MY LIFE AS A DOG

ワイングラスの向こうに人生が見える

患者よ、がんと闘うな

2014年01月05日 21時54分27秒 | 読書
医学界の異端児、近藤誠氏の“患者よ、がんと闘うな”と“医者に殺されない47の心得”を読む。

最近、ある方から“健康維持のためのアドバイス”を求められたので、
「定期的にがん検診を受けることでしょうか」とお話させていただいたのだが、
その方はにやりと笑って、
「私は近藤誠さんの熱烈な読者でしてね、そもそもがん検診には意味がないと思っていますので、受けるつもりはないのです」とおっしゃった。

このような方は最近特に多くなってきているように思う。
察するに、巷ではちょっとした近藤誠ブームが起きているようである。

それを裏付けるように“医者に殺されない47の心得”の帯には「100万部突破!」と書かれているし、さらに最近、氏は、文芸・映画など様々な文化分野において業績をあげた個人や団体に贈られる、菊池寛賞なる賞も受賞しているというではないか。

きくところによると、近藤氏は、「癌は治療するな。癌は放置せよ。」という独自の理論を提唱しているという。
この理論は、まさに現代医学の常識を真っ向から否定するものであり、現代医学の申し子のような私にとっては、にわかには受け入れがたいものである。

しかし、なぜ近藤氏の本はこれほどまでに読まれ、一般の人々から支持されているのだろうか?近藤理論にはそれなりの裏付けがあるのだろうか?そして、そもそも近藤氏の主張はどういうものなのだろうか?

それを知るためには、何をおいてもまず近藤氏の著作を実際に読んでみなければならない。彼の著作を読まずして、近藤誠信者と話しをすることは出来ない。

ということで、とりあえず近藤誠の名を世に知らしめた“患者よ、がんと闘うな”と、最近やたらと売れているという“医者に殺されない47の心得”の2冊を手に取ってみた次第である。

果たして、、、。

まず、ざっと目を通してみた印象として、

結論にはかなり飛躍があるように感じるが、論じている内容は結構鋭いところを突いていると感じた。

ということで、書き始めたばかりで申し訳ありませんが、

個々の具体的な内容については、長くなりそうなので、次回以降に書くことにします。

あしからず。
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