去年(2020年度)に引き続き、2021年も読んだ本を書きとめていたので、ご紹介しようと思います。
読むのが遅いとはいえ、10冊ほどあり長くなると思うので、お時間あるときに読んで下さい。
<2021年に読んだ小説やエッセイ>
『町長選挙』(奥田英朗さん)(文春文庫)
2020年に読んだ本の中にも奥田英朗さんの『空中ブランコ』を書いたのですが、
「精神科医・伊良部一郎シリーズ」の3冊目です。
昔、フジテレビの『ノイタミナ』枠でやっていたのをたまたま見て、
(主人公の伊良部の声は三ツ矢雄二さんでした♪)気になっていて、
息子を妊娠中に1冊目の『イン・ザ・プール』をブックオフで見つけて、病院の待合室で読んだりしてました。
そして2冊目の『空中ブランコ』を2020年に、年末に3冊目の『町長選挙』を買って、年を越してから読んだんじゃないかな?
自分の誕生日に
(友達から「大好き」とバースデーカードを貰って)
「ぐふふ~」
と変な声あげちゃったり、
(今「精神科医 伊良部一郎シリーズ」を読んでいるので、ついそういう声が…)
と書いたので、ちょうどそのくらいだと思います。
“三部作”だから、これで終わっちゃうのか…と思うと残念です。(もっと読みたいなぁ~)
『12歳の文学 小学生作家たち』(小学館文庫)
図書館で見つけて借りて、ちょっとだけ読みました。(3編のみ)
小学生作家さんなので、お名前などは割愛。
『君の膵臓をたべたい』(住野よるさん)(双葉社)
私は映画もアニメも見ていないのですが、映画を見たカルちゃん(姉)が、
「図書委員だった、めづちゃんに!」
と本をくれて…ずっと持っていたのを読みました。
小説では、そんなに図書委員が重要なポイントに感じなかったのですが、
ウィキペディア読んだら、映画は「未来の僕(主人公)からの振り返った過去」なんですね。
(っていうかウィキさん、小説の結末書いちゃダメだよ…。)
全くの予備知識なしで読んで、あの展開はガーンと来ました。
息子に話そうかと思ったら、
「いつか読むかもしれないから、ネタバレしないで!」
と言われたので、言わないことにします。
余談ですが、本文ではずっと「食べたい」なのに、
タイトルは「たべたい」と平仮名なのは、なにか理由があるんでしょうか???
『社会人大学人見知り学部卒業見込』(若林正恭さん)(KADOKAWA)
言わずと知れた、オードリー若林さんのエッセーです。
図書館で見つけて借りました。
『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』(若林正恭さん)(KADOKAWA)
この本が出たとき(2017年)本屋さんで最初の章(キューバに行くために大使館を訪れる内容)
だけ読んで気になっていたのですが、
図書館で見つけて借りることに。
『社会人大学~』が2013年発売で、そのときに
「一泊二日で箱根に行く時でさえ、仕事のことが気になって落ち着かない」
というような書き方をしていた若林さんが、よくキューバに行ったなぁ~。
とノンキに読んでいたのですが、
26章+あとがきでガラリと印象がかわりました。
(本当の「旅の目的」が急にあらわれる!)
一昨年、書き下ろしを追加した文庫版が出版されているのですが、
読むときっと泣いてしまうので、もぅ少ししてから読んでみたいと思います。
文庫版が出たときの若林さんのインタビュー
『クロノス・ジョウンターの伝説∞インフィニティ』(梶尾真治さん)(ソノラマノベルス)
この本を読もうと思ったきっかけは、声優の下野紘さん!
ウチの息子は、声優さん好きなのですが、私はそんなに気にして観ていないんですけど、
『鬼滅の刃』の善逸で下野さんを知り…(と言いつつ「カナヲちゃん推し」なんですが)
下野さんが実写映画に出ているらしいと知り、
(調べたときには「初めて声優としてではなく出た映画」って書いてあったんだけど、今文献が見当たりません。)
ネットで検索をしたら、主人公が下野さん。
ヒロインが井桁弘恵さん(息子の大好きな「仮面ライダーバルキリー」)と知り、
映画が見たくなったのですが、その前に原作を読もうと、これまた図書館で探し…。
(他の図書館所蔵だったので、取り寄せて)
でも、
(23文字×17行)×2段が1ページで、420ページ。
開始が8ページ、6つの物語なので、実質400ページくらい!
