特に話題もないのですが、一応更新します。
先週は、ずっと仕事しっぱなしでした。朝も昼も夜も。
というわけで好きな映画もほとんど観られず。
でも、土曜の夜に一本だけ鑑賞。その名も「Shock Corridor(邦題;ショック集団)」。
監督はサミュエル・フラー。1963年作品。
サミュエルフラーは1912年生まれのアメリカのB級映画監督。65年にゴダールの“気狂いピエロ”に実名で登場し、「映画とは戦場のようなものだ。愛、憎悪、アクション、暴力、死、一言で言えばエモーションだ」という名言を吐く。アメリカでは長らく評価されずにきたが、作家主義を標榜していたフランスのカイエ・デュ・シネマ誌に高く評価されたのをきっかけに母国アメリカでも評価が高まる。97年死去。
この映画の主人公の新聞記者は精神病院で起こった殺人事件の真相を究明するために、狂人を装って医師を欺き、まんまと入院に成功する。入院患者たちから情報を収集しつつ、ついに犯人を割り出すものの、最後には自分が発狂してしまうという怖ーいお話。病院内の永遠に続くかのような長い長い廊下が印象的。
ちなみに、ここ数日間のBGMはこれを聴いています。頭が疲れたときにはこういうのがいいみたい。
シューマン:子供の情景。ピアノ:マルタ・アルゲリッチ。
ちなみに、マルタ・アルゲリッチについてはこちら。
というわけで、相変わらずの手抜き更新。お許しを。
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