今回のお題は「1日で100万円を使い切るなら?」と言う物。
昔そんな内容の深夜番組が有ったよなぁ~。
『使い切る』だから、貯金とか、投資とかも無しにしよう。
大きな買い物の頭金とかローンの一部と言うのも何だか夢が無い。
「遠足のおやつ代」みたいに、きっかり予算の100万で100万円の物を買って…と言うようにしたいなぁ。
旅行のチケットを購入して、旅行の準備をして…と言うのなら結構な額を使えるけれど、その日の内にお金を使う事と其れに因る思い出を得たり、反応を見たい…となると、数週間後に行く旅行とか演劇、映画、スポーツ等、その日に行わない物のチケットは外した方が良いかな?
TVでやっていた際には、何度か観た事が有ったけれど、大概最初は彼是お店で買い込むものの、直ぐに途方に暮れてしまう事が多かった記憶が有る。
ぱっと思い出せる欲しかった物を購入し、両手いっぱいに買い物袋を手にして何だか目標やら何やらを無くして途方にくれたり、逆に虚しくなってしまっていた。
「此れで良いのかな?」
「こうする事が自分の夢だったのかな?」
「一番しなければいけない事は、こう言う事なのだろうか?」
と自問自答する人が大半だった。
その結果大半の残金を放棄したり、貰ったお金で購入した事に罪悪感を感じたり、先ず自分が感謝したい人、幸せにしたい人である親兄弟や恩人等に連絡をする、その人の為になる使い方は何だろう?と考える人も居た。
忘れていた夢や目標を思い出し、其れに対して使おうとする人も居た。
さて、私はどうしようかな?
ユキさんやユキさんの両親、妹、私の父と姉、シロ(実家の猫)。
家族か…。
全員に人間ドック受けて病気の早期発見を・・・と言うのは良いけれど、あれは予約制だから、「この日の内に」と言うのは無理だね・・・。
健康で、元気で居てくれることが一番嬉しい事なのだけれどね。
ん?…シロ(実家の猫)の場合は、人間じゃなくて『猫ドック』か…。
やっている所は、有るのかな?
100万円も自分で稼いだ物を「1日使うなら」と言うのと、「100万円あげるから1日で使いなさい」と言われたのでは違うよね。
前者なら自分や家族の為にが主になるけれど、「自分で稼いだのだから大切に使おう」と言う意識が強い。
後者だよ「貰い物だから、ぱ~っと使おうか」と言う気持ちにもなる。
今回は後者で行こうか。
実家の近くに児童養護施設が有るんだよね。
狭い谷底で、周囲に桜の大木が有って目立たないのだけれど、小さな子から中学?高校生?位の子迄結構な人数の子供が居る様子。
目立たない場所に有るし、表に宣伝文句を記している訳ではないから、何の建物か知らない人も多いと思う。
近年そう言った施設で育つ子だけでなく、親の経済事情で生活や進学に於いて様々な影響を受けている子供達の事が話題になっている。
こう言った経済事情や雇用事情によって、奨学金制度を使って進学しても、返済が難しくなっている子供達の事も明らかになっている。
100万円では、「たった100万円」と言う程度の穴埋めしか出来ない程の穴埋めにしかならないけれど、そう言った子供達の為に使いたいなぁ。
あとは、今迄彼方此方見て歩いていて、地方の過疎化や高齢化で荒れてしまった物の修復や維持に使いたい。
前者は、これからの時代をいざなう子供達に使うのだから、未来が変わる物だろう。
後者は、私一人では何ともしがたい流れの中で、一時的な修復や維持で時間稼ぎをするもので、結局は失われていく物だから、「意味が無い」と言われるかも知れない。
でも、「失ってしまうには惜しい」と言う物が世の中には其処彼処に数えきれない程有る。
一時的な時間稼ぎでも、それをバトンタッチしていく事で恒久的に存続する事になる。
存続させていった中から、後の世の中でその価値が再認識され、復活を果たすものが有るかも知れない。
ちょっと抽象的な言い方の使い方だけど、「ぱ~っと使い切る」なら、そう言った使い方をしようと思う。
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