と読みごたえがあって、返却期限を延長して1か月くらい借りてました。
読んでいる途中にダンナさまに
「今借りてる本なの~」
と話したら、なんと文庫(1999年版)で持っていると言われ!?
(私のは6つのお話でしたが、ダンナさまのは3つだけだから、まぁいいか…)
今、調べたら私が読んだのが2008年版で、さらに2015年に加筆修正+年表を掲載したものが出ていると知り、
また読んでみたくなりました!
『物語を忘れた外国語』(黒田龍之助さん)(新潮文庫)
いつも行く本屋さんで、面陳列(棚に表紙を見せて陳列)してあって、心惹かれ、
夏ごろだったので、てっきり「新潮100冊」なのかとその日は冊子を貰って帰ったら、
実は新刊だった(冊子に載ってなかった)ので、次に行ったとき買いました!
一言でいえば「難しくない言語(学)の本」。
でも、すごく面白い!!
著者紹介の欄に
『外国語の面白さ、それを学ぶ楽しさを語らせたら並ぶものがないと言われる』
という紹介文があって、本当にそうだなぁ~!と思いました。
沢山本を出されているようなので、機会があればまた読ませて戴きたい方です。
写真は、本文中にH・A・レイの『星座を見つけよう』の話題が出てきて、
「H・A・レイって『ひとまねこざる』の作者の方だ!」
と嬉しくなり図書館で借りてきて、一緒にパチリ
結局読む時間がないまま返却してしまったのですが、その後ブックオフで見つけて、買いました♪
まだ全部を書ききれていませんが、長くなってしまったので、一旦更新することにします。
以下、去年の1月に書いた『2020年に読んだ小説』
読むのが遅いとはいえ、10冊ほどあり長くなると思うので、お時間あるときに読んで下さい。
<2021年に読んだ小説やエッセイ>
『町長選挙』(奥田英朗さん)(文春文庫)
2020年に読んだ本の中にも奥田英朗さんの『空中ブランコ』を書いたのですが、
「精神科医・伊良部一郎シリーズ」の3冊目です。
昔、フジテレビの『ノイタミナ』枠でやっていたのをたまたま見て、
(主人公の伊良部の声は三ツ矢雄二さんでした♪)気になっていて、
息子を妊娠中に1冊目の『イン・ザ・プール』をブックオフで見つけて、病院の待合室で読んだりしてました。
そして2冊目の『空中ブランコ』を2020年に、年末に3冊目の『町長選挙』を買って、年を越してから読んだんじゃないかな?
自分の誕生日に
(友達から「大好き」とバースデーカードを貰って)
「ぐふふ~」
と変な声あげちゃったり、
(今「精神科医 伊良部一郎シリーズ」を読んでいるので、ついそういう声が…)
と書いたので、ちょうどそのくらいだと思います。
“三部作”だから、これで終わっちゃうのか…と思うと残念です。(もっと読みたいなぁ~)
『12歳の文学 小学生作家たち』(小学館文庫)
図書館で見つけて借りて、ちょっとだけ読みました。(3編のみ)
小学生作家さんなので、お名前などは割愛。
『君の膵臓をたべたい』(住野よるさん)(双葉社)
私は映画もアニメも見ていないのですが、映画を見たカルちゃん(姉)が、
「図書委員だった、めづちゃんに!」
と本をくれて…ずっと持っていたのを読みました。
小説では、そんなに図書委員が重要なポイントに感じなかったのですが、
ウィキペディア読んだら、映画は「未来の僕(主人公)からの振り返った過去」なんですね。
(っていうかウィキさん、小説の結末書いちゃダメだよ…。)
全くの予備知識なしで読んで、あの展開はガーンと来ました。
息子に話そうかと思ったら、
「いつか読むかもしれないから、ネタバレしないで!」
と言われたので、言わないことにします。
余談ですが、本文ではずっと「食べたい」なのに、
タイトルは「たべたい」と平仮名なのは、なにか理由があるんでしょうか???
