MY LIFE AS A DOG

ワイングラスの向こうに人生が見える

さらば雑司ヶ谷

2012年10月22日 23時42分27秒 | 読書

 

先日立ち寄った本屋で平積みされていた怪しげな本。
何気なく手に取り、何気なくレジにもってゆき、何気なく金を払い、何気なく読み始めたのだが。。。

ぶっとんだ。何だこの本は!

舞台は東京、雑司ヶ谷。

どうでもいいが、以前僕は雑司ヶ谷周辺でマンションを見て回ったことがある。

池袋、目白にほど近い、古くからの閑静な住宅街。
最近、そこに旨いすし屋をみつけて、ときどき訪れている(これもどうでもいい話)。

そんな(普通ならなんてことない)雑司ヶ谷を舞台に、まるでタランティーノとデビッド・クローネンバーグを足して、さらに馳 星周やら開高健やら、高倉健やら、藤本義一やら、オザケンやら、みうらじゅんやら、佐野元春やら、村上春樹やらなんやかんやをごちゃ混ぜにしたような登場人物ども(これじゃあまったく想像がつかないね・・)が、機関銃をぶっ放したり、はては都電荒川線内で、老人どもの頭を吹き飛ばしたりする、まさに空前絶後、抱腹絶倒のバイオレンスアクションなのである。
最後の決闘の舞台はもちろん雑司ヶ谷霊園である!

京都の学会への往復の新幹線の中で、一気に読み切った。

まるでエクスペンダブルズ1&2を一気に観終わったときのような、爽快感が残る(ちょっと違うね)。
久々のヒットだ。

 

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