僕のこれまでの人生で最も無駄な期間というと、
やっぱり専門学校に通った、というか在籍していた、
18歳から20歳までの2年間ではないか、と思うのです。
両親は僕が大学に行くものだと思っていたらしいですね。
というか、大学に行きさえすれば後はどうでもいい、みたいなところがありました。
そんな両親へのアテツケもあって、僕は受験勉強をいっさいやめてしまった。
で、デザイン系の専門学校に入りましたが、
やっぱり類は友を呼ぶ、といいますけど、
僕のような考え方のしょうもない連中がうじゃうじゃいました。
それに、田舎の専門学校でクリエイターぶっている先輩や先生たちも鼻につき、
いつの間にか学校にほとんど行かなくなり、
アルバイトとパチンコに明け暮れる毎日でした。
初めは女の子と遊んだりもしましたけど、
そーゆーハンパなやつからは、しだいに女の子も離れていくものです。
勝てなくなったのでパチンコはやめましたが、
深夜までバイトして、映画を観て、寝るだけ、というような感じでしたね。
しかし不思議と、将来が不安になったり、孤独を感じたりということは無かったんです。
やはり若かったせいでしょうか。なんとかなると思っていたんですね。
それにしてもよく卒業できたものです(笑)
そんなわけで、無駄だったかもしれないのですが、比較的、楽しくアクティブに過ごした時期でした。
その後、精神病にかかったり、いろいろあるわけですが、
その無駄な時期があればこそ、今の自分がある…のかな? やっぱり。