すいません、このところほったらかしでした。
詩のほうはネタ切れになってしまったようなので、今日は私が読んだ本を紹介します。
この作品は「このミステリーがすごい!」大賞受賞作、つまりこの作家のデビュー作です。
アマゾンのレビューでは評価が分かれていますが、私としては好きですね、こういうの。
何より読んでいてたいへん楽しかったです。
最近のミステリーは、やたら重苦しかったり、殺伐としていたり、
小説としてはよくできているのかもしれませんが、読んでいてあまり楽しくないものが多いです。
読者を楽しませられる、それは、つまり実力がある、ということです。
ちょっとキザな、それでいてドジなところもある、憎めない主人公も気に入りました。
ただ、作者はハードボイルドを意識しているのかな?
ハードボイルドというより、ブラックジョークが随所にちりばめられ、けっこう笑える作品でもありました。
嫌いな人は嫌いかもしれませんが、私としては、これはおすすめですね。