相変わらずなんやかんやと忙し日々が続き更新もおぼつかない今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
日本では選挙が近づき、マスコミも連日この話題でもちきりのことと想像いたします。
ということで、今日は手短に選挙の話題について書くことにします。
きくところによれば、民主党の再三にわたる党首討論の申し入れを自民党がかたくなに拒みつづけているとか。まあ、あの小泉さんなら壇上絶句は目に見えていますから、自民党としても、わざわざ支持を失う可能性のある党首討論は避けたいというのが本音かもしれません。しかしこの騒動で一番ナメられているのは民主党じゃなく実は日本国民だという意識が果たして有権者の中にどのぐらい存在しているかと考えると非常に心許ない気がします。
小泉さんが首相になる前、彼が何度かテレビ討論会に出演していたのを見たことありますが、この人の自前の答弁は本当に酷かった。ほとんどの話題に対して全くといっていいほどついて行けてなかったし、お得意の郵政民営化の議論ですら、他党から突っ込まれると一言も反論できず、馬鹿の一つ覚えのように「官から民へ」を繰り返すだけだったのを昨日のことのように思い出します。
先日、ウォールストリートジャーナルに「参議院で郵政民営化法案が否決されてしまったが心配には及ばない。法案の可決がほんの少し遅れるだけだ。我々(アメリカ)の手に数百億ドルが転がり込んでくるのはもう目の前だ」みたいなふざけた記事が載ったそうですが、そもそも日本に郵政民営化を強硬に迫っておきながら、アメリカ自体は郵便事業を民営化するつもりなどさらさらないのですから、これほど人を食った話はありません。ちょうど大店法がアメリカのごり押しで廃止され、国中の小売店が一斉にブッ潰れたときと同じようなことがこの先また起こりはしないかと心配になります。
それにしても、小泉さんにもっと手厳しくていいはずの反米保守の先生方、特に石原慎太郎氏あたりが、昨年のイラク派兵の時も含め一連の小泉政策に対して妙に歯切れが悪いのが気になります。(石原氏は郵政民営化に関しては「『基本的には』賛成」と発言したそうですが・・)息子の伸晃氏の手前、正面きって批判できないということもあるでしょうが、それにしても何か釈然としないものがあります。将来国政選挙に打って出ることを計算してのことなのでしょうか?あるいは同じポピュリスト仲間(?)として、今の小泉人気に水をさすのはマイナスと考えたのでしょうか?
いずれにせよ、現在、正々堂々と反小泉を主張している反米保守は小林よしのり氏ぐらいのものではないでしょうか。(もっとも彼は政治家じゃないですが。。)
昨年7月の選挙の直前にはジェンキンズさんと曽我ひとみさんの涙のご対面を演出したポピュリズム小泉政権ですが、果たして今度の選挙の直前には一体何をやらかすつもりなのでしょう?一説には、イラクサマワでの茶番劇が用意されているとかいないとか。。。
選挙戦もいよいよ大詰め。将来、日本がアメリカの51番目の州に成り下がるようなことがないよう切に希望します。
追記:宮台真司氏のHPに掲載された“民主党のとるべき道は何か”というインタビューの要約記事が、小泉政権の特徴と今回の選挙の争点ついて非常に分かりやすく解説してくれています。興味のある方は是非チェックしてみてください。
日本では選挙が近づき、マスコミも連日この話題でもちきりのことと想像いたします。
ということで、今日は手短に選挙の話題について書くことにします。
