蛍のひとりごと

徒然に、心に浮かんでくる地唄のお話を、気ままに綴ってみるのも楽しそう、、、

音楽に国境はなし

2024年08月06日 | 楽しいお稽古講座
中国🇨🇳CCOM(Central Conservatory of Music)で中国箏を学んでいらっしゃる学生さんが、日本のお箏のお勉強にいらして下さいました。

世界の楽器というテーマで修士論文をお書きになりたいとのことでお問い合わせいただいたのがきっかけです。

初めて触るお箏で、ほんの1時間ほどのレッスンだったのですが、「花筏」という曲をノーミスで弾き、私とお合奏までして帰られました。その呑み込みの速さ、溢れるばかりの音楽性と才能に仰天‼️😳

お帰りがけに「日本のお箏が好きだから、また必ず日本に来ます」と言ってくれました。ご丁寧な御礼メールも頂戴して本当に嬉しいです^ - ^

音楽に国境はないということを実感した楽しいひとときでした🥰感謝🙏

合奏のお稽古

2021年12月14日 | 楽しいお稽古講座
昨日の投稿にもございましたが…
【2022年2月13日(日)開催 和の舞台大集合】
【2022年2月27日(日)開催 第二回楽歌踊謡】
の二つのお舞台に向けて、先週日曜日より本格的に合同練習が始まりました。

これまでは個人レッスンにて弾き方や細かい部分のお稽古を積み重ね、
今月からは合同練習にてお舞台の演奏前の「お辞儀」から演奏後の「お辞儀」まで
全体的にまとめていくお合奏のお稽古も加わりました。

お合奏で息が合わない箇所は何度も息が合うまで合わせます😤

今回、「第二回楽歌謡踊」の1曲目の露払いの曲は「巖上の松」箏35名ほどの人数で演奏させていただきます🌳
以前の投稿にもありますが、邦楽のお舞台では指揮者がいません。
このお合奏にて何度も合わせた練習の成果で、お舞台当日は指揮者がいなくても息の合った演奏ができるわけです👍
皆様に邦楽の心地の良い音色をお届けできるよう、お稽古してまいりますので、お舞台をお楽しみに❗️

(文:藤枝)

親子で演奏☆

2021年12月06日 | 楽しいお稽古講座
親子で演奏「きらきら星」

他の投稿でも触れられていましたが、お箏には指揮者がいません。

娘に「弾く時は心の中でせーの!って気持ちをママと合わせて始めようね!」と言ったら、
「ママとは気持ちが合わなさそうだから、私がせーの!って言うからね!」と言われ、
完全に娘に主導権を握られた初めての親子合奏。

5歳の娘は逞しく、母の方が緊張していました。

この日は、娘の初舞台の時に小野先生から譲って頂いた髪飾りと共に。

小野先生のお嬢様が子供の頃に使っていたそうで、娘も着物を着る度にこの髪飾りを付けたいと出してきます。
この髪飾りを見るたびに娘がお箏を始めた日のことを思い出します。

思い出が沢山詰まった髪飾りです😊

(文:佐藤)

できた!の積み重ね

2021年11月15日 | 楽しいお稽古講座
3歳からお箏を始めた娘も小学1年生となり、
習い事の中でお箏が最長記録を更新しております。

娘のお箏大好きなポイント、それは先生が大好きだということ。
娘を指導してくださる小野先生は、
「あら、出来たわね!そうそう、よく覚えたわね!」と、
ただ褒めるだけではなく自信に繋がるお声がけで、娘のヤル気をどんどん出して下さるからです。

最初は上手に弾けなくても徐々に弾けるようになり、
暗譜した時の「出来た!」は達成感そのものです。

やれば出来る!を積み重ね、出来ないからしたくないと言わない様になりました。

お箏で培った頑張る力が今では他の事にも実を結ぶようになりました。

人の心を動かす「芸」とは何かを感じ、学べるお箏。
日々芸を磨かれている小野先生の人生観や人間性は、お箏を教えて頂くこと以上に学ぶことが沢山あります。
何事も先生との出会いは大切ですね☺️

写真は、お三味線で「さくら」を教えて頂いているところです。
一音一音、丁寧に、先生に出来た!と褒められ嬉しそうな娘です。

家で練習をしている時は「そこ間違ってる!もっとここはこう!」と、つい口を出し過ぎてしまい娘のヤル気を削いでしまっている私ですが、娘に対する先生の接し方をみて毎回反省しております笑。

(文:佐藤)

世代を越えて歌う曲

2021年11月08日 | 楽しいお稽古講座
今回はお箏を習っているお子さまのご家族エピソードをご紹介させて頂きます🤗

美緒野会の小学生のお弟子さんがお自宅で絵日傘という曲を練習していると、
おばあさまが「あら、懐かしいわ」と一緒に歌って下さったそうです。

昔を懐かしみながら歌うおばあさまとお箏を弾くお孫さん、なんだかほっこりとしますね。

お箏の手習曲は、現代の子供たちにとって余り馴染みのない曲もありますが、
そのお弟子さんの様におばあさまが子供の頃に歌っていた曲、
知っている曲が世代を超えてこのように一緒に楽しめるのはとても素敵だなと思いました。

お写真はお箏を始めて一年、
夏に開催された美緒野会のおさらい会である浴衣会で絵日傘を弾くお弟子さんの演奏です。

ピアノやヴァイオリンなど色々な音楽の習い事がある中、
自らお箏を習いたい!とお母さまにお願いされて始めたそうです☺️✨

(文責:佐藤)