山奥の鍛治工房

趣味でやっている鍛冶作業の記録

卸し鉄のその後

2007-03-25 21:48:42 | Weblog
本日は、小学校の閉校式で作業をお休みするつもりでしたが、ちょっとだけ時間がとれたので先週熊公さんの工房へお邪魔した
時に打ち据えたブツと昨年送って戴いたものを鍛接するための前処理としてやってみました。
今回は『粉々のバラバラ』と題して掲載した卸し鉄を、重量5キロ以上のどでかいハンマーとそれに耐え得る鉄ブロックを金敷として練り鍛えてみました。
 折り返しは2回です。
 その時ハシをお釈迦にしました。|||orz
 重量がでかい分だけ一撃必殺の鍛接となり、勢い余ってハンマーの倍程の鉄ブロックが台座ごと転落し、その下敷きとなり
かしめピン辺りからクラックが入ってがっくり。
 作業だけははかどりますなぁ。
 で、その比較画像。大きなのが先週練ったもの。小さい方が今回練ったもの。
 重ねると長さはともかく,幅がぴったり。
 また火花散り上げる程加熱して、どでかハンマーで打ってみます。

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2 コメント

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それは鍛え方次第 (管理人/M・松永)
2007-04-02 23:12:25
ありがとうございます。
目下,鍛錬中であります。
ハガネとしてはどうも使えそうも無いですね。
地金としては使えそうですが、なんとも言われもしません。
鍛錬中に飛び散る火花からして、炭素量は鉄筋程度、
推定0・3%~0・45%の間であろうと思われます。
それに、元の大きさよりも1/3に体積は減ります。
その後の情報をば、ピックアップする予定ではあります。
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お疲れ様です (三号突撃砲)
2007-04-02 15:17:54
今までより大掛かりな作品になりそうですね。
木を削ったりするナイフとか作れますかね?
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