きくところによれば、民主党の再三にわたる党首討論の申し入れを自民党がかたくなに拒みつづけているとか。まあ、あの小泉さんなら壇上絶句は目に見えていますから、自民党としても、わざわざ支持を失う可能性のある党首討論は避けたいというのが本音かもしれません。しかしこの騒動で一番ナメられているのは民主党じゃなく実は日本国民だという意識が果たして有権者の中にどのぐらい存在しているかと考えると非常に心許ない気がします。
小泉さんが首相になる前、彼が何度かテレビ討論会に出演していたのを見たことありますが、この人の自前の答弁は本当に酷かった。ほとんどの話題に対して全くといっていいほどついて行けてなかったし、お得意の郵政民営化の議論ですら、他党から突っ込まれると一言も反論できず、馬鹿の一つ覚えのように「官から民へ」を繰り返すだけだったのを昨日のことのように思い出します。
先日、ウォールストリートジャーナルに「参議院で郵政民営化法案が否決されてしまったが心配には及ばない。法案の可決がほんの少し遅れるだけだ。我々(アメリカ)の手に数百億ドルが転がり込んでくるのはもう目の前だ」みたいなふざけた記事が載ったそうですが、そもそも日本に郵政民営化を強硬に迫っておきながら、アメリカ自体は郵便事業を民営化するつもりなどさらさらないのですから、これほど人を食った話はありません。ちょうど大店法がアメリカのごり押しで廃止され、国中の小売店が一斉にブッ潰れたときと同じようなことがこの先また起こりはしないかと心配になります。
それにしても、小泉さんにもっと手厳しくていいはずの反米保守の先生方、特に石原慎太郎氏あたりが、昨年のイラク派兵の時も含め一連の小泉政策に対して妙に歯切れが悪いのが気になります。(石原氏は郵政民営化に関しては「『基本的には』賛成」と発言したそうですが・・)息子の伸晃氏の手前、正面きって批判できないということもあるでしょうが、それにしても何か釈然としないものがあります。将来国政選挙に打って出ることを計算してのことなのでしょうか?あるいは同じポピュリスト仲間(?)として、今の小泉人気に水をさすのはマイナスと考えたのでしょうか?
いずれにせよ、現在、正々堂々と反小泉を主張している反米保守は小林よしのり氏ぐらいのものではないでしょうか。(もっとも彼は政治家じゃないですが。。)
昨年7月の選挙の直前にはジェンキンズさんと曽我ひとみさんの涙のご対面を演出したポピュリズム小泉政権ですが、果たして今度の選挙の直前には一体何をやらかすつもりなのでしょう?一説には、イラクサマワでの茶番劇が用意されているとかいないとか。。。
選挙戦もいよいよ大詰め。将来、日本がアメリカの51番目の州に成り下がるようなことがないよう切に希望します。
追記:宮台真司氏のHPに掲載された“民主党のとるべき道は何か”というインタビューの要約記事が、小泉政権の特徴と今回の選挙の争点ついて非常に分かりやすく解説してくれています。興味のある方は是非チェックしてみてください。
>>ところで、豪州には行くのでしょうか??
いくつもりだよ。
みたい。。
ところで、豪州には行くのでしょうか??
ちなみに、どこぞの西村さんか知りませんが、あほな突っ込みはさっさとお止めなったほうがいい。
あなたがどんな妄想に取り付かれてようが、私の知ったこっちゃないが、不快な書き込みを続けられるようなら容赦なく削除するのでそのつもりで・・
こっちとしては、不愉快な書き込みのために、1バイトだってメモリーを使うのは惜しいのだが、涙を飲んでお望みの写真をアップしてあげますから有難く思ってください。
弟さん、ご聡明な方ですこと!ご同居なさっているのですか?
そんな事よりも、ヒューストン、大変な事になっているんじゃあ御座いませんの?避難者が何千と来ているって、こちらでも報道ざますよ。
お医者様としてご活躍の様子、是非、お写真か動画で、拝見したいものです。gooは、テラバイトですって?
