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2021年振り返り。

2022-01-20 13:24:58 | 君がいない窓に響く空しい「ひとりごと」
 去年(2020年度)に引き続き、2021年も読んだ本を書きとめていたので、ご紹介しようと思います。

 読むのが遅いとはいえ、10冊ほどあり長くなると思うので、お時間あるときに読んで下さい。


 <2021年に読んだ小説やエッセイ>


 『町長選挙』(奥田英朗さん)(文春文庫)
 2020年に読んだ本の中にも奥田英朗さんの『空中ブランコ』を書いたのですが、
 「精神科医・伊良部一郎シリーズ」の3冊目です。
 
 昔、フジテレビの『ノイタミナ』枠でやっていたのをたまたま見て、
 (主人公の伊良部の声は三ツ矢雄二さんでした♪)気になっていて、
 息子を妊娠中に1冊目の『イン・ザ・プール』をブックオフで見つけて、病院の待合室で読んだりしてました。

 そして2冊目の『空中ブランコ』を2020年に、年末に3冊目の『町長選挙』を買って、年を越してから読んだんじゃないかな?
 
 自分の誕生日

 (友達から「大好き」とバースデーカードを貰って)
「ぐふふ~」
と変な声あげちゃったり、
(今「精神科医 伊良部一郎シリーズ」を読んでいるので、ついそういう声が…)


 と書いたので、ちょうどそのくらいだと思います。

 “三部作”だから、これで終わっちゃうのか…と思うと残念です。(もっと読みたいなぁ~)


 『12歳の文学 小学生作家たち』(小学館文庫)
 図書館で見つけて借りて、ちょっとだけ読みました。(3編のみ)
 小学生作家さんなので、お名前などは割愛。


 『君の膵臓をたべたい』(住野よるさん)(双葉社)
 私は映画もアニメも見ていないのですが、映画を見たカルちゃん(姉)が、
 
 「図書委員だった、めづちゃんに!」
 と本をくれて…ずっと持っていたのを読みました。

 小説では、そんなに図書委員が重要なポイントに感じなかったのですが、
 ウィキペディア読んだら、映画は「未来の僕(主人公)からの振り返った過去」なんですね。
 (っていうかウィキさん、小説の結末書いちゃダメだよ…。)

 全くの予備知識なしで読んで、あの展開はガーンと来ました。

 息子に話そうかと思ったら、
 「いつか読むかもしれないから、ネタバレしないで!」
 と言われたので、言わないことにします。

 余談ですが、本文ではずっと「食べたい」なのに、
 タイトルは「たべたい」と平仮名なのは、なにか理由があるんでしょうか???


 『社会人大学人見知り学部卒業見込』(若林正恭さん)(KADOKAWA)
 言わずと知れた、オードリー若林さんのエッセーです。
 図書館で見つけて借りました。

 『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』(若林正恭さん)(KADOKAWA)
 この本が出たとき(2017年)本屋さんで最初の章(キューバに行くために大使館を訪れる内容)
 だけ読んで気になっていたのですが、
 図書館で見つけて借りることに。

 『社会人大学~』が2013年発売で、そのときに
 「一泊二日で箱根に行く時でさえ、仕事のことが気になって落ち着かない」
 というような書き方をしていた若林さんが、よくキューバに行ったなぁ~。
 とノンキに読んでいたのですが、
 26章+あとがきでガラリと印象がかわりました。
 (本当の「旅の目的」が急にあらわれる!)

 一昨年、書き下ろしを追加した文庫版が出版されているのですが、
 読むときっと泣いてしまうので、もぅ少ししてから読んでみたいと思います。
 
 文庫版が出たときの若林さんのインタビュー


 『クロノス・ジョウンターの伝説∞インフィニティ』(梶尾真治さん)(ソノラマノベルス)
 この本を読もうと思ったきっかけは、声優の下野紘さん!

 ウチの息子は、声優さん好きなのですが、私はそんなに気にして観ていないんですけど、
 『鬼滅の刃』の善逸で下野さんを知り…(と言いつつ「カナヲちゃん推し」なんですが)
 下野さんが実写映画に出ているらしいと知り、
 (調べたときには「初めて声優としてではなく出た映画」って書いてあったんだけど、今文献が見当たりません。)

 ネットで検索をしたら、主人公が下野さん。
 ヒロインが井桁弘恵さん(息子の大好きな「仮面ライダーバルキリー」)と知り、
 映画が見たくなったのですが、その前に原作を読もうと、これまた図書館で探し…。
 (他の図書館所蔵だったので、取り寄せて)

 でも、
 (23文字×17行)×2段が1ページで、420ページ。
 開始が8ページ、6つの物語なので、実質400ページくらい!
 と読みごたえがあって、返却期限を延長して1か月くらい借りてました。

 読んでいる途中にダンナさまに
 「今借りてる本なの~」
 と話したら、なんと文庫(1999年版)で持っていると言われ!?
 (私のは6つのお話でしたが、ダンナさまのは3つだけだから、まぁいいか…)

 今、調べたら私が読んだのが2008年版で、さらに2015年に加筆修正+年表を掲載したものが出ていると知り、
 また読んでみたくなりました!

 
 『物語を忘れた外国語』(黒田龍之助さん)(新潮文庫)
 
 
 いつも行く本屋さんで、面陳列(棚に表紙を見せて陳列)してあって、心惹かれ、
 夏ごろだったので、てっきり「新潮100冊」なのかとその日は冊子を貰って帰ったら、
 実は新刊だった(冊子に載ってなかった)ので、次に行ったとき買いました!

 一言でいえば「難しくない言語(学)の本」。
 でも、すごく面白い!!
 
 著者紹介の欄に
 『外国語の面白さ、それを学ぶ楽しさを語らせたら並ぶものがないと言われる』
 という紹介文があって、本当にそうだなぁ~!と思いました。
  
 沢山本を出されているようなので、機会があればまた読ませて戴きたい方です。
 
 写真は、本文中にH・A・レイの『星座を見つけよう』の話題が出てきて、
 「H・A・レイって『ひとまねこざる』の作者の方だ!」
 と嬉しくなり図書館で借りてきて、一緒にパチリ

 結局読む時間がないまま返却してしまったのですが、その後ブックオフで見つけて、買いました♪
 
 
 まだ全部を書ききれていませんが、長くなってしまったので、一旦更新することにします。
 
 以下、去年の1月に書いた『2020年に読んだ小説』

2020年振り返り。
 大晦日、明けて元日と、日付的には2日(正確には一晩で2回書いてるんだけど…)更新しているので、 今日も書いてみます。  去年の春まで、憧れだった職業「学校司書」をやっていた......

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