蛍のひとりごと

徒然に、心に浮かんでくる地唄のお話を、気ままに綴ってみるのも楽しそう、、、

海征かば

2024年08月15日 | その他のよもやま
木曜日となりました。八月十五日です。
南洋に浮かぶサイパン島は観光地ですが、かっては日本の領土でした。
昭和十九年になってアメリカ軍の攻勢が激しくなり、邦人や物資の引き揚げが行われます。
輸送任務にあたった海軍徴用戦バタビア丸は、その六月サイパン島沖合を北上していました。
船団は敵軍の発見するところとなります。
バタビア丸の機関長、篠原昌道は甲板で必至の消火作業をし乍ら船とともに帰還しませんでした。四十代半ばでした。
まさに、かへりみはせじ、です。


(攻撃を受ける大阪商船バタビア丸  篠原昌人)

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