕事場所は離れており、私の職場からだと片道で10分近く掛かる距離に有るので(もっと遠い場所に位置する部署も有る)、館内放送で「全係長は、第4会議室に至急集合して下さい」と言う放送が有っても、集合するのに相当な時間が掛かる状態。
その会議後、係長⇒職長⇒各従業員への連絡は更に後だし、質問事項の確認は相当な時間が掛かる。
会社が大きくなった分逆にスムーズな情報収集や指示・連絡の伝達が出来なくなった事も分かった。
毎年の避難訓練に因り、比較的スムーズに皆避難は出来たけれど、想定外の問題や課題が次々に出てきた事が今後の課題。

 因みに、我が家では義父母が昼過ぎに伊豆旅行に向かい、姉は所要で東海大学前駅の方へ向かって夫々車中や駅で足止めを食ったとの事。
被害の大きい岩手県宮古市には大学の同級生2人の実家が有り、1人は卒業後実家に戻りました。
福島や青森の出身者も居るし、職場には仙台出身の方も居られます。
皆大丈夫かな?
情報の入手も容易ではなく、被害の全体像もなかなか分からない状況。
皆が無事である事、行方不明者の多くが無事である事を願って止みません。



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