みなさんいろいろご心配いただきありがとうございます。
私は昨晩遅くテキサスの北に位置するオクラホマ州のノーマンという町にたどり着きました。
幸いハリケーンは勢力がカテゴリー1まで弱まり、当初予想された大きな被害は免れたようです。
ちなみに、このノーマンという町は、ヒューストンから通常車で7時間ほどの距離なのですが、今回この町に到着するまでに私達は実に3日を要しました。
日本でも報道されているかもしれませんが、約280万人の住民が一斉に避難したため地獄の大渋滞が発生したのです。
まず、ハイウエイに乗ってヒューストンの町を出るまでに20時間以上を要しました。
最初の12時間で進んだのはわずか7マイル。24時間で30マイル進むのが精一杯という状況でした。
しかも、ハイウエイ上なのでトイレもないし、もちろんガソリンスタンドなどもありません。前回書いたとおりガソリンスタンドは軒並みガソリンが底を尽いていたため、たとえスタンドに立ち寄ることができたとしても補給が出来ないのです。
したがって、少々燃費の悪い車はハイウエイ上で続々とガス欠に陥り路肩に乗り捨てられていきました。
ラジオでは「ガソリンを節約するためにエアコンを切ってください!」というアナウンスがひたすら流されていたこともあって、あの炎天下の中エアコンをつけることもままならず、トイレにも行けず。。。いかに恐ろしい状況であったかおわかりいただけるかと思います。
苦労して何とかオクラホマに到着した時にはすでにハリケーンは勢力が弱まっていましたが、地獄の渋滞を抜けてきた後だったので正直なところ素直に喜べませんでした。
本日ヒューストン市長は以下のような声明を発表しました。
「みなさん、すぐには帰ってこないでください!いま、一斉に皆が戻ってきても渋滞の再現になってしまうだけです!第一、ヒューストン周辺のガソリンスタンドにガソリンを補充するだけであと2-3日はかかります。それまではガソリンの補給ができません。スーパーの食料の補充も間に合いません。とにかく、月曜以降までヒューストンには帰らないでください!」
というわけで、もう数日間はこの町に滞在することになりそうです。
私は昨晩遅くテキサスの北に位置するオクラホマ州のノーマンという町にたどり着きました。
幸いハリケーンは勢力がカテゴリー1まで弱まり、当初予想された大きな被害は免れたようです。
ちなみに、このノーマンという町は、ヒューストンから通常車で7時間ほどの距離なのですが、今回この町に到着するまでに私達は実に3日を要しました。
日本でも報道されているかもしれませんが、約280万人の住民が一斉に避難したため地獄の大渋滞が発生したのです。
まず、ハイウエイに乗ってヒューストンの町を出るまでに20時間以上を要しました。
最初の12時間で進んだのはわずか7マイル。24時間で30マイル進むのが精一杯という状況でした。
しかも、ハイウエイ上なのでトイレもないし、もちろんガソリンスタンドなどもありません。前回書いたとおりガソリンスタンドは軒並みガソリンが底を尽いていたため、たとえスタンドに立ち寄ることができたとしても補給が出来ないのです。
したがって、少々燃費の悪い車はハイウエイ上で続々とガス欠に陥り路肩に乗り捨てられていきました。
ラジオでは「ガソリンを節約するためにエアコンを切ってください!」というアナウンスがひたすら流されていたこともあって、あの炎天下の中エアコンをつけることもままならず、トイレにも行けず。。。いかに恐ろしい状況であったかおわかりいただけるかと思います。
苦労して何とかオクラホマに到着した時にはすでにハリケーンは勢力が弱まっていましたが、地獄の渋滞を抜けてきた後だったので正直なところ素直に喜べませんでした。
本日ヒューストン市長は以下のような声明を発表しました。
「みなさん、すぐには帰ってこないでください!いま、一斉に皆が戻ってきても渋滞の再現になってしまうだけです!第一、ヒューストン周辺のガソリンスタンドにガソリンを補充するだけであと2-3日はかかります。それまではガソリンの補給ができません。スーパーの食料の補充も間に合いません。とにかく、月曜以降までヒューストンには帰らないでください!」
というわけで、もう数日間はこの町に滞在することになりそうです。
ところで、ハリケーンはかつては女性の名だけだったはずですが、女性の社会的地位向上に伴って、アメリカの田嶋陽子さんのような方たちの「差別的だ」という意見を取り入れて、数年前から男性の名前も付けるようになったものと記憶しています。アルファベット順につけてますが、今年は数が多すぎて名前が足りなくなりそうだとのこと。
いったい何者なんだろう?って、どうでもいいことですけどね。
そう、小百合さんのオフィシャルサイトも覗いてみました。彼女もヒューストンから避難していたみたいですね。体調も崩してしまったようです。
ところで、今日ニュースを読んでいたら、アメリカの大西洋北部でハリケーンが多発し、今後発生するハリケーンに付ける名前が足りなくなる恐れが出てきたと書いてありました。
2005年
Arlene
Bret
Cindy
Dennis
Emily
Franklin
Gert
Harvey
Irene
Jose
Katrina
Lee
Maria
Nate
Ophelia
Philippe
Rita
Stan
Tammy
Vince
Wilma
まだまだ、ハリケーンシーズンなのに、残りは、
Stan, Tammy, Vince それから Wilma 計4つしかないようですね。
ちなみに、下記が来年2006年度用のハリケーンの名前みたいです。
2006年
Alberto
Beryl
Chris
Debby
Ernesto
Florence
Gordon
Helene
Isaac
Joyce
Kirk
Leslie
Michael
Nadine
Oscar
Patty
Rafael
Sandy
Tony
Valerie
William
http://www.nhc.noaa.gov/aboutnames.shtml
日本も台風に人の名前を付けたら、面白いかもね。「台風真紀子」「台風さつき」「台風聖子」「台風ゆかい」なんてね。(笑)
血管外科所属だと思います。
本当に大事に至らず幸いでした。
日本もこれから台風シーズンです・・・
なんでまたヒューストンなんでしょうねぇ?
