MY LIFE AS A DOG

ワイングラスの向こうに人生が見える

頭が

2006年08月14日 12時41分51秒 | ダイアリー

普段使っていない頭を最近フル稼働しているせいか、頭がパンクしそうです。

今日も一日中書き物をしておりました。
ブログだったらこんなにすらすら書けるのに、なぜ仕事絡みの書き物になるとそうはいかなくなるのでしょうか。

なんなのでしょうね。どうも自分の場合には、何か調べものをするんでも、重箱の隅みたいな部分が異常なくらいに気になり、延々と細部を追っかけてしまって仕事が滞ってしまうなんてことがことがよくあるのです。
これではいかん!と思うのですが、なぜかやめられない・・・。体が勝手にそうなってしまう・・・。果たしてこの性格なんとかならないものでしょうか・・・。

ちなみに、以前、マイクロソフト社の面接試験に関する本を読んでいたとき、気になることが書いてありました。細かな文面は覚えていませんが確かこんな感じでした。

もし、あなたがビルゲイツならどちらの社員を採用しますか?
1.仕事が非常に遅いが、出来上がったものの完成度が高い社員
2.仕事は非常に速いが、出来上がったものにはミスが多い社員

実は、この問いに対する答えは、その本の中には明確には記されていなかったのですが、文脈から察するに、ビルゲイツならばおそらく後者の人間を採るだろうという結論だったように思います。
現代人はスピードが命。細かなミスは、あとから訂正すればよい。たとえ最初の出来が悪くても、いち早く皆の目に触れるようにすることで、それをたたき台にしつつ議論を重ねれば必然的に完成度は高まってくるに違いない。というわけです。
なるほど、これぞまさに現代のネットワーク社会に合致した考え方かもしれません。

おわり。

蛇足。最近観た映画。

 監督黒澤明。おなじみの黒澤映画。スケールはでかい。。冒頭のイノシシ狩りのシーンはよかった。
Ran (Masterworks Edition)

愛のコリーダ 監督大島渚。アメリカ版だからもちろんノーカット。なんだかなー・・・という感じ。
In the Realm of the Senses

神曲 監督マノエル・デ・オリヴェイラ。精神病院で患者達が延々と繰り広げる無意味な会話。しかし観客はやがて、目の前の狂人たちが、実はキリストであり、ニーチェであり、ドストエフスキーであることに気付く。傑作。
神曲

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