本職の研ぎ師さんが使用される、足踏み式の砥石押さえである「踏まえ棒」を作ってみました。
部材はホワイトパイン集成材であって、幅45mm×厚さ25mm×長さ910mmの市販品を半分の長さに切り、すごくあいまいな記憶を頼りに作り、実際に使えるかどうか怪しいところでした。
とりあえず、試しに天然砥石の小さいのを作ったモノで押さえて、小刀を研いでみましたが、使えないほどではありませんでした。
ただ、これで形状はいいのか? ということもあって作ったブツを持って刀剣博物館に行ってみると、砥石に当たる部分の形は一緒なのですが、作ったものはあまりにも平坦過ぎておりました。
本物は首根っこから後ろが太刀のごとくぐぐ~っと大反りになっており、カーブもかなりのもの。
近くの傳習所でソレを見せたらば、フラットですね。とは言われた。
帰りに親方からまだ未使用の新造品の型を写していただきました。
部材の大きさも、厚みが約30mm×幅約80mm×長さ約560~650mmとなるようで、これらの部材をどこから入手するか、がカギとなりそうです。
試作とはいえ、本物からすればそれはそれは玩具そのままに見えました。
がさつなものやから、テーブルはわんさかわんさか。
本式のふまえ木作ったので、その記事の画像と比べるとほんま玩具にしか見えん試作ふまえ木。