はじめまして。
いやいや、本当に大事に至らなくてよかったです。
もしRitaがカテゴリー5の勢力を保ったままヒューストンを直撃していたら、ハイウエイ上で立ち往生していた人々にもきっと被害が出ていたと思います。今回は結果オーライでしたが、州政府は今回のことを是非教訓にしてもらいたいと思います。
ところで、Chidorikkoさんの彼はギャレリア(ヒューストン最大の高級ショッピングモール)近くにお住いだそうですね。
私はまだ入ったことすらありません(笑)
一度は行ってみようとは思っていますが。。。
そうそう、ヒューストンといえば、昔、岩井小百合っていうアイドルがいたのを覚えていますか?
彼女も今、ヒューストンに住んでいて彼女のブログでもヒューストンの話題が紹介されていますよ。もし興味があれば行ってみてください。
岩井小百合オフィシャルサイト
http://www.iwaisayuri.com/
僕と同じアパートに住まわれているといううわさですが、残念ながらまだお見かけしたことはありません。
ということで、また遊びに来てください。
はじめまして。私は、ヒューストンと東京で国際遠距離恋愛をしている千鳥っ子と申します。
以前から、時々貴方のブログを拝見しております。
日本語でヒューストンの情報を書かれたものが、なかなか見つからず、たまに貴方のような情報を書いている方を見つけると、嬉しくて夢中になって読んでしまいます。
今回のハリケーンは当局が避難指示したよりも100万人以上多くの住人が避難してしまったために、フリーウェーが大渋滞したと聞いております。きっと、皆さんニューオリンズの経験から、とにかく避難して、ガソリンも食料も買い込まないとっと思ったのでしょうね。
私の知人は、キーマに住んでいるのですが、キーマからダラスへ避難するのに車で25時間かかったと聞いております。
私の彼はハリケーン・リタがヒューストンに襲来する3日前まで来日していて、22日(木曜日)にヒューストンに帰国しました。
ジョージブッシュ国際空港は大混乱だったらしいです。彼の車には避難するのにガソリンが十分ではなかったので、ガソリンスタンドを探したらしいのですが、とにかく渋滞と何処のガソリンスタンドも売り切れ状態で、自宅に余儀なく帰宅しました。その自宅はギャレリアという場所近くで、ダウンタウンから西に15,6キロ程度でしょうか(?!)海からは離れているし、ハリケーンの軌道の西側に位置(東側よりは、多少安全らしい)したのですが、既に多くの住民は避難し、そして何よりも、ガソリンスタンドをはじめ、全ての店という店が閉店になってしまったらしいです。便利なアメリカで、全ての店が閉店になるなんて、考えられないですよね。来日していたため、家には食料や飲料水が十分ではなく、僅かな缶詰とダイエットようにかっておいた、リキットダイエット(流動食)しか常備してなかったらしいです。常備薬を買いたくても全ての薬局も閉まってしまったらしいし、、。ハリケーン・リタが大事に至らなかったから良かったけど、これでもし深刻な被害に陥って、数日間、数週間、ニューオリンズのようなことになっていたらどうなっていたか、、、。心配でこちらのほうが眠れませんでした。
アパートに戻るや否やバタンキュー(死語か?)と寝てしまいましたが、運の悪いことに先ほど(10pmに)目が覚めてしまいました。このまま朝まで眠れないのではないかとやや心配です。
ところでDAZ君の中内さんの話はとてもimpressiveですね。そのうちプロジェクトXあたりでやるかもね(笑)
「開けられる店は全部開けろ。あけられなければ電気くらいは付けろ。そうしないと町が死んでしまう」っと。
その結果、3日後には3分の2くらいの店舗が営業を再開していたらしいです(数字はうる覚えです)やっぱりたいした人です。
アメリカでは、暴動とか強盗とうでなかなかそうはいかないとは思いますが、そういう愛が日本にはまだまだあるのかなあっと思いました。
通常業務って疲れていませんか?
でも、通常に業務できる事自体が
感謝な事なのかしらね・・・
日本の帰省ラッシュなんて可愛いものですね。
とにかく無事で何よりでした。
先ほど帰ってまいりました。
幸い帰りはほとんど渋滞もなくスムーズでした。
今朝オクラホマでハイウエイに乗るや否や渋滞にまきこまれたので、まさか!と思いましたが、事故渋滞でした。
ここヒューストンはまだほとんどのお店が閉じたままです。ただ、ショッピングセンターなどは一部開いているところもあるようです。先ほど職場の前を車で通ってみましたがみんな普通に働いているような雰囲気でした。
ということで明日からまた通常業務にもどります。
ところで、オクラホマ到着まで3日かかったと書きましたが、実際には水曜の夜にヒューストンをでて、オクラホマ到着が金曜の夜だから3日というより、丸2日と書いた方が正確だったかもしれません。
みなさん、いろいろご心配いただきありがとうございました。
で、大概、二回目にみんなびびって、移動すると意外とたいしたこと無かったりするもんだ。ニューオリンズは、相変わらずだったみたいだけど。。
まあ、無事で何よりです。
引き続いてえらく行政の仕切りが悪いような・・・
昨年の新潟の地震のときのように
車中でのエコノミークラス症候群、
などというようなことがなければいいですね。
洪水のあとの感染症の流行も心配・・・