まあ、男が二人以上集まると政治の話になっちゃうのは、どこへ行っても同じなわけでして・・・
で、こうやって政治談義に熱中するアホな男性どもを「あんたたちもういい加減にしたら?」と冷めた目で見守るのが世の東西を問わず女性の姿のようです。
なんて、妙におっさん臭い言い方でしたかね(笑)。
ウチなんてせいぜいこっちのパフェとそっちのパフェはどっちが美味しいか・・・が関の山・・・くすん・・・
私も届出していないので、選挙については何もいえないし、誰が選ばれても文句も言えないんですけど、
でも、気になりますよ・・・ね。
>>自民党郵政民営化法案への評価はまだ定まっておりません
おっしゃる通り、どう考えていいのか非常に難しいところだと私も思います。(そもそも、私も不勉強で正直どっちの言い分が正しいのか判断できません。。)
ただ、荒井氏が言うように、今回の小泉案はやや正当性に欠けるなーという気は確かにします。また、日本の金融界の足腰が未だ弱っているこの現状において、この政策を無理に推し進めることはアメリカにみすみす日本の富を献上するようなものだ、という金子勝氏らの懸念も“然もありなん”という感じがします。
まあ、とはいえこればっかりは実際やってみないと分からないわけで、もしそれで上手くいったら「私が悪うございました」という他ないわけで。。。
結局、最終的には自分の感覚を信じるほかないのかもしれません。
ご無沙汰してます。
ご心配いただいて有難うございます。
大丈夫です。大変ですけど何とかやってます。
日本にいるときはあまり頭をつかった生活をしてこなかったので、頭脳労働の大変さを今更ながら実感させられている今日この頃です。時々、脳みそが安物のコンピュータみたいにフリーズします。新しいメモリでも買い足したい気分です。。
ちなみに、こんなえらそうなことを言ってますが僕は在外投票の手続きをしていないので、今回も投票はできません。なので、選挙の件に関してはもうそろそろ黙ろうかと思っています(笑)。
それと老婆心ながら付け加えますと、ダイアンさんの前にコメントをくれたDAZ君は私のかわいい弟です。僕がずいぶん偉そうな態度をとってるのでひょっとしてびっくりされた人もいるかもしれませんが、単に兄ちゃん風を吹かせているだけですのでどうぞお気遣いなく(笑)。
今回の選挙は始めてのブログ選挙と呼ばれ、ネット世論を各政党が重視しています。ただ、ネット世論を形成するのは投票率の低い20~40代の無党派層が主ですから、投票行動が伴わなければ、選挙への影響は小さいと思われます。従って立候補者や政党のネットでの言動はどこまでが公職選挙法で許されるかといったことにも今まで以上に悩まされることになりそうです。
郵政民営化に関する議論ですが、私の不勉強かもしれませんが、余り現状の問題点が具体的になっていないように思えます。自民党の主張は「郵政民営化に賛成か反対かの選挙」で「自民党が提示した郵政民営化法案に賛成=改革派、反対=守旧派」という色分けをしようとしているように思えます。自民党の郵政民営化法案が現状の問題をどのように解決しようとするのかがよく見えてきません。
個人的には郵便や年金などの公共サービスが、より効率的に運営され、国民の負担がより軽くなるシステムを構築するのが目標であり、あくまでも民営化はその手段の一つであると考えています(マル激トークの荒井議員の説明にはなるほどと思わされる部分がありました)。「官」の自浄作用には期待できないから「民営化」という荒療治しか手段がないということなのかもしれませんが、もちろん民営化のやり方は一つではないと思います。
ということでまだ、自民党郵政民営化法案への評価はまだ定まっておりません。
人に対して投票できない感が大きいんですけど・・・
熱意はあるんだろうけど、
態度はどうなんだろうと思うんですよね・・・
なんか勘違いしてませんか?って・・・
お仕事忙しいの?
無理しないで、栄養とって頑張って!!
