2008-12-25 23:51:19
可愛らしい鼠達との別れを惜しみながら大豊神社を後にし、哲学の道沿いを歩きます。
道沿いには桜の木が多く植えられ、花の時期はさぞや綺麗でしょうね。
でも、人でごった返すのか・・・。
小さな橋が掛けられており、其処に座っておられる方が居ました。
座布団持参なので、地元の常連さんなのでしょう。
スケッチをして居られたり、世間話をして居られたり、犬の散歩をして居られたり・・・と、観光客だけでなく、近所の方々も利用する散歩道と言った感じです。
こう言った道が近所に欲しいなぁ・・・。
水は先ず先ず綺麗で、水底には貝殻が一杯。
何と言う貝なのでしょうね?
哲学に道で出会った白猫。
大豊神社には鼠・狐・鳶・猿が居ましたが、猫を祭る神社は京都には無いのかな?
東京には招き猫の由来になっている豪徳寺(ごうとくじ)が有りますが・・・。
南禅寺の手前で昼食にしました。
私は狸そばを注文。
関西のそば・うどんの味を体験して見たかったので、丁度良かったです。
関東で狐は油揚げが乗っており、狸と言うと揚げ玉が乗っているのですが、関西で狸はトロミのついたあん汁に、刻んだお揚げと擦りしょうが、青ねぎが乗った物(写真)になるとの事。
狸も油揚げが乗るそうで、揚げ玉が乗った物を出す店も有るそうですが、其れは「天かすそば」とか「ハイカラそば」と言うメニューになるそうです。
汁の色だけでなく、中身もこんなに違う事にビックリ。
このお店では
・刻んだ揚げに出し汁⇒狐
・刻んだ揚げに出し汁とその上にあんかけ⇒狸
との事。
「たぬきそば ¥600」
カミサンは「哲学そば ¥750」を注文。
観光地ですが、観光地価格や観光地特有のぞんざいな接客でなく、今回の旅行は食事に関しては非常に良い印象を受けました。
他の地域ではこうはいきませんね。
「日本有数の観光地である京都なのに・・・」
と、意外に思ったのですが、土地柄や人間性と言う物なのかな?
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