『社会人大学人見知り学部卒業見込』(若林正恭さん)(KADOKAWA)
言わずと知れた、オードリー若林さんのエッセーです。
図書館で見つけて借りました。
『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』(若林正恭さん)(KADOKAWA)
この本が出たとき(2017年)本屋さんで最初の章(キューバに行くために大使館を訪れる内容)
だけ読んで気になっていたのですが、
図書館で見つけて借りることに。
『社会人大学~』が2013年発売で、そのときに
「一泊二日で箱根に行く時でさえ、仕事のことが気になって落ち着かない」
というような書き方をしていた若林さんが、よくキューバに行ったなぁ~。
とノンキに読んでいたのですが、
26章+あとがきでガラリと印象がかわりました。
(本当の「旅の目的」が急にあらわれる!)
一昨年、書き下ろしを追加した文庫版が出版されているのですが、
読むときっと泣いてしまうので、もぅ少ししてから読んでみたいと思います。
文庫版が出たときの若林さんのインタビュー
『クロノス・ジョウンターの伝説∞インフィニティ』(梶尾真治さん)(ソノラマノベルス)
この本を読もうと思ったきっかけは、声優の下野紘さん!
ウチの息子は、声優さん好きなのですが、私はそんなに気にして観ていないんですけど、
『鬼滅の刃』の善逸で下野さんを知り…(と言いつつ「カナヲちゃん推し」なんですが)
下野さんが実写映画に出ているらしいと知り、
(調べたときには「初めて声優としてではなく出た映画」って書いてあったんだけど、今文献が見当たりません。)
ネットで検索をしたら、主人公が下野さん。
ヒロインが井桁弘恵さん(息子の大好きな「仮面ライダーバルキリー」)と知り、
映画が見たくなったのですが、その前に原作を読もうと、これまた図書館で探し…。
(他の図書館所蔵だったので、取り寄せて)
でも、
(23文字×17行)×2段が1ページで、420ページ。
開始が8ページ、6つの物語なので、実質400ページくらい!
と読みごたえがあって、返却期限を延長して1か月くらい借りてました。
読んでいる途中にダンナさまに
「今借りてる本なの~」
と話したら、なんと文庫(1999年版)で持っていると言われ!?
(私のは6つのお話でしたが、ダンナさまのは3つだけだから、まぁいいか…)
今、調べたら私が読んだのが2008年版で、さらに2015年に加筆修正+年表を掲載したものが出ていると知り、
また読んでみたくなりました!
『物語を忘れた外国語』(黒田龍之助さん)(新潮文庫)
いつも行く本屋さんで、面陳列(棚に表紙を見せて陳列)してあって、心惹かれ、
夏ごろだったので、てっきり「新潮100冊」なのかとその日は冊子を貰って帰ったら、
実は新刊だった(冊子に載ってなかった)ので、次に行ったとき買いました!
一言でいえば「難しくない言語(学)の本」。
でも、すごく面白い!!
著者紹介の欄に
『外国語の面白さ、それを学ぶ楽しさを語らせたら並ぶものがないと言われる』
という紹介文があって、本当にそうだなぁ~!と思いました。
沢山本を出されているようなので、機会があればまた読ませて戴きたい方です。
写真は、本文中にH・A・レイの『星座を見つけよう』の話題が出てきて、
「H・A・レイって『ひとまねこざる』の作者の方だ!」
と嬉しくなり図書館で借りてきて、一緒にパチリ
結局読む時間がないまま返却してしまったのですが、その後ブックオフで見つけて、買いました♪
まだ全部を書ききれていませんが、長くなってしまったので、一旦更新することにします。
以下、去年の1月に書いた『2020年に読んだ小説』
2020年振り返り。大晦日、明けて元日と、日付的には2日(正確には一晩で2回書いてるんだけど…)更新しているので、 今日も書いてみます。 去年の春まで、憧れだった職業「学校司書」をやっていた......