いえいえ、コメント大歓迎ですよ。
ありがとうございます。
ところで、DAZ君の言うことは至極もっともな議論だと思います。
閉塞状態の日本。『何でもいいから変えてくれ!』というのは日本国民の率直な心境でしょう。
分かります。それについては異論はありません。
それに、『小泉さんは破壊者としてだけでも十分に価値があるんだ!』といわれれば、確かにそのような評価もあるでしょう。そういう意味ではなかなか悩ましい存在だと思います。いいところも結構あるから。。
ただ、僕は政権交代を希望しているので単純に小泉さんに勝ってもらっちゃ困るというのがまずあります(笑)。
そして、じゃ、なぜ小泉さんを支持しないのかといいますと、理由は大きく3つあります。
1.20年遅れのネオリベ政策に対しての強い危機感
2.対米追従一辺倒路線とアメリカ的資本原理主義政策を推し進めることに対する懸念
3.対アジア政策の失敗にたいする不満
それぞれの項目について細かい話をすると長くなるのでここでは詳しくは書きません。とにかく、自分なりに日本の将来のグランドデザインを考えた時(偉そうで申し訳ないが・・)、少なくともこの3つの点から彼を支持出来ないということです。
そりゃ、民主党が政権とったからってどうなるかは分かりませんが、少なくとも今の民主党のほうが個人的には好感が持てます。(民主党がダメだったら次に誰に乗り換えるかはまだ考えてません)
小泉さんの熱意は買いますよ。彼はすごいです。尊敬します。でも・・・一票入れる気にはならない。
ところで、僕も昔モーニング読んでたから時々『沈黙の艦隊』は読んでたけど、アメリカでアジア系の大統領が誕生するなんて・・随分ナイーブな話だねー。まあ、威勢のいい話だしあれはあれでカッコいいからいいんだけど。。。(機会があればちゃんと読んでみたいと思います)
じゃあ、ついでに僕のほうも一冊挙げときます。
特に、上記の理由2に対する一つの解説にもなるかもしれません。もう随分前の本で、すでに古典となりつつありますが、スーザン・ジョージという人の『なぜ世界の半分が飢えるのか』という本です。ちょっと堅い本ですが有名な本です。勉強になります。
さて、小泉ですが、確かに頭はあんまり良くないでしょう。おっしゃるとおりと思います。しかしながら、彼の功績は、なんといっても「何かやった」という点であると思う。やるやるといいながら、何にも変わっていないという評価も確かにあるが、なんやかんや動きがあるのもまた事実と思う。
能力のなさをブレーンによって補うのも大事なリーダーの素質だと思う。竹中平蔵や猪瀬直樹(字あってるかな?)がいいかどうかは別として(考え方によって、評論家の意見もまちまちで、一市民が間違いのない評価を下すのは難しい)彼らが入ることにより、変化に対する様々な意見が一応飛び交い、党同士はもちろんのこと自民党内でも対立軸を生み出したのは、僕はいいことだと思う。
もちろん、財政再建といいながら雪だるま式にどんどんふくらむ借金に関しては、良くないが・・・
辻調理専門学校は、今や日本では知らない人がいないくらい大きな料理学校である。現校長は3代目?位だと記憶している。大きくしたのは2代目で、現校長のお父さんである。では、彼は一流の料理人だったか?というと答えはNONである。彼は料理の才能は全くなかったらしい。でも、学校を継がなければいけない。どうしようか考えたとき彼が導き出した答えは、「最高の舌を持とう」と考えたらしい。それ以降彼はフランスの名だたるレストランで昼夜も食べ歩いたらしい。そして、フランス料理界では彼の名を知らない人はいないくらいになった。そして、作れなくともいいか悪いかを判断できる事によって、辻調理専門学校は大きくなりました。
さて、小泉さんがここまで、ストイックかというと全く違うと思いますが、そういう資質も持てるように自分も頑張らなきゃと思います。
さて、話がずれましたが、なんか今までの状況が無茶苦茶にしたというのが、小泉政権の一番の成果はそこなのではないでしょうか??僕的には、もうちょこっとやって、本当に壊れた段階で、救世主のような政治家がやりやすい状況を作って欲しいという感じです。
相変わらず、ハチャメチャな文章でした。
ちなみに、こうはいうけど、自民党に入れるとは限らないです。多分、入れないです。思うことと将来への憂いは全く別ということで・・・
PS 漫画好きな僕としては沈黙の艦隊の中で、日本を51番目の州にするっていうくだりがあります。そこで、日本の政治家が、「したければすればいい!!ただし、数年後か数十年後には必ず、日本人から大統領が誕生するぞ!!」といいます。沈黙の艦隊はおもしろいので、暇があれば読